シーズンも残り1カ月を切り、泣いても笑ってもあと5試合。まだ可能性が消えたわけではないものの、J2復帰には「全勝のつもりで頑張る」ではなく、文字通りの全勝くらいしか道は残されていないような、まさに待ったなしの状況に追い込まれているカターレ。
3試合連続無得点で勝利から遠ざかっている状況を打破し、なんとしても勝つために。チュウブヤジンスタジアムに乗り込み、ガイナーレ鳥取と対戦します。
日曜の試合開催を控えた金曜日に、鳥取で震度6の地震が発生。まさか暴風で延期となってしまったホーム戦に続き、アウェイでも自然災害で開催中止か?との懸念もありましたが、道路をはじめとしたインフラその他の影響は限定的ということで予定通り開催されるのだとか。
昇格の可能性が消えていないなかで、さらにシーズン最終盤で日程の調整もままならないであろうなかでの中止・延期は勘弁してほしいというのは偽らざる気持ちではありましょうが・・・他方、1週間程度は余震に十分な警戒が必要とされる状況のなか、はたしてサッカーなどやっていていいのか?という気持ちもあることでしょう。4月の熊本地震の記憶もまだ鮮明であるだけに。
もともと「絶対に勝つよりほかない!」という重圧に晒されながらの今節であったはずなのに、さらに追い打ちをかけるかのような精神的プレッシャーだとか・・・。
しかし、ならばこそ。逆に開き直るきっかけにしてほしいです。
どのような状況でも、やるべきことは変わらない―――勝利への執念を見せるために、やれることをやるだけだという思い。困難に打ち克っていくプロとしての矜持を今こそ見せるとき、という気概をもって臨んでほしいところかと。
一時は最下位にまで順位を落としていた鳥取。前回対戦もカターレが4-1で勝利しましたが、それ以後は復調傾向で3連勝も達成。前節こそセレッソ大阪U23に1-2で敗れたものの、試合終了間際に一矢報いて零封負けを阻止するなど、コンスタントに得点していく力がついてきたことが持ち直しの要因のようで。
なかでも要注意は、前回対戦でも失点を喫したフェルナンジーニョでしょうか。その失点もそうでしたが、やはり個の力でなんとかできる選手というものは、全体の流れではこちらの優位にあっても、ふとした瞬間に決めてくるものであって。それが命取りとなってしまう危険性というものは心せねばならず、やはり脅威かと。
それでなくとも3戦連続無得点とネガティブな状態が続いているカターレ。そんななかで「してやられた」という失点をしてしまったならば、どのままズルズルと手をこまねいて反撃もおぼつかない、なんて悪影響につながりかねません。
一方、復調のなかにあっても失点が止まっていないという傾向もあります。リーグ戦は8試合にわたって無失点試合が無し。ここまでの総失点39は、41のYS横浜、40の琉球に次ぐリーグワースト3位。そこに付け込みたいところ。「いつものように失点してしまった」という展開に持ち込み、なんなら前回対戦で4失点してしまった記憶を呼び覚ましてやろうじゃないかと。
もちろん、そのためには得点が必要不可欠―――そう、3試合連続無得点などという不名誉な状態を打破する、そして勝利を呼び込むための得点が。
期待したいのは、衛藤。
今季、特定のキャプテンを置いていないカターレ。そのなかにあって、実質的にキャプテンを担っている彼がしっかりとチームを引き締めることが、今こそ求められています。
前所属クラブの徳島ではJ1昇格を経験したものの、それ以前には勝ち点差1に泣いて逃したことも。
悲願成就に向けて勝つしかない状況におかれている今、経験をもとに説得力のあるプレーぶりでもってチームを引っ張る役割を果たさねば。
YS横浜戦では、プレッシャーのかかるなかしっかりとPKを決めて勝利への流れを引き寄せました。そうしたチームに与える影響力というものを今一度自覚し、それを勝利につなげること。それがチームの勇気となり、勝利への意志となって力を発揮する原動力となっていくことを望みます。
そして、同じくベテランであるところの苔口。
攻撃陣の主力でありながら無得点が続いている、その責任というものを痛感しているでしょう。
けれど、だからこそ。そこで力を発揮してみせることが、まだ若い中西や大島らにもきっと伝わるものがあるはず。
積み重ねてきた経験を信じ、まっとうすべき仕事をやり遂げる強い覚悟をもって、チームを勝利に導いてほしいです。
暴風の影響からの延期試合、そして今回の地震。なんだか狙ったように不可抗力に見舞われてしまう今季鳥取戦ですが。
しかも、予定通りの開催は良いとして・・・天気のほうが、午後からは雨の予報。精神的に普段と同じとはいかないかもしれないなかで、難しいコンディションで試合をしなければならないとか。
けれども。
本当に厳しい状況とはなにか?
