行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第22節 セレッソ大阪U23戦

2017-09-09 06:44:20 | カターレ富山
今シーズン最大の危機的状況といえる状態の中で迎える、9月唯一のホームゲームである今節。セレッソ大阪U23を迎え撃ちます。
前回ホームゲームで6000人以上集まったファン・サポーターを失意のどん底に落とした逆転負けから、3戦連続勝ちなし。前節はドローとはいえ、もし判定で勝敗が決したなら、確実に敗戦となっていた試合でした。
その上さらに、今節は累積警告で窪田、山形、イッキの3人が出場停止。わけても、開幕からずっと不動の右SBとして、セットプレーでもキッカーとして、チームに多大な貢献をしてきた山形の不在は痛すぎるところです。
まさに、正念場。
もし仮に、悪しき流れをとどめられずにまたも勝てないようであれば・・・悪い意味で、昇格戦線から抜け出してしまうことでしょう。脱落というかたちで。
相手がU23だから大丈夫、などと気軽に言えるような状況ではなく。同じU23のFC東京に敗れたのはどこのチームだよ、と。
上位戦線に食い込もうと意気込む鹿児島に力負けし、最下位のYS横浜には敗戦同然のドロー。
もはや、相手云々ではないのは、明らか。
自分たちが改善しない限り、相手がどこであろうが勝てやしません。
相手がどことか関係なく、勝つためには、自分たち自身で乗り越える以外に無いのです。
それも、今節すぐに。いつまでも足踏みしているようなクラブを、他クラブは、わけても昇格争いのライバルは、待ってなどくれません。
勝つのが、最低限。
いかに、勝つか。いかに、これまでの悪い流れを振り切って、これからの勝利につながっていく勝ち方ができるか。
簡単ではないでしょう。けれど、乗り越えねば。
望む未来を切り拓くには、ここで、勝ち切るしかありません。

期待したいのは、苔口。
2戦連続ゴール中ですが、いずれも勝利に結びつかず。3度目の正直、今度こそヒーローとなるべく、3戦連続ゴールで勝利に貢献してほしいです。
セレッソ大阪U23との前回対戦も、前節と同様に先制ゴールを奪うも追いつかれ、逆転されなくてよかったね、というような試合でした。
もちろん、今節も楽になど勝てないでしょう。
そこを、なんとかするのがエースたる彼の役割。
1ゴールと言わず、2ゴール、あるいは4年ぶりとなるハットトリックでもいい。ベテランと呼ばれる領域となった選手が今もプレーを続けられている力の照明を、古巣・セレッソ大阪の若手に「先輩」として見せつけてほしいです。レベルの劣るJ3という舞台かもしれない。けれど、30歳を超えても第一線で頑張り続けることの意味を、意義を、しっかりプレーを通して体現してほしいと思います。

過去2年、今くらいの時期には既に優勝は遠くかすんでしまっていました。
けれど、今年はまだ、それに比べたなら全然違う、可能性のある状態。
しかしそれも、この悪しき流れが続くようであれば“元の木阿弥”となってしまうのでしょう。
だからこそ。
勝ち切らねば。
まず、成果。その上で、「富山はまだ終わってなどいない」というメッセージを、リーグに突きつけねば。
勝ちたいんだ!
優勝したいんだ!!
そのために、今節の勝利。
悪しき流れを断ち切り、逆に優勝への流れに導くような、そんな勝利を!!!

一戦必勝、力の限り!!!
勝たれ!!!富山!!!!!