残り7試合で首位との勝ち点差7。まだあきらめてしまうわけにはいかないし、逆転が非現実的とまではいかない差。
ただ、それもあくまで「勝ち続ければ」の話であって。あえなく敗れて失速ということにでもなれば、すぐにでも脱落してしまう崖っぷちでもあります。
前節、優勝争いのライバルたる大分に引き分け。差が広げられてしまうことが最悪の結果であったとすれば、まだマシではあったものの、それでも勝って差を詰めなければならなかったところを果たせなかった、という印象のほうが強いかと。
そして、今節。ある意味、上位争いを繰り広げるライバルよりも厄介な相手・ガンバ大阪U23とアウェイで対戦します。
天皇杯関連の中断から再開された9月の3戦で最も多く勝ち点を挙げたのはカターレと大分ですが、最もインパクトを与えたのはガンバ大阪U23でしょう。
長野と対戦した第21節は0-4で完敗したものの、続く試合で2位だった鹿児島に6-1と圧勝、前節は5月から連続負けなしを続けてきた首位・栃木に黒星をつけています。
パトリックらオーバーエイジ選手の活躍がクローズアップされがちですが、前節などはむしろこれまでU23で戦ってきた選手の活躍による首位撃破。もともとが力のある選手であるところにシーズンを通じて積み重ねてきた経験が結果に結びついてきているということでしょうか。
先日登録選手が発表されたAFC U19選手権に堂安 律、初瀬 亮、市丸 瑞希の3選手が選出。代表召集前にホームで行われる今節を壮行試合の位置づけで気合を入れて臨んでくることでしょう。なかでも堂安はここまで8ゴールを挙げているだけでなく、J3上位を連破したここ2試合ではアシストでも存在感を発揮。「そんなに活躍するんならトップチームに行けよ!」なんて愚痴りたくもなってきますが。なんにせよ、力のある選手だからこそ、実力を認めるからこそしっかりと抑えきる、そんな覚悟が必要です。
それでなくとも、富山は前回対戦で敗れてしまった相手。ホームできっちりと借りを返してやる!と待ち構えていることでしょう。
前々節、0-3の苦境から神がかり的な4ゴールを挙げて逆転勝利をおさめたカターレですが・・・相手のレベルの差というものはあったにせよ、前節の大分戦では無得点に終わり、連勝がストップしてしまいました。
負けなかっただけマシ、という考えもなくは無いにせよ・・・それでも。5月の無敗対決で敗れた秋田戦もそうですが、また、「ここぞ!」という試合で勝てなかった、という。
もちろん、このままでいいわけがなく。
そういった意味において、今節はチャンスとも言えます。
上位陣を連破して勢いに乗るガンバ大阪U23を止めるというその意味は、上位対決を制することと同じくらいの意味合いを持っていることは事実。
あの、鹿児島も栃木でさえも屈したガンバに、富山が勝ってみせた!