それは、J2への道は全勝しなければならない、いや、全勝してすら厳しいという現実。
だったら。
そんな困難に立ち向かわねばならないことを思えば、予測しうる天候の条件くらいなんだというのか。問題とすべきはそこではない、と切って捨ててもいいくらい。
勝たねばならない現状に、なんら変わりわないのであって。
U23クラブとの2連戦のあとは、元J2クラブとの2連戦。考えようによっては、むしろJ2復帰への想いが同じだけに戦いやすい相手ともいえるかと。
そのなかで、違いを見せねば。
互いに降格の屈辱を知るからこそ、復帰への困難さを知るからこそ、負けられない。勝たねばならない。
前回書きましたが、去年の町田戦で昇格を狙うクラブと果たせなかったクラブとの格の違いを見せつけられてしまったという話。
今、それをやらねばならないのは、思いを力に変えて相手に誇示しなければならないのは、カターレ。
だったら。勝つよりほかなし。勝ち点3意外に考えられません。
これまで何度も対戦してきた鳥取ですが、来年は対戦しないつもりで。もちろん、カターレの昇格によって。
そう思うなら。
残り全勝を、本気で奪い取っていくために。
勝つしかない状況でこそ、勝て!!!
勝って、プライドを示せ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!
3試合連続無得点で勝利から遠ざかっている状況を打破し、なんとしても勝つために。チュウブヤジンスタジアムに乗り込み、ガイナーレ鳥取と対戦します。
日曜の試合開催を控えた金曜日に、鳥取で震度6の地震が発生。まさか暴風で延期となってしまったホーム戦に続き、アウェイでも自然災害で開催中止か?との懸念もありましたが、道路をはじめとしたインフラその他の影響は限定的ということで予定通り開催されるのだとか。
昇格の可能性が消えていないなかで、さらにシーズン最終盤で日程の調整もままならないであろうなかでの中止・延期は勘弁してほしいというのは偽らざる気持ちではありましょうが・・・他方、1週間程度は余震に十分な警戒が必要とされる状況のなか、はたしてサッカーなどやっていていいのか?という気持ちもあることでしょう。4月の熊本地震の記憶もまだ鮮明であるだけに。
もともと「絶対に勝つよりほかない!」という重圧に晒されながらの今節であったはずなのに、さらに追い打ちをかけるかのような精神的プレッシャーだとか・・・。
しかし、ならばこそ。逆に開き直るきっかけにしてほしいです。
どのような状況でも、やるべきことは変わらない―――勝利への執念を見せるために、やれることをやるだけだという思い。困難に打ち克っていくプロとしての矜持を今こそ見せるとき、という気概をもって臨んでほしいところかと。
一時は最下位にまで順位を落としていた鳥取。前回対戦もカターレが4-1で勝利しましたが、それ以後は復調傾向で3連勝も達成。前節こそセレッソ大阪U23に1-2で敗れたものの、試合終了間際に一矢報いて零封負けを阻止するなど、コンスタントに得点していく力がついてきたことが持ち直しの要因のようで。
なかでも要注意は、前回対戦でも失点を喫したフェルナンジーニョでしょうか。その失点もそうでしたが、やはり個の力でなんとかできる選手というものは、全体の流れではこちらの優位にあっても、ふとした瞬間に決めてくるものであって。それが命取りとなってしまう危険性というものは心せねばならず、やはり脅威かと。
それでなくとも3戦連続無得点とネガティブな状態が続いているカターレ。そんななかで「してやられた」という失点をしてしまったならば、どのままズルズルと手をこまねいて反撃もおぼつかない、なんて悪影響につながりかねません。
