シーズン終盤戦は、ほとんどの試合が前回対戦で敗れた相手とのリベンジマッチとなっているカターレ。
アディショナルタイム被弾でリベンジ失敗だった盛岡戦、アディショナルタイムゴールで敗戦を回避した長野戦。
そして、今節のリベンジ相手は、元カターレ監督であった三浦監督が率いる鹿児島ユナイテッド。5月の前回対戦において、低迷を極めていたカターレに、浮氣前監督にとどめを刺したクラブでもあります。
J2昇格を目指し、上から2位として必勝を期してホームで待ち構える鹿児島。対して、同じ目標を掲げていたにもかかわらず、下から3位として挑む羽目になってしまっているカターレ。
ここまでの実績だけで見たならば・・・気合全開の鹿児島が雑魚クラブの富山を確実に屠り去るだけの試合でしかないかもしれません。格下を相手にチョンボなど許されない!というような、鹿児島勝利があたりまえ、というそんな試合。
他クラブの動向を傍観者として見るだけならば、いざ知らず。
当事者としては、そんな“あたりまえ”に屈するわけにはいかない試合。
プロとしての矜持というものを、こういった試合で発揮できずしてどうするのか?いや、もっと言えば、こういう試合で意地を示せずして、なにがプロか。
難しい相手であることは明らか。勝つのは至難でしょう。
けれども、それが負けても仕方ない理由になどならない。
むしろ、だからこそ勝つ。
そんな気概が不可欠です。
現在2位につける鹿児島。首位の琉球には水をあけられている感がありますが、沼津、群馬といったクラブとの差はわずか。
まさに正念場、という状況にあって、15位などという低迷っぷり著しい雑魚クラブ相手に取りこぼすことなく、きっちりと返り討ちにしなければ!というところかと。
鹿児島にとっては、勝ってあたりまえの試合。むしろ、引き分け以下などあってはならない、とすら言えるかも。
ポテンシャル的には首位でも決しておかしくない力を持ちながらも、ふとした躓きが結果に結びつかなかったりもするクラブのようで。
前節の盛岡戦こそ勝利したものの、その前は2分け2敗と足踏みしたり。
上位争いで勝利が求められるプレッシャーもあるかもしれません。
まったく逆の意味で力を発揮できていないカターレの側からすれば、贅沢な悩みのようにも思えるのは、単なるひがみですが。
連勝をかけて、気を引き締めるべく臨む今節。
勝ってあたりまえの状況、そしてそんな相手に確実に勝ち切ることで、最終盤を戦い抜く手応えと自信を植え付けたい。そんな試合ではなかろうかと。
対して、カターレ。
前節は敗戦濃厚状態・連敗不可避という状況から、起死回生のゴールでドローに。
ただ。
まるで勝利したかのような盛り上がりでしたが、それは見た目だけで。2試合連続勝ちなしに変わりなく。
むしろ、前回対戦で大敗した長野へのリベンジを期しながら、安達監督就任以降最悪か、という低調ぶりを見せてしまったことが大問題で。
失礼ながら、「たまたま相手が長野だったから負けなかっただけ」という試合。
同じく不本意なシーズンを送る長野。所々で、それによる自信のなさがプレーに現れてしまっているのでは?という場面が見られました。
カターレがまさにそうであるだけに、そういった機微というものはわかります。ええ、わかりますとも。
言い方を変えれば。
厳しく言うなら、同じく低迷する長野相手にすら、そんな無様な試合しかできなかったということ。
そんななか、2位という位置にいる鹿児島との対戦となる今節。同じ展開になるかといえば、なるわけはなかろう、と。
今季10周年を迎えたカターレ富山ですが・・・これまでも、そうでした。
伝統的に、下位の相手に勝ち切れない、取りこぼすこともしばしばという一方で、じゃあ上位相手に鼻を明かすことができるかといえば・・・そうでなく、という。
強豪相手には、なんのサプライズも無く普通に負ける、というのがデフォルトとすら言えるような。
今節は、名ばかり目標となってしまったカターレと違い、J2昇格が現実的目標である鹿児島が相手。
そういった試合で・・・これまでどおりだとすれば、おそらく、なんのサプライズも無いままに敗れておしまい、というところではないかと。
もし、低調ぶりを晒してしまった前節を悔やむなら。
もし、J2などと口にするのもはばかられるほどの低迷っぷりを恥ずるならば。
もし、プロとしてのプライドをしかと胸に秘めているのならば。
現状を良しとしていいわけがなく。勝たねばならない理由しかなく。
鹿児島が勝ってあたりまえの試合を、いかに打破するか。
サプライズと言われようがなんだろうが、勝ち切ること。
上位相手だから負けても仕方ない、などと決して言わせない。そんな覚悟をもって挑まねばなりません。
期待したいのは、代。
最近はキャプテンマークを巻いての出場が続いていますが、それだけに、ディフェンスリーダーとして「してはならない失点」によって勝利を逃す展開に心を痛めていることでしょうが。
それを悔しく思うならば。名誉挽回したいと願うならば。
勝って、カターレの力を示す以外に、方法はありません。
2016年の加入以来、常にカターレの第一線でプレーし続ける彼。今節対戦する三浦監督のもとでもプレーしました。
今シーズンは、その三浦監督の鹿児島に、チームメイトにして同じく中心的選手であった平出が移籍。
その平出が移籍先でも中心選手として活躍、それによってJ2昇格が現実的目標となっている鹿児島。
対して、代が残ったカターレは、低迷し続け、歴代最低成績も、という状況。
もちろん直接的に言うことはないでしょうが、それでも・・・「富山を見限って正解だった」なんて、言わせても良いのか?
良いわけがない。
ならば、やるべきことは、勝つこと以外になにもありません。
浮氣体制にとどめを刺されてしまった前回対戦を経て。
なかなか結果にまで結びついていないところがもどかしくはありますが、それでも。
それでも、安達体制に代わったからには、同じように勝てるなんて思うなよ!と、そんな気迫が不可欠であろうと。
確かに、結果は出ていない。けれど、それがカターレでプレーし続ける今の自分を否定することになどならない。
それを、勝つことで証明しなければ。
勝って、カターレの選手として三浦監督に恩返しせねば。
そのために、全力を尽くしてほしいです。
2位と15位との対戦。普通なら、2位が勝って当然かもしれませんが。
それを、覆せ!
あたりまえを、あたりまえにするな!
意地を、プライドを見せる勝利を!!
勝たれ!!!富山!!!!!
アディショナルタイム被弾でリベンジ失敗だった盛岡戦、アディショナルタイムゴールで敗戦を回