3-0で勝利!
開幕第2戦で勝てないジンクスを打ち破った前節に引き続き、今節もまた苦手の東北アウェイ戦で勝利と、これまでのカターレを超えてみせました。
連勝を目指して取り組む気概を、しっかりと得点に、そして勝利に結びつけられているということ。
さらには、リードを奪っても慢心することなく、しっかりチーム全体を律していること。それによってもたらされる、無失点。
昨季勝てなかった盛岡に完勝して借りを返し、まさに理想的な開幕3連勝を成し遂げたのでした。
気温8.2度、やや強い風の影響を考慮しながら臨まねばならなかった試合。前節からほとんど同じメンバーの中、萱沼が控えに回り、代わって國吉が今季初スタメンに抜擢されました。
追い風となっていた前半、開始直後から積極的な“戦術 パブロ”を展開。得点にこそ結びつかなかったものの、それでも相手選手を引き付けながら個の力で打開を図ってみたりと、非凡なセンスを発揮してみせたパブロ。盛岡の守備陣が明らかに嫌がっている様子が見て取れました。
パブロのみならず、陽次、衛藤といった前線の選手から果敢にボールに食らいつき。脇本、西室のボランチコンビ中盤を締め、サイドは國吉と山形、中央は代と平出がしっかりとケア。
練習どおりにしっかりとプレーしているのだろうな、という手堅さを感じました。
そんななか、22分。
ライン際で相手を引き付けた國吉が倒れこみながらも逆サイドにボールを蹴り出すと、それがちょうどイッキの目の前に。飛び出してきた相手GKに先んじて蹴り出し、ループシュート。ゴール手前でバウンドしてバーにはじかれたものの、それを予期して詰めていたぶんだけ相手DFよりイッキの反応が早く、反転しながら押し込んで見事に先制。
前節ゴールを挙げた陽次に負けじと、同じく徳島からの新戦力であるイッキが期待に応えてくれました。嬉しい自身J初ゴールは、3連勝を目指すチームに勢いをつける先制点となったのでした。
先制に成功したとはいえ、油断は禁物。
盛岡は攻撃的ポジションの梅内 和磨、谷口 堅三、岩渕 良太といった選手が今シーズン既に得点を挙げて結果を残している。中でも昨季相模原でチーム最多7ゴールを挙げた実績を引っ提げて移籍してきた岩渕のプレーぶりというものは、危険度レベルが注意から要注意に上げねばならない、といったところであったかと。
しかし、そんな攻撃陣に立ちはだかったのが我らが永井。
CKからファーに流れたボールをシュートされたものの、体を張って阻止。前節も似たような至近距離からのシュートをブロックしたシーンがありましたが、今節もまたゴールを許さず。なんとも頼もしい限りです。
前半も残り少なくなった42分。
FKのチャンスで西室のキック、相手DFがヘッドでそらすもののゴールライン際で陽次が奪取。シュートというよりはゴール前に詰めてくれることを期待したパスであったのかもしれませんが、そのボールがGKの足に当たって股抜き、ゴールに。
残念ながら2試合連続ゴールとはならずにオウンゴールということでしたが、それでも。0-1であれば相手もハーフタイムを挟んで後半勝負!と気を引き締めて臨んできたことでしょうが、だからこそ効果てきめんであった追加点。
角度のないところからの前節のゴール同様、陽次のゴール奪取への執念がもたらした得点であったかと。
2-0は危険なスコア、などとは言われますが、後半に入ってもカターレに慢心や油断は無く。
65分、途中出場の萱沼が相手ディフェンスラインの裏に蹴り出したボールに脇本が飛び出し、一気にゴール前へ。並走していた衛藤に渡すと、落ち着いて相手をかわしてシュート、見事に決めて試合を決定づける3点目を挙げたのでした。
5分ほど前に同じような場面でシュートを外してしまった衛藤でしたが、自らミスを帳消しにするファインゴール。イッキ、陽次に続き、衛藤。元徳島選手が躍動し、勝利を大きく手繰り寄せたのでした。