一方、復調のなかにあっても失点が止まっていないという傾向もあります。リーグ戦は8試合にわたって無失点試合が無し。ここまでの総失点39は、41のYS横浜、40の琉球に次ぐリーグワースト3位。そこに付け込みたいところ。「いつものように失点してしまった」という展開に持ち込み、なんなら前回対戦で4失点してしまった記憶を呼び覚ましてやろうじゃないかと。
もちろん、そのためには得点が必要不可欠―――そう、3試合連続無得点などという不名誉な状態を打破する、そして勝利を呼び込むための得点が。
期待したいのは、衛藤。
今季、特定のキャプテンを置いていないカターレ。そのなかにあって、実質的にキャプテンを担っている彼がしっかりとチームを引き締めることが、今こそ求められています。
前所属クラブの徳島ではJ1昇格を経験したものの、それ以前には勝ち点差1に泣いて逃したことも。
悲願成就に向けて勝つしかない状況におかれている今、経験をもとに説得力のあるプレーぶりでもってチームを引っ張る役割を果たさねば。
YS横浜戦では、プレッシャーのかかるなかしっかりとPKを決めて勝利への流れを引き寄せました。そうしたチームに与える影響力というものを今一度自覚し、それを勝利につなげること。それがチームの勇気となり、勝利への意志となって力を発揮する原動力となっていくことを望みます。
そして、同じくベテランであるところの苔口。
攻撃陣の主力でありながら無得点が続いている、その責任というものを痛感しているでしょう。
けれど、だからこそ。そこで力を発揮してみせることが、まだ若い中西や大島らにもきっと伝わるものがあるはず。
積み重ねてきた経験を信じ、まっとうすべき仕事をやり遂げる強い覚悟をもって、チームを勝利に導いてほしいです。
暴風の影響からの延期試合、そして今回の地震。なんだか狙ったように不可抗力に見舞われてしまう今季鳥取戦ですが。
しかも、予定通りの開催は良いとして・・・天気のほうが、午後からは雨の予報。精神的に普段と同じとはいかないかもしれないなかで、難しいコンディションで試合をしなければならないとか。
けれども。
本当に厳しい状況とはなにか?
それは、J2への道は全勝しなければならない、いや、全勝してすら厳しいという現実。
だったら。
そんな困難に立ち向かわねばならないことを思えば、予測しうる天候の条件くらいなんだというのか。問題とすべきはそこではない、と切って捨ててもいいくらい。
勝たねばならない現状に、なんら変わりわないのであって。
U23クラブとの2連戦のあとは、元J2クラブとの2連戦。考えようによっては、むしろJ2復帰への想いが同じだけに戦いやすい相手ともいえるかと。
そのなかで、違いを見せねば。
互いに降格の屈辱を知るからこそ、復帰への困難さを知るからこそ、負けられない。勝たねばならない。
前回書きましたが、去年の町田戦で昇格を狙うクラブと果たせなかったクラブとの格の違いを見せつけられてしまったという話。
今、それをやらねばならないのは、思いを力に変えて相手に誇示しなければならないのは、カターレ。
だったら。勝つよりほかなし。勝ち点3意外に考えられません。
これまで何度も対戦してきた鳥取ですが、来年は対戦しないつもりで。もちろん、カターレの昇格によって。
そう思うなら。
残り全勝を、本気で奪い取っていくために。
勝つしかない状況でこそ、勝て!!!
勝って、プライドを示せ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!