0-0のドロー。
下位とはいえ、前回対戦でも勝てなかったセレッソ大阪U23が侮れないチームであることは明らかであったわけで、だからこその奮起がもとめられた・・・のですが。
確かに、前節から大幅にスタメンを入れ替えねばならない難しい状況ではありました。
累積警告で出場停止の窪田、イッキ、山形に加えて、代までも欠き。挙句、初スタメンとなった近藤が前半のうちに退き、急遽、登崎が出場というイレギュラーな交代も。
これまで出場機会の少なかった選手の頑張りが不可欠という状況で、それでもしっかりとチームプレーに徹していた・・・とは思います。
けれども、そのことと勝てないこととは話が別です。
前半戦での堅守はどこへ?というくらいの最近の失点具合でしたから、無失点で終われたことは良しとしなければならないのでしょうが・・・それすら、相手が編成にバラツキのあったU23だったから、とも言えるわけで。茂庭、酒本といったベテランがオーバーエイジ枠でメンバー入りするという予想外の布陣であったことも影響してはいましたが、それでも。ミスで助けられたシーンも少なくなく、これが上位クラブならやられていたな、というような状況も。
なによりも。
これまで、なかなか思うように挙げられない、としながらも続けてきた連続試合ゴール記録が、ストップ。
平繁、苔口、北井、陽次といった攻撃陣にゴールの期待がかかりましたが、不発に終わり。
シュート数で13対4、CKのチャンスも9対3と、数字の上ではカターレのほうが圧倒していたわけですが・・・結果として、ひとつのゴールにも結び付けられす。
「もっと精度を高めていかねばならない」というのが、試合後のコメントとしてテンプレのように語られていますが。今回もまた、例にもれず、という。
じゃあ、いったい、いつになったらその成果が出るのかと。
もちろん、一朝一夕にうまくいくものではないのでしょう。繰り返し、積み重ねていくことが大事でしょう。
けれども。
性急に結果を求めたって、そううまくいくものではない―――確かにそうでしょうが、だからと言って。
成果が出るまで待ってほしいと言って、何試合かけても良いわけではありません。当然ながら、試合数は有限です。
カターレがそういった積み重ねをしている間、他クラブがボケーっと待っていてくれるわけでは、決してありません。
なのに、いつまでも「もっと精度を高めていかねばならない」というコメントで結果が出せない「言い訳」をしていていいのか?と。
敗戦という最悪の結果には、ならなかった今節。
しかし、「勝ち点1でも積み重ねられて良かったね」という状況では、もはやない。
なのに、いつまでも決定力不足なんて言っている場合では、ないのです。
なによりも、歯がゆいのは。なによりも、悔しいのは。
今のカターレが、優勝を目指すクラブに見えないこと。
前節、上位対決で引き分けてしまったながらも、下位の盛岡相手にしっかりと勝ち切った首位・秋田。
2点差をつけられながらも怒涛の反撃、逆転勝利をもぎ取った2位・沼津。
新加入のペチュニクがハットトリックの大活躍、快勝した3位・栃木。
それらクラブには、やはり、優勝を争うだけの勢いと力を感じます。
一方、4戦連続勝ちなし、下位クラブ相手にまたしても取りこぼし、しかも無得点だった4位・富山。
次節にも長野・鹿児島に抜かれて5位以下に転落、という事態も十分にあり得るという・・・むしろ、その可能性のほうが高いのでは?という有様。
隣の芝生は青く見える、とは言いますが。
それでもやはり・・・情けないです。
ライバルクラブに、全然脅威を与えられていないじゃないか。
むしろ、「富山、終わったな(笑)」と、ナメられてすらいるでしょう。
いつまでも、「もっと精度を高めないと」とか言っていないでほしい。
それは、当たり前。努力し、結果を残してしかるべき問題。わざわざ取り立てて言うことになっていることそのものを恥ずべき。
同じく、テンプレなコメントとして「目先の勝敗に一喜一憂せずにやっていく」というものもありますが。
正直言って、それは違う!と言いたいです。
目先の勝利に全力を尽くせずして・・・目先の1得点に全力を尽くせずして、何がJ2昇格か、と。
今節も、然り。
「石にかじりついてもゴールを奪ってやるぜ!!」というガムシャラな気迫、勢いというものが、攻撃に感じたかと言えば・・・正直、「13本もシュートしてたっけ?」ってなもので。
上位クラブがしっかりと勝利に向かってプレー、結果を出しているのに・・・それについていけない、いつまでも精度を欠いている、次は頑張る、とか言っているのならば。
目先の1勝を必死で勝ち取りに行く姿を、気迫をファン・サポーターに見せられないのならば。
早々にギブアップ宣言でもしてしまえばいい。ポーズだけの頑張りなど要りません。
いろいろと厳しいことを書いてしまいましたが。
ひとつ言えるのは、自分は、まだ期待を失ってはいない、ということ。
わかったようなフリをして、「今シーズンはもうダメだ、諦めた」などと言ってしまえば、あるいはダメージ軽減につながるかもしれません。思いつめるのをやめれば、精神的に楽かもしれません。
ですが。
今、悔しいのは、どうにもやるせないのは、なぜか?
