1-2で敗戦。
全21試合中で16敗目。ワースト記録タイの14連敗から終盤は立て直したかに見えましたが、それでも。今季の不振を象徴するようなアウェイ戦の勝負弱さは、最後の最後まで改善されなかった格好です。
今季を象徴する勝負弱さ、といえば。
なかなか前半のうちから得点することができず、0-0折り返しもポジティブにはあまり考えられないような展開であったとか。
せっかく先制点を挙げても、それが失点の前振りにしかなっていないとか。
今節においては森本とケンペスという、千葉にとってのエース格に失点。相手が期待する選手によって、期待に応えられてしまうかたちで失点するとか。
そして・・・失点し追いつかれ、逆転されてしまったが最後。もうまる3年にもなりますが、今季もまた1度も逆転勝ちがないだとか。
様々な意味で、悪い方向に、実にカターレらしい試合であったなと。
もちろん、頑張っているのはわかります。逆転を諦めているわけではなく、できないだけというのもわかります。
けれど。
いくら頑張って見せたところで、結果が伴わなければどうしようもない。
そのどうしようもない続きが、降格という最悪の結末につながってしまった。
頑張っても報われない、努力しても結果につながらない。
そんな、カターレ。
悪い意味で、いつも通りの試合でした。
前節の負傷交代の影響を考慮してでしょう、苔口がベンチスタート。スタメン復帰となった宮吉の相方には、ポジションを上げてヨングンがFWとして出場しました。
そして、スタメンのうちで最大のトピックと言えば、期限付き移籍からの復帰後はじめて、タイジローが名を連ねたということでしょうか。前節もベンチ入りはしましたが出場は無し。そして今節、満を持してのスタメン出場となりました。
そのタイジローが、やってくれました。
0-0で迎えた後半、53分。絶妙なスルーパスを前線の宮吉へと供給し、チャンスを演出。それを宮吉が冷静に蹴り込み、キーパーに弾かれながらもゴールへ。待望の先制点を挙げたのでした。
防戦一方でチャンスもほとんど作り出せなかった京都戦の反省を踏まえ、前半から攻撃の意志を示すプレーを徹底。もちろんリーグ屈指のパスワークに定評のある千葉を相手に苦労はさせられたものの、相手にいいようにやられ続ける、という展開ではありませんでした。隙あらば仕掛けてやるぞ、という意気込みを持っての防戦は、前節とは確実に違っていました。
その成果が実を結ぶかたちでの先制点。
千葉にとっては4試合連続での先制を許す展開。そこから勢いづいて一気呵成にせめこみたかったところ。
得点から僅か数分で、宮吉が同じような決定的なチャンスを迎えましたが・・・キーパーに阻まれ、追加点ならず。
決まってさえいれば一気に試合の流れを引き寄せられたのですが・・・。
結果的に言えば、ここで決められなかったことがあとに響きました。
僅か5分後の58分、森本にヘッドで決められてしまい、あっという間に同点に。
まだ、同点になっただけで負けたわけではない―――そう、割り切らねばならなかったのに。
逆転を期す千葉は57分、スーパーサブ的な起用でケンペスを投入。攻勢を強めるカードを切ってきました。
すると、その僅か1分後。63分、そのケンペスに決められてしまい、これまたあっという間に逆転。
宮吉の先制点から、たったの10分の間のこと。
勝てるはずの試合、勝たねばならない試合が、相手の実力派選手によって簡単にひっくり返されてしまう不条理。
その後、自力に勝る千葉を相手に逆転の目はなく。
試合後、肩を落としながらファン・サポーターへの挨拶へと向かう、「いつもどおり」のカターレ選手たちの姿がありました。
前節に比べて、明らかに改善していました。
さすがの宮吉というべきか。前線へのパスもつながり、実際、そこから得点も挙げました。
しかし。
ずーっと課題であったはずの、メンタルの弱さ。
それが、このシーズン最終盤に至ってもなお、改善していないことを露呈する結果となってしまいました。
ここ最近ではアウェイでも勝利、あるいは引き分けで勝ち点を積み上げ、幾ばくかは改善したかにもみえましたが・・・やはり、根底の部分では「相変わらず」であったと。
警戒しなければならないとわかりきっているはずのエース格にやられてしまうとか、落ち込んだところで脆さが出て連続失点してしまうとか。
これまでも、ずーっと言われ続けていたこと。
なのに、これ。
今節の結果により、総得点28と総失点71は、いずれもリーグワースト。
得点の決定力が、あまりにもない。
失点の防御力が、あまりにもない。
なにより・・・チームを勝利へと導くメンタルの強さが、あまりにも足りない。
もちろん、手を抜いているわけでもなんでもなく、頑張っていることは認めます。誰も好きこのんで最下位になどなりたくないし、降格などしたくないでしょう。
けれど。
頑張る、それ以上が求められるところ、それに応えられなかった。応えられない状況が続きすぎた。
残りはたったの1戦。
泣いても笑っても・・・というか、笑うべき状況ではないのはわかっているのですが、それでも。
それでも、笑って最終戦を終えられるように。
全身全霊をもって、勝ちにいくしかありません。
