今季も残すところあと2試合。
Jワーストタイ記録となってしまった14連敗を含め、惨憺たる戦績となってしまった今季アウェイ戦。それも今節のフクアリでの千葉戦がラスト。
終わりよければすべてよし、とはならないし、降格が確定してしまった事実や様々な分野でリーグワーストを記録している状況を無かったことには出来ません。
それでも。
つらいからと途中で放り出せるものでも無し。プロとして、ファン・サポーターの期待に応えねばならない義務があります。
たとえ勝てても状況はなにも変わらないかもしれません。ですが、無意味などではないのであって。
散々辛酸をなめさせられてきたアウェイ戦だからこそ。いまさら勝利への希求を投げ出してしまうことなど、ありえないのです。
現在、プレーオフ進出圏内である5位につけている千葉。残り2試合で2連勝すれば他チームの結果に関わりなく進出が確定するだけに、勝利を絶対条件に待ち構えていることは間違いありません。前々節の磐田戦は1-1のドロー、前節の松本戦は1-2で力負け。上位連戦で勝つことが出来ずにたまった鬱憤を、今節の最下位富山、最終節の21位讃岐戦にぶつけてくることでしょう。それでなくとも、千葉にとってはホーム最終戦。負けて良い理由がありません。
普通に考えたならば、そんなモチベーションの高い千葉を相手に降格が決まってしまっている最下位であるカターレが挑んだところで返り討ちに遭うのがオチ、というところでしょうが。
けれども。
それを言ったならば、前節の京都にとってのカターレだって、間違いなく勝てるし勝たねばならない相手であったはず。それがどういう結果になったか?ということ。
あらためて確認するまでもなく、千葉とカターレとの実力差は歴然としていることでしょう。普通に対戦すれば、千葉の勝ちで堅いかもしれません。
しかし。繰り返しになりますが、千葉にとって今節は絶対に勝たねばならない試合で、しかも相手は勝ってあたりまえの富山。だからといって、そうやすやすと勝てるとでも?
相手が上位であったとはいえ、磐田戦も松本戦も必勝の気概を持って臨んだはず。にもかかわらず勝てなかった。その流れからの勝ってあたりまえの富山。ホーム最終戦を勝って晴れやかにフィニッシュしたいフクアリにもそんな「あたりまえ」という空気が醸成されることでしょう。
だからこそ。
そこに力みや隙が出てしまってもおかしくはないのでは?
前節の京都なんかを見ても。12本もあったCKのチャンスを冷静に活かせたならば、高さと強さでカターレを上回っていたことは明白であっただけに、得点も生まれていたかもしれません。けれど、同じような放り込みに終始してしまった。ある意味自分たちで可能性を狭めてしまっていたとも言えるのではないかと。
そして、千葉。
前回対戦の第8節では先制しながら追いつかれてドローだったことが頭をよぎったりしたならば。あるいは、昨年のフクアリでの同カードは3-0という完勝ムードから試合終盤に2点を立て続けに決められて追い上げられた、なんて印象が残っていたならば。つけいる隙は、あるのではないかと。
第38節の群馬戦を含めて、このところ3試合連続で先制点を許してしまっている状況とのこと。ならば、それにならって、なにはなくとも先制点。そこからの焦りや自滅を引き出す展開に持ち込めたなら。圧倒的な実力差も勝利が不可能とまでは開かないのではないかと。
期待したいのは、苔口。
当然、富山のトップスコアラーとして千葉の側も警戒を厳としていることでしょう。そこをかいくぐっての得点は、難儀であろうことは想像に難くありません。
いや、だからこそ。
そんな厳しいマークにも決してひるまずに敢然と挑み続ける姿を、是非ともにフィールドで体現してほしいです。
最下位だから、相手が強豪だから負けてもしょうがない、なんて気持ちが微塵もないことを、本気で勝つ気でいることを、知らしめてほしい。そして相手への脅威としてほしいと思います。
たとえ降格が決まっていても、勝ちたい気持ちまでも放棄したわけではない―――
そんな思いをぶつけ、さらには勝利へとつなげるために。
最後まで、やりぬく。そして、勝つ!
負けて当然なんて考えているやつら薄ら笑いを、苦虫を噛み潰したような顔に変えてやれ!
必勝の気概を力に、勝利を!!
勝たれ!!!富山!!!!!