勝利が、開幕3連勝が近づいたなかにあって、いかにしっかりと試合を締めくくるかが問われることに。
盛岡にしてみれば敗戦濃厚とはなったものの、それでも一矢報いねば、という姿勢。それにしっかり対処し、得点を許さない断固たるプレーが求められました。
そんななか、西室が負傷交代を余儀なくされるというアクシデントが。
しかし、その西室に代わって入った窪田、同時にイッキと交代で入った柳下の両名が奮闘。途中出場でありながらもしっかりと試合に順応、無失点勝利にむけて献身的なプレーでチームを盛り立てました。
そして、4分あったアディショナルタイムをしのぎきり、試合終了。
今季最多3得点、そして無失点継続。最高のかたちで3連勝を成し遂げたのでした。
第3節終了時点で、同じく3連勝の福島を得失点差で上回り、単独首位に立ったカターレ。
過去、一時的にすら首位に立った経験は無く。史上初めてのことです。第2戦の呪いだとか東北アウェイで勝てずだとかのジンクスが影響していたからではありますが、それを打ち破った意義というものが現れた結果、という見方もできるのではないでしょうか。
もちろん嬉しいですが・・・いや、嬉しいからこそ。
慢心するわけにはいきません。あくまで、目標は優勝でのJ2復帰であり、まだ道半ば。いや、始まったばかり。
この首位の座を明け渡すことなく、ずっと君臨し続ける必要があります。
3連勝はなしとげましたが、逆に言えば、まだ3連勝。
J参入以来一度も破れていない4連勝の壁を破らねばならないし、連勝記録ということで言えば、昨季10連勝の栃木の記録にはまだまだ。その栃木もJ2復帰に失敗していることを思えば、油断などしている場合でないことは明らか。
勝って兜の緒を締めよ。
これまでを超える戦いは、まだまだ続いていきます。
開幕第2戦で勝てないジンクスを打ち破った前節に引き続き、今節もまた苦手の東北アウェイ戦で勝利と、これまでのカターレを超えてみせました。
連勝を目指して取り組む気概を、しっかりと得点に、そして勝利に結びつけられているということ。
さらには、リードを奪っても慢心することなく、しっかりチーム全体を律していること。それによってもたらされる、無失点。
昨季勝てなかった盛岡に完勝して借りを返し、まさに理想的な開幕3連勝を成し遂げたのでした。
気温8.2度、やや強い風の影響を考慮しながら臨まねばならなかった試合。前節からほとんど同じメンバーの中、萱沼が控えに回り、代わって國吉が今季初スタメンに抜擢されました。
追い風となっていた前半、開始直後から積極的な“戦術 パブロ”を展開。得点にこそ結びつかなかったものの、それでも相手選手を引き付けながら個の力で打開を図ってみたりと、非凡なセンスを発揮してみせたパブロ。盛岡の守備陣が明らかに嫌がっている様子が見て取れました。
パブロのみならず、陽次、衛藤といった前線の選手から果敢にボールに食らいつき。脇本、西室のボランチコンビ中盤を締め、サイドは國吉と山形、中央は代と平出がしっかりとケア。
練習どおりにしっかりとプレーしているのだろうな、という手堅さを感じました。
そんななか、22分。
ライン際で相手を引き付けた國吉が倒れこみながらも逆サイドにボールを蹴り出すと、それがちょうどイッキの目の前に。飛び出してきた相手GKに先んじて蹴り出し、ループシュート。ゴール手前でバウンドしてバーにはじかれたものの、それを予期して詰めていたぶんだけ相手DFよりイッキの反応が早く、反転しながら押し込んで見事に先制。
前節ゴールを挙げた陽次に負けじと、同じく徳島からの新戦力であるイッキが期待に応えてくれました。嬉しい自身J初ゴールは、3連勝を目指すチームに勢いをつける先制点となったのでした。
