行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第39節  栃木SC戦

2014-11-01 10:02:33 | カターレ富山
今季ラスト4試合で4連勝―――ほかに讃岐が4連敗しなければならないという条件もありますが、カターレ富山が生き残りをかけてやらねばならないのは、それだけです。
ひとつでも勝てなければ、すべてが終わり。
ここまでたったの4勝のクラブが、同じだけ勝たねばならない。しかも連勝で。いままで3連勝までしかしたことのないクラブが。
もし4連勝出来たとしても、その間に讃岐がひとつでも勝ち点を積み上げたら即終了。讃岐とて、まだ自動残留の可能性が残されている以上、必死に勝ちにいくことは必定。また、たとえ20位になれなかったとしても、単に自動降格を避けたいというだけならば、死にものぐるいで守りきってスコアレスドローにでも持ち込めばそれで事足ります。4連敗さえしなければいいのであって、4連勝のそれとくらべては格段にハードルが低い。よしんば4連敗してしまったとしても。富山が勝手に自滅する可能性が高い以上、気にする必要など無い、といったところでしょうか。

そして迎える、今節のホームゲーム。栃木SCを迎え、勝つしかない戦いに臨みます。
できるかどうか、じゃない。やるしかないんだ。
勝つしかないなら、それを成し遂げるのみ。まずは、4連勝につながる初戦を勝たねばなりません。勝利以外の結果では、即終了なのだから。
14時開始の今節。最悪のシナリオとして、13時開始の讃岐戦の結果がハーフタイムに出ることによって、試合終了を待たずして降格が決定、たとえ勝っても残留へは何の意味もなくなる、という可能性もあります。
けれど。
なによりも避けねばならないのが、プレッシャーに押しつぶされて力を十全に発揮できなくなってしまうこと。勝つことが義務づけられている対戦にあって、100%、あるいはそれ以上の力を出し切らねばならないのに、それが出来ないなどは論外です。
もちろん、簡単なことではない―――いや、難しいどころじゃない、困難極まるミッションではありましょう。
ですが、それでもやらねばならないのです。
勝たねば、道は続きません。
今季ホームゲームは、今節と最終戦の2試合のみ。最終戦セレモニーなどを考慮に入れると、いつもどおりのかたちで勝って試合後にホームのファン・サポーターと喜びを分かち合う機会は、今シーズンこれが最後。
いつもどおり、か。
6月28日以来、実に4ヶ月以上もホームで勝利を挙げられていません。
宮吉ら途中加入選手たちは、いまだ、カターレ富山流のホームゲーム祝勝ムードというものを知りません。
ならばこそ。
ここで勝たずしてなんとするか。せっかく縁あってカターレ富山というクラブに集った仲間。応援するファン・サポーターは、勝利を観に来ているのです。負けること、勝てないことがいつも通りなど・・・断じて、これで良いわけがないのです。だったら、勝利を祝せずしてどうするか!
一戦必勝―――言葉の重みを感じます。しかし、それでも、やり遂げねばならないのだから。

栃木との前回対戦は第21節。前半戦最後の試合でした。
久しぶりに勝利を挙げたホーム長崎戦のあとを受け、連勝を狙った試合でしたが、1-2で敗戦。
廣瀬 浩二に41分、近藤 祐介に53分と、それぞれ栃木の顔と言える選手によって失点。しかも前半終了間際、後半開始直後という、今季の課題であった嫌な時間帯で失点してしまう悪癖をまた露呈してしまうかたちで。ウチケンの移籍後初ゴールで一矢報いたものの、結果は覆せませんでした。連勝から浮上のきっかけとすることができず、またしてもリーグ戦連続勝ち無しへと陥ってしまうこととなってしまったのでした。
上記ふたりに加え、今節の対戦でもここまで8得点のFW大久保 哲哉にも警戒しなければならないでしょう。前節の福岡戦はオウンゴールで先制される嫌な展開ながら、彼の得点によって同点としています。前所属の横浜FC時代からもやられてきた相手だけに、しっかりと押さえ込まねば。

カターレで期待したいのは宮吉。
前節の松本戦は強風を意識しながらの対戦となりましたが、後方からのロングボールをしっかり受ける処理の上手さなど、随所にセンスを発揮。後半まで献身的に走り回る姿など、本当に敬服させられました。
今や、攻撃陣の中核として無くてはならない選手。ここまで挙げた2ゴールはいずれもホームゲームでのものでしたが、だったら3ゴール目もホームで挙げてくれ!と。
そして、3度目の正直。今度こそ挙げたゴールが勝利に結びつき、その立役者としてヒーローになってほしい。そう、切に願います。
途中加入選手たちの中にあっても、一際ファン・サポーターの期待の大きい選手。そんな彼の活躍によって、ホームの期待を具現化し、4連勝の口火を切ってほしいです。

途中加入と言えば。
栃木には、今季途中で移籍していった西川が在籍しています。期限付き移籍の契約上、今節の試合には出場できませんが、それでも。彼からもたらされた情報によって、他クラブのそれにも増して富山対策にも力が入っていることでしょう。
それでなくとも、2009年に同期としてJ2に昇格して以降、ホーム栃木戦は全敗中。相性が悪いなんてもんじゃありません。ほかにもホーム戦未勝利のクラブはありますが、5戦全敗なんてのは栃木だけ。
ですが。
どうせ、絶対に勝たねばならない試合なのだから、これまでがどうかは関係ないのであって。
どうしても気になるというのならば、その全敗はすべて元監督である松田 浩氏の率いた栃木との対戦でのもの。現在の阪倉監督にホームで負けたわけではない、と。それくらいに考えておけばいい。
不可能を可能にしなければ、これまで成し遂げられたことのない4連勝ができないのならば。だったら、これまで全敗のホーム栃木戦を勝つことなんて、当然やるべきことであって。
むしろ、ピンチはチャンス。
そうやって1つ難題を乗り越えられたならば、必ずや4連勝へ向けて良い流れというものができるはず。
だったら、やるしかない。
やらねばならない理由しかみつからない。

残り4戦、厳しいどころではない状況だけれども。
だからこそ、勝つ!!
今節で終了になどさせない!させてたまるか!
勝って、未来をつなげる!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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