決まっています。
優勝を、諦めてはいないからです。カターレに、勝ってほしいからです。
他クラブにナメられるのは、どうしようもなく悔しい。相手を圧倒する力を発揮できていないのは、どうしようもなく歯がゆい。
けれど。
ファン・サポーターとして、そこから逃げたくない。目をそらしたくない。
カターレに、勝ってほしいから。優勝してほしいから。
だから。
目先の勝利に、そのための得点に、必死にくらいついていってほしい。もう、無得点で勝てない試合は、今節で最後にしてほしい。
悲観的過ぎ?・・・いや、そんなことはないはず。なぜなら、「手遅れになってからでは遅い」ということを、過去の経験で知っているから。
言い換えれば、まだ手遅れではない、ということ。
だったら。
求めるものは、勝利のみ。
まだ、富山は終わってなどいない。
それを、勝利でもって証明する―――それ以外にありますまいよ。
下位とはいえ、前回対戦でも勝てなかったセレッソ大阪U23が侮れないチームであることは明らかであったわけで、だからこその奮起がもとめられた・・・のですが。
確かに、前節から大幅にスタメンを入れ替えねばならない難しい状況ではありました。
累積警告で出場停止の窪田、イッキ、山形に加えて、代までも欠き。挙句、初スタメンとなった近藤が前半のうちに退き、急遽、登崎が出場というイレギュラーな交代も。
これまで出場機会の少なかった選手の頑張りが不可欠という状況で、それでもしっかりとチームプレーに徹していた・・・とは思います。
けれども、そのことと勝てないこととは話が別です。
前半戦での堅守はどこへ?というくらいの最近の失点具合でしたから、無失点で終われたことは良しとしなければならないのでしょうが・・・それすら、相手が編成にバラツキのあったU23だったから、とも言えるわけで。茂庭、酒本といったベテランがオーバーエイジ枠でメンバー入りするという予想外の布陣であったことも影響してはいましたが、それでも。ミスで助けられたシーンも少なくなく、これが上位クラブならやられていたな、というような状況も。
なによりも。
これまで、なかなか思うように挙げられない、としながらも続けてきた連続試合ゴール記録が、ストップ。
平繁、苔口、北井、陽次といった攻撃陣にゴールの期待がかかりましたが、不発に終わり。
シュート数で13対4、CKのチャンスも9対3と、数字の上ではカターレのほうが圧倒していたわけですが・・・結果として、ひとつのゴールにも結び付けられす。
「もっと精度を高めていかねばならない」というのが、試合後のコメントとしてテンプレのように語られていますが。今回もまた、例にもれず、という。
じゃあ、いったい、いつになったらその成果が出るのかと。
もちろん、一朝一夕にうまくいくものではないのでしょう。繰り返し、積み重ねていくことが大事でしょう。
けれども。
性急に結果を求めたって、そううまくいくものではない―――確かにそうでしょうが、だからと言って。
成果が出るまで待ってほしいと言って、何試合かけても良いわけではありません。当然ながら、試合数は有限です。
カターレがそういった積み重ねをしている間、他クラブがボケーっと待っていてくれるわけでは、決してありません。
なのに、いつまでも「もっと精度を高めていかねばならない」というコメントで結果が出せない「言い訳」をしていていいのか?と。
敗戦という最悪の結果には、ならなかった今節。
しかし、「勝ち点1でも積み重ねられて良かったね」という状況では、もはやない。