先制に成功したとはいえ、油断は禁物。
盛岡は攻撃的ポジションの梅内 和磨、谷口 堅三、岩渕 良太といった選手が今シーズン既に得点を挙げて結果を残している。中でも昨季相模原でチーム最多7ゴールを挙げた実績を引っ提げて移籍してきた岩渕のプレーぶりというものは、危険度レベルが注意から要注意に上げねばならない、といったところであったかと。
しかし、そんな攻撃陣に立ちはだかったのが我らが永井。
CKからファーに流れたボールをシュートされたものの、体を張って阻止。前節も似たような至近距離からのシュートをブロックしたシーンがありましたが、今節もまたゴールを許さず。なんとも頼もしい限りです。
前半も残り少なくなった42分。
FKのチャンスで西室のキック、相手DFがヘッドでそらすもののゴールライン際で陽次が奪取。シュートというよりはゴール前に詰めてくれることを期待したパスであったのかもしれませんが、そのボールがGKの足に当たって股抜き、ゴールに。
残念ながら2試合連続ゴールとはならずにオウンゴールということでしたが、それでも。0-1であれば相手もハーフタイムを挟んで後半勝負!と気を引き締めて臨んできたことでしょうが、だからこそ効果てきめんであった追加点。
角度のないところからの前節のゴール同様、陽次のゴール奪取への執念がもたらした得点であったかと。
2-0は危険なスコア、などとは言われますが、後半に入ってもカターレに慢心や油断は無く。
65分、途中出場の萱沼が相手ディフェンスラインの裏に蹴り出したボールに脇本が飛び出し、一気にゴール前へ。並走していた衛藤に渡すと、落ち着いて相手をかわしてシュート、見事に決めて試合を決定づける3点目を挙げたのでした。
5分ほど前に同じような場面でシュートを外してしまった衛藤でしたが、自らミスを帳消しにするファインゴール。イッキ、陽次に続き、衛藤。元徳島選手が躍動し、勝利を大きく手繰り寄せたのでした。
勝利が、開幕3連勝が近づいたなかにあって、いかにしっかりと試合を締めくくるかが問われることに。
盛岡にしてみれば敗戦濃厚とはなったものの、それでも一矢報いねば、という姿勢。それにしっかり対処し、得点を許さない断固たるプレーが求められました。
そんななか、西室が負傷交代を余儀なくされるというアクシデントが。
しかし、その西室に代わって入った窪田、同時にイッキと交代で入った柳下の両名が奮闘。途中出場でありながらもしっかりと試合に順応、無失点勝利にむけて献身的なプレーでチームを盛り立てました。
そして、4分あったアディショナルタイムをしのぎきり、試合終了。
今季最多3得点、そして無失点継続。最高のかたちで3連勝を成し遂げたのでした。
第3節終了時点で、同じく3連勝の福島を得失点差で上回り、単独首位に立ったカターレ。
過去、一時的にすら首位に立った経験は無く。史上初めてのことです。第2戦の呪いだとか東北アウェイで勝てずだとかのジンクスが影響していたからではありますが、それを打ち破った意義というものが現れた結果、という見方もできるのではないでしょうか。
もちろん嬉しいですが・・・いや、嬉しいからこそ。
慢心するわけにはいきません。あくまで、目標は優勝でのJ2復帰であり、まだ道半ば。いや、始まったばかり。
この首位の座を明け渡すことなく、ずっと君臨し続ける必要があります。
3連勝はなしとげましたが、逆に言えば、まだ3連勝。
J参入以来一度も破れていない4連勝の壁を破らねばならないし、連勝記録ということで言えば、昨季10連勝の栃木の記録にはまだまだ。その栃木もJ2復帰に失敗していることを思えば、油断などしている場合でないことは明らか。
勝って兜の緒を締めよ。
これまでを超える戦いは、まだまだ続いていきます。