行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第12節 ギラヴァンツ北九州戦

2018-06-02 16:07:39 | カターレ富山
苦しい展開にも最後まで耐え抜き、無失点に抑えて勝ちきった天皇杯1回戦。
その勝利から1週間、得られた経験をリーグ戦でもフィードバックすべく、ホーム・県総でギラヴァンツ北九州を迎え撃ちます。
今シーズン初の連勝を目指したこの戦い。3連敗、4連敗があったなか、連勝のひとつも出来ないまま、なんてのは、さすがに。
ここであえなく敗れて、ガッカリなカターレに、最下位やむなしなんてカターレに逆戻りなど、許されていいはずがない。
安達監督の下、ダメだったカターレとの訣別を、ホーム戦勝利という確かなかたちで証明しなければならない。
もちろん簡単なミッションでないことは確か。けれど、それでも勝たねばなりません。理屈じゃない。勝利で、勝ち点3で示さねば。

元J2クラブ同士の対決となる今節。
本来、「リーグ上位を争うクラブの直接対決!最多得点を誇る北九州の強力な攻撃陣を、最少失点・鉄壁の富山は抑えきれるか!?」という、J3屈指の好カードでなければならなかったはずですが・・・。
現実は、まったくの真逆。
リーグ最底辺をうろつくクラブ同士の対戦。リーグ最少得点の北九州を、同最多失点の富山が迎え撃つかたちの、〝ダメ矛盾対決〟。
なんとも、やりきれない思いに駆られます。
どちらにとっても、低迷からの脱却をかけた対戦。
天皇杯は県予選で敗れて出場ならず、目下公式戦5戦連続勝ちなしの北九州。しかし、他のどのクラブが笑っても、最下位から監督交代にまで追い込まれたカターレだけは笑うわけにはいかないでしょう。
メンバーのクオリティそのものはリーグトップクラスの北九州。
たまたま結果が残せていないだけで、その歯車が噛み合って爆発するのが今節ではないと、どうして言い切れましょうか。
それでなくとも、リーグ最多失点の富山から得点できずにどこから得点するんだ!?という意気込みで乗り込んでくることでしょう。
そんな北九州を返り討ちにする強さを、なにがなんでも発揮し、勝利を手にしなければ。

前週の天皇杯1回戦では、元カターレの内田 錬平がおこしやす京都のキャプテンとして立ちはだかり、気迫のこもったプレーを見せました。
今節もまた、相手に元カターレ選手が。
昨季も対戦した、中盤でチームをまとめるコーケンこと加藤 弘堅。
そして、昨季はケガの影響で対戦していないものの、プレーぶりを知っているが故に脅威、福ちゃんこと福田 俊介。
10周年を迎えたカターレ富山ですが、歴代ベストイレブンを決めようという企画があったら、今もって福田をベストCBに選ぶファン・サポーターも少なくないでしょう。
ボールが上がって空中戦、「でも福ちゃんだから大丈夫!」という安心感、忘れられません。
それが、今度は相手チームの壁となるとは。
息災ぶりを見たい一方で、厄介な相手。期待と不安がない交ぜのような。

一方で。もうひとり、古巣との対戦に燃える選手が。
北九州からカターレに加入した弓崎にとっても、特別な一戦です。
その弓崎、先の天皇杯1回戦ではカターレ初ゴールを挙げて勝利に貢献しました。
積極果敢にゴールを狙う姿勢が実を結んだ成功体験は、大きな自信となったことでしょう。取り組んできたことは間違っていなかった、と。
そして迎える、古巣対戦。より一層気も引き締まったのではないかと思います。
是非ともカターレでの健在ぶりを示すとともに、北九州に「出すんじゃなかった」なんて言わしめる活躍を!

安達監督となってから公式戦3連勝のカターレではありますが・・・その間、楽な試合はありませんでした。むしろ、敗れてさえいたかもしれない。
けれども。
それでも、3連勝は、動かぬ事実。
今節の勝利でもって、リーグ戦でも連勝することによって、まぐれではないことの証とせねば。
監督交代が奏功していることを、確かな事実として確定させねば。
まずは、先制点。
出来れば前半の早いうちに奪い、主導権を握るとともに、北九州を「今節もまたダメなのか」と怯ませてしまう、そんな展開にもっていきたいところ。
そして、課題の守備でも、実力者の揃う北九州を抑えきる強さを見せつけなければ。

今節から中2日で天皇杯2回戦・東京ヴェルディ戦。そのまた中2日で次節・YS横浜戦。
連戦連勝といきたいですが、まずは今節の勝利に最大集中で。
勝ちながら、強くなれ!
変わったのは監督だけじゃない、勝てないカターレから勝つカターレに変わったと、勝利でもって知らしめろ!

勝たれ‼富山!!!!!!
コメント
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