なのに、いつまでも決定力不足なんて言っている場合では、ないのです。
なによりも、歯がゆいのは。なによりも、悔しいのは。
今のカターレが、優勝を目指すクラブに見えないこと。
前節、上位対決で引き分けてしまったながらも、下位の盛岡相手にしっかりと勝ち切った首位・秋田。
2点差をつけられながらも怒涛の反撃、逆転勝利をもぎ取った2位・沼津。
新加入のペチュニクがハットトリックの大活躍、快勝した3位・栃木。
それらクラブには、やはり、優勝を争うだけの勢いと力を感じます。
一方、4戦連続勝ちなし、下位クラブ相手にまたしても取りこぼし、しかも無得点だった4位・富山。
次節にも長野・鹿児島に抜かれて5位以下に転落、という事態も十分にあり得るという・・・むしろ、その可能性のほうが高いのでは?という有様。
隣の芝生は青く見える、とは言いますが。
それでもやはり・・・情けないです。
ライバルクラブに、全然脅威を与えられていないじゃないか。
むしろ、「富山、終わったな(笑)」と、ナメられてすらいるでしょう。
いつまでも、「もっと精度を高めないと」とか言っていないでほしい。
それは、当たり前。努力し、結果を残してしかるべき問題。わざわざ取り立てて言うことになっていることそのものを恥ずべき。
同じく、テンプレなコメントとして「目先の勝敗に一喜一憂せずにやっていく」というものもありますが。
正直言って、それは違う!と言いたいです。
目先の勝利に全力を尽くせずして・・・目先の1得点に全力を尽くせずして、何がJ2昇格か、と。
今節も、然り。
「石にかじりついてもゴールを奪ってやるぜ!!」というガムシャラな気迫、勢いというものが、攻撃に感じたかと言えば・・・正直、「13本もシュートしてたっけ?」ってなもので。
上位クラブがしっかりと勝利に向かってプレー、結果を出しているのに・・・それについていけない、いつまでも精度を欠いている、次は頑張る、とか言っているのならば。
目先の1勝を必死で勝ち取りに行く姿を、気迫をファン・サポーターに見せられないのならば。
早々にギブアップ宣言でもしてしまえばいい。ポーズだけの頑張りなど要りません。
いろいろと厳しいことを書いてしまいましたが。
ひとつ言えるのは、自分は、まだ期待を失ってはいない、ということ。
わかったようなフリをして、「今シーズンはもうダメだ、諦めた」などと言ってしまえば、あるいはダメージ軽減につながるかもしれません。思いつめるのをやめれば、精神的に楽かもしれません。
ですが。
今、悔しいのは、どうにもやるせないのは、なぜか?
決まっています。
優勝を、諦めてはいないからです。カターレに、勝ってほしいからです。
他クラブにナメられるのは、どうしようもなく悔しい。相手を圧倒する力を発揮できていないのは、どうしようもなく歯がゆい。
けれど。
ファン・サポーターとして、そこから逃げたくない。目をそらしたくない。
カターレに、勝ってほしいから。優勝してほしいから。
だから。
目先の勝利に、そのための得点に、必死にくらいついていってほしい。もう、無得点で勝てない試合は、今節で最後にしてほしい。
悲観的過ぎ?・・・いや、そんなことはないはず。なぜなら、「手遅れになってからでは遅い」ということを、過去の経験で知っているから。
言い換えれば、まだ手遅れではない、ということ。
だったら。
求めるものは、勝利のみ。
まだ、富山は終わってなどいない。
それを、勝利でもって証明する―――それ以外にありますまいよ。