そんなインパクトが、残り少なくなったリーグ戦に与える影響というものを鑑みれば。
勝って自信をつけるにあたり、これほど格好の相手もないでしょう。
勝たねば、脱落。
だったら、勝ち続けるしかない。ならば、同じ1勝でもインパクトのある1勝を挙げるほうが良いに決まっているわけで。そのことが、後がない崖っぷち状態から優勝を目指していく確かな原動力となっていくはずなのは間違いありません。
期待したいのは、大島と萱沼。
無得点に終わってしまった前節の反省を踏まえたならば。勝つためには得点を挙げないことには話にならない、だからこそ。
大事な試合で、気合の入る試合で勝ち切るという成功体験を、若い選手には是非とも積んでほしい、と。
わけても、萱沼はまだまだ得点王が狙える位置。1ゴール差でリーグ4位タイの堂安の前で追いつき、追い越すくらいの活躍が見たいです。
そう、2人以外には脇本もそうですが、相手は同じような年代の選手。特に柏からレンタルで来ている大島にとっては、ガンバなんてのは復帰後も何度となく対戦するクラブ。そこで今回対戦する選手たちとの再戦も、何度となくあることでしょう。
そんななかで、後れを取ってはならないでしょうよ。確かに、所属しているのはJ3クラブかもしれない。けれど、同年代のプロ選手であるという立場は同じ。
だからこそ。ここで負けん気を発揮、勝てるかどうかはクラブの名声で決まるわけではない、ということを証明してほしいです。
同年代ということでいえば・・・先日の大分戦での負傷により、永井が全治8週間の診断。実質的に今季絶望。これまで全試合フル出場を果たしてきた守護神の離脱は無念であろうし、チームにとっても痛いけれど。
その思いに応えるには、出場する選手が勝ってみせることこそが、なににも増して励ましとなることは間違いないでしょう。
気がかりなのは、前々節ガンバ大阪U23に大敗した鹿児島が、試合後の監督コメントで“選手の名前にビビってしまったところがあった”という内容のことを言っていたこと。
全くもって、他人ごとではないと思えるだけに。
思い起こせば、2013年。ホームでのガンバ戦で試合開始直後にいきなり失点してしまった、なんてことがありました。アウェイでも、気をつけねばならないとわかり切っていたはずの宇佐美選手にガッツリやられてしまって敗れたりとか。
そういったことが、今回も起こらないとは限らないこと。これまでもそうやって、実力云々だけでないクラブ格差でやられた試合というものも、少なからず・・・どころか、結構あったし。
それでなくとも、「ここ一番」という試合でなかなか結果が出せないことは、はからずも前節勝てなかったことで証明してしまっているところもあり。
けれども。
そこをなんとかしてこそ、でしょう。
まだ優勝をあきらめていないのならば。
やるしかない、勝つしかない試合を勝つ、そのことをきちんと覚悟しているのならば。
やるしかないでしょう。勝つしかないでしょう。
今こそ、覚悟が問われるとき。
ならば、勝て!!
ガンバ大阪U23の上位撃破の勢いを止め、逆に優勝を目指すカターレの力に変えてやれ!!
勝たれ!!!!富山!!!!!
ただ、それもあくまで「勝ち続ければ」の話であって。あえなく敗れて失速ということにでもなれば、すぐにでも脱落してしまう崖っぷちでもあります。
前節、優勝争いのライバルたる大分に引き分け。差が広げられてしまうことが最悪の結果であったとすれば、まだマシではあったものの、それでも勝って差を詰めなければならなかったところを果たせなかった、という印象のほうが強いかと。
そして、今節。ある意味、上位争いを繰り広げるライバルよりも厄介な相手・ガンバ大阪U23とアウェイで対戦します。
天皇杯関連の中断から再開された9月の3戦で最も多く勝ち点を挙げたのはカターレと大分ですが、最もインパクトを与えたのはガンバ大阪U23でしょう。
長野と対戦した第21節は0-4で完敗したものの、続く試合で2位だった鹿児島に6-1と圧勝、前節は5月から連続負けなしを続けてきた首位・栃木に黒星をつけています。
パトリックらオーバーエイジ選手の活躍がクローズアップされがちですが、前節などはむしろこれまでU23で戦ってきた選手の活躍による首位撃破。もともとが力のある選手であるところにシーズンを通じて積み重ねてきた経験が結果に結びついてきているということでしょうか。
先日登録選手が発表されたAFC U19選手権に堂安 律、初瀬 亮、市丸 瑞希の3選手が選出。代表召集前にホームで行われる今節を壮行試合の位置づけで気合を入れて臨んでくることでしょう。なかでも堂安はここまで8ゴールを挙げているだけでなく、J3上位を連破したここ2試合ではアシストでも存在感を発揮。「そんなに活躍するんならトップチームに行けよ!」なんて愚痴りたくもなってきますが。なんにせよ、力のある選手だからこそ、実力を認めるからこそしっかりと抑えきる、そんな覚悟が必要です。
それでなくとも、富山は前回対戦で敗れてしまった相手。ホームできっちりと借りを返してやる!と待ち構えていることでしょう。
前々節、0-3の苦境から神がかり的な4ゴールを挙げて逆転勝利をおさめたカターレですが・・・相手のレベルの差というものはあったにせよ、前節の大分戦では無得点に終わり、連勝がストップしてしまいました。
負けなかっただけマシ、という考えもなくは無いにせよ・・・それでも。5月の無敗対決で敗れた秋田戦もそうですが、また、「ここぞ!」という試合で勝てなかった、という。
もちろん、このままでいいわけがなく。
そういった意味において、今節はチャンスとも言えます。
上位陣を連破して勢いに乗るガンバ大阪U23を止めるというその意味は、上位対決を制することと同じくらいの意味合いを持っていることは事実。
あの、鹿児島も栃木でさえも屈したガンバに、富山が勝ってみせた!