全21試合中で16敗目。ワースト記録タイの14連敗から終盤は立て直したかに見えましたが、それでも。今季の不振を象徴するようなアウェイ戦の勝負弱さは、最後の最後まで改善されなかった格好です。
今季を象徴する勝負弱さ、といえば。
なかなか前半のうちから得点することができず、0-0折り返しもポジティブにはあまり考えられないような展開であったとか。
せっかく先制点を挙げても、それが失点の前振りにしかなっていないとか。
今節においては森本とケンペスという、千葉にとってのエース格に失点。相手が期待する選手によって、期待に応えられてしまうかたちで失点するとか。
そして・・・失点し追いつかれ、逆転されてしまったが最後。もうまる3年にもなりますが、今季もまた1度も逆転勝ちがないだとか。
様々な意味で、悪い方向に、実にカターレらしい試合であったなと。
もちろん、頑張っているのはわかります。逆転を諦めているわけではなく、できないだけというのもわかります。
けれど。
いくら頑張って見せたところで、結果が伴わなければどうしようもない。
そのどうしようもない続きが、降格という最悪の結末につながってしまった。
頑張っても報われない、努力しても結果につながらない。
そんな、カターレ。
悪い意味で、いつも通りの試合でした。
前節の負傷交代の影響を考慮してでしょう、苔口がベンチスタート。スタメン復帰となった宮吉の相方には、ポジションを上げてヨングンがFWとして出場しました。
そして、スタメンのうちで最大のトピックと言えば、期限付き移籍からの復帰後はじめて、タイジローが名を連ねたということでしょうか。前節もベンチ入りはしましたが出場は無し。そして今節、満を持してのスタメン出場となりました。
そのタイジローが、やってくれました。
0-0で迎えた後半、53分。絶妙なスルーパスを前線の宮吉へと供給し、チャンスを演出。それを宮吉が冷静に蹴り込み、キーパーに弾かれながらもゴールへ。待望の先制点を挙げたのでした。
防戦一方でチャンスもほとんど作り出せなかった京都戦の反省を踏まえ、前半から攻撃の意志を示すプレーを徹底。もちろんリーグ屈指のパスワークに定評のある千葉を相手に苦労はさせられたものの、相手にいいようにやられ続ける、という展開ではありませんでした。隙あらば仕掛けてやるぞ、という意気込みを持っての防戦は、前節とは確実に違っていました。
その成果が実を結ぶかたちでの先制点。
千葉にとっては4試合連続での先制を許す展開。そこから勢いづいて一気呵成にせめこみたかったところ。
得点から僅か数分で、宮吉が同じような決定的なチャンスを迎えましたが・・・キーパーに阻まれ、追加点ならず。
決まってさえいれば一気に試合の流れを引き寄せられたのですが・・・。
結果的に言えば、ここで決められなかったことがあとに響きました。
僅か5分後の58分、森本にヘッドで決められてしまい、あっという間に同点に。
まだ、同点になっただけで負けたわけではない―――そう、割り切らねばならなかったのに。
逆転を期す千葉は57分、スーパーサブ的な起用でケンペスを投入。攻勢を強めるカードを切ってきました。
すると、その僅か1分後。63分、そのケンペスに決められてしまい、これまたあっという間に逆転。
宮吉の先制点から、たったの10分の間のこと。
勝てるはずの試合、勝たねばならない試合が、相手の実力派選手によって簡単にひっくり返されてしまう不条理。
その後、自力に勝る千葉を相手に逆転の目はなく。
試合後、肩を落としながらファン・サポーターへの挨拶へと向かう、「いつもどおり」のカターレ選手たちの姿がありました。
前節に比べて、明らかに改善していました。
さすがの宮吉というべきか。前線へのパスもつながり、実際、そこから得点も挙げました。
しかし。
ずーっと課題であったはずの、メンタルの弱さ。
それが、このシーズン最終盤に至ってもなお、改善していないことを露呈する結果となってしまいました。
ここ最近ではアウェイでも勝利、あるいは引き分けで勝ち点を積み上げ、幾ばくかは改善したかにもみえましたが・・・やはり、根底の部分では「相変わらず」であったと。
警戒しなければならないとわかりきっているはずのエース格にやられてしまうとか、落ち込んだところで脆さが出て連続失点してしまうとか。
これまでも、ずーっと言われ続けていたこと。
なのに、これ。
今節の結果により、総得点28と総失点71は、いずれもリーグワースト。
得点の決定力が、あまりにもない。
失点の防御力が、あまりにもない。
なにより・・・チームを勝利へと導くメンタルの強さが、あまりにも足りない。
もちろん、手を抜いているわけでもなんでもなく、頑張っていることは認めます。誰も好きこのんで最下位になどなりたくないし、降格などしたくないでしょう。
けれど。
頑張る、それ以上が求められるところ、それに応えられなかった。応えられない状況が続きすぎた。
残りはたったの1戦。
泣いても笑っても・・・というか、笑うべき状況ではないのはわかっているのですが、それでも。
それでも、笑って最終戦を終えられるように。
全身全霊をもって、勝ちにいくしかありません。