Jワーストタイ記録となってしまった14連敗を含め、惨憺たる戦績となってしまった今季アウェイ戦。それも今節のフクアリでの千葉戦がラスト。
終わりよければすべてよし、とはならないし、降格が確定してしまった事実や様々な分野でリーグワーストを記録している状況を無かったことには出来ません。
それでも。
つらいからと途中で放り出せるものでも無し。プロとして、ファン・サポーターの期待に応えねばならない義務があります。
たとえ勝てても状況はなにも変わらないかもしれません。ですが、無意味などではないのであって。
散々辛酸をなめさせられてきたアウェイ戦だからこそ。いまさら勝利への希求を投げ出してしまうことなど、ありえないのです。
現在、プレーオフ進出圏内である5位につけている千葉。残り2試合で2連勝すれば他チームの結果に関わりなく進出が確定するだけに、勝利を絶対条件に待ち構えていることは間違いありません。前々節の磐田戦は1-1のドロー、前節の松本戦は1-2で力負け。上位連戦で勝つことが出来ずにたまった鬱憤を、今節の最下位富山、最終節の21位讃岐戦にぶつけてくることでしょう。それでなくとも、千葉にとってはホーム最終戦。負けて良い理由がありません。
普通に考えたならば、そんなモチベーションの高い千葉を相手に降格が決まってしまっている最下位であるカターレが挑んだところで返り討ちに遭うのがオチ、というところでしょうが。
けれども。
それを言ったならば、前節の京都にとってのカターレだって、間違いなく勝てるし勝たねばならない相手であったはず。それがどういう結果になったか?ということ。
あらためて確認するまでもなく、千葉とカターレとの実力差は歴然としていることでしょう。普通に対戦すれば、千葉の勝ちで堅いかもしれません。
しかし。繰り返しになりますが、千葉にとって今節は絶対に勝たねばならない試合で、しかも相手は勝ってあたりまえの富山。だからといって、そうやすやすと勝てるとでも?
相手が上位であったとはいえ、磐田戦も松本戦も必勝の気概を持って臨んだはず。にもかかわらず勝てなかった。その流れからの勝ってあたりまえの富山。ホーム最終戦を勝って晴れやかにフィニッシュしたいフクアリにもそんな「あたりまえ」という空気が醸成されることでしょう。
だからこそ。
そこに力みや隙が出てしまってもおかしくはないのでは?
前節の京都なんかを見ても。12本もあったCKのチャンスを冷静に活かせたならば、高さと強さでカターレを上回っていたことは明白であっただけに、得点も生まれていたかもしれません。けれど、同じような放り込みに終始してしまった。ある意味自分たちで可能性を狭めてしまっていたとも言えるのではないかと。
そして、千葉。
前回対戦の第8節では先制しながら追いつかれてドローだったことが頭をよぎったりしたならば。あるいは、昨年のフクアリでの同カードは3-0という完勝ムードから試合終盤に2点を立て続けに決められて追い上げられた、なんて印象が残っていたならば。つけいる隙は、あるのではないかと。
第38節の群馬戦を含めて、このところ3試合連続で先制点を許してしまっている状況とのこと。ならば、それにならって、なにはなくとも先制点。そこからの焦りや自滅を引き出す展開に持ち込めたなら。圧倒的な実力差も勝利が不可能とまでは開かないのではないかと。
期待したいのは、苔口。
当然、富山のトップスコアラーとして千葉の側も警戒を厳としていることでしょう。そこをかいくぐっての得点は、難儀であろうことは想像に難くありません。
いや、だからこそ。
そんな厳しいマークにも決してひるまずに敢然と挑み続ける姿を、是非ともにフィールドで体現してほしいです。
最下位だから、相手が強豪だから負けてもしょうがない、なんて気持ちが微塵もないことを、本気で勝つ気でいることを、知らしめてほしい。そして相手への脅威としてほしいと思います。
たとえ降格が決まっていても、勝ちたい気持ちまでも放棄したわけではない―――
そんな思いをぶつけ、さらには勝利へとつなげるために。
最後まで、やりぬく。そして、勝つ!
負けて当然なんて考えているやつら薄ら笑いを、苦虫を噛み潰したような顔に変えてやれ!
必勝の気概を力に、勝利を!!
勝たれ!!!富山!!!!!