行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

また、“負けきる”。無念の連勝ストップ グルージャ盛岡戦

2018-10-15 23:52:49 | カターレ富山
1-2で敗戦。
「またか」というのが、率直な感想。
3連勝を目指した、ここぞ!という試合。勝たねばならない大事な試合。そこで負けた。
順位が直近のクラブとの直接対決。勝って引き離していかねばならない試合。そこで負けた。
リーグ最少引き分け数クラブの面目躍如とでも言うのでしょうか。今回もまた、“負けきった”。
なによりも。
連勝を成し遂げた自信が、一気にしぼんでしまうような。台無しになってしまうような、そんな敗戦。
せっかく上げた順位も、また後退。
ひとえに・・・「こんなだからダメなんだよ」という、そんな無残な結果をつきつけられた試合でした。

開始わずか2分で、いきなり先制されてしまうことに。
それでなくともアウェイ戦であり。試合の入りが大事、ということはわかりきっていたこと。なのに、よりにもよって盛岡のトップスコアラーである谷口 海斗にしてやられるという。
前節は、その谷口が先制ゴールを挙げながら逆転負け。盛岡にとってみれば「今節こそは!」という気合の入った試合。その気合が、見事にハマったかたち。「今度こそ!」という機運も高まったことかと。
カターレとしては、最悪の立ち上がり。連勝の勢いというものに冷や水をぶっかけられた格好。
それでも。
18分、陽次の同点ゴールが決まり、前半のうちに追いつくことに成功しました。
その少し前にもビッグチャンスがあったものの、決めきれなかった陽次。けれど、そこでめげることなくチャレンジし、最前線でヒールでアシストした苔口との連携がばっちりと決まるかたちでのゴール。
先制されながらも前半のうちに追いついた、というのは、前節にしてもそう。
ならばこそ、今季初の逆転勝利をおさめた前節から、2試合連続でやってやろう!という、そんな展開に。
ただ・・・。
そこから、追加点が奪えない。
チャンスを作るも決めきれないという、悪い意味での「いつもどおり」。
サッカーのセオリーとして「決めるべき時に決めることが出来ずにいたら、そのうちにしっぺ返しをくらうことになる」というものがありますが。
なぜ、それをまんまと体現してしまうのか。
それも、今季ここまで1度や2度ではないのに。それを、また繰り返してしまうかたちで。
試合終了間際、アディショナルタイム。
一瞬の隙を突かれて攻め上がられ、GK永井の必死の飛び込みも及ばず冷静に蹴りこまれて勝ち越され。
そのまま試合終了。今節もまた、最低限引き分けにはしなければならなかった試合を、“負けきった”。

本当に、「またか」というところ。
また、勝たねばならない試合で負けた。負けなくていい試合で負けた。

2連勝をしましたが、楽勝などではなく、むしろ、いずれも辛勝でした。
勝つには勝ったものの、あらためて勝つことの難しさというものを実感した試合でもありました。
だからこそ、「今度はもっと快勝と呼べる勝利を挙げてやるぜ!」という勝ち方に繋げねばならなかったはずなのに。
つながったのは、またいつもの負け方。
勝つことが難しい一方で、こんなにもあっさりと連勝ストップ出来てしまうんだなぁ、と。
勝利の自信をつなげることは出来ないのに、良くないこと、悪いパターンはしっかりと継承することが出来てしまう。

「こんなことを繰り返しているから、いつまで経っても浮上できないんだよ」
そんな辛い現実を、あらためて突き付けられた・・・そんな、苦い敗戦でした。