そんなインパクトが、残り少なくなったリーグ戦に与える影響というものを鑑みれば。
勝って自信をつけるにあたり、これほど格好の相手もないでしょう。
勝たねば、脱落。
だったら、勝ち続けるしかない。ならば、同じ1勝でもインパクトのある1勝を挙げるほうが良いに決まっているわけで。そのことが、後がない崖っぷち状態から優勝を目指していく確かな原動力となっていくはずなのは間違いありません。
期待したいのは、大島と萱沼。
無得点に終わってしまった前節の反省を踏まえたならば。勝つためには得点を挙げないことには話にならない、だからこそ。
大事な試合で、気合の入る試合で勝ち切るという成功体験を、若い選手には是非とも積んでほしい、と。
わけても、萱沼はまだまだ得点王が狙える位置。1ゴール差でリーグ4位タイの堂安の前で追いつき、追い越すくらいの活躍が見たいです。
そう、2人以外には脇本もそうですが、相手は同じような年代の選手。特に柏からレンタルで来ている大島にとっては、ガンバなんてのは復帰後も何度となく対戦するクラブ。そこで今回対戦する選手たちとの再戦も、何度となくあることでしょう。
そんななかで、後れを取ってはならないでしょうよ。確かに、所属しているのはJ3クラブかもしれない。けれど、同年代のプロ選手であるという立場は同じ。
だからこそ。ここで負けん気を発揮、勝てるかどうかはクラブの名声で決まるわけではない、ということを証明してほしいです。
同年代ということでいえば・・・先日の大分戦での負傷により、永井が全治8週間の診断。実質的に今季絶望。これまで全試合フル出場を果たしてきた守護神の離脱は無念であろうし、チームにとっても痛いけれど。
その思いに応えるには、出場する選手が勝ってみせることこそが、なににも増して励ましとなることは間違いないでしょう。
気がかりなのは、前々節ガンバ大阪U23に大敗した鹿児島が、試合後の監督コメントで“選手の名前にビビってしまったところがあった”という内容のことを言っていたこと。
全くもって、他人ごとではないと思えるだけに。
思い起こせば、2013年。ホームでのガンバ戦で試合開始直後にいきなり失点してしまった、なんてことがありました。アウェイでも、気をつけねばならないとわかり切っていたはずの宇佐美選手にガッツリやられてしまって敗れたりとか。
そういったことが、今回も起こらないとは限らないこと。これまでもそうやって、実力云々だけでないクラブ格差でやられた試合というものも、少なからず・・・どころか、結構あったし。
それでなくとも、「ここ一番」という試合でなかなか結果が出せないことは、はからずも前節勝てなかったことで証明してしまっているところもあり。
けれども。
そこをなんとかしてこそ、でしょう。
まだ優勝をあきらめていないのならば。
やるしかない、勝つしかない試合を勝つ、そのことをきちんと覚悟しているのならば。
やるしかないでしょう。勝つしかないでしょう。
今こそ、覚悟が問われるとき。
ならば、勝て!!
ガンバ大阪U23の上位撃破の勢いを止め、逆に優勝を目指すカターレの力に変えてやれ!!
勝たれ!!!!富山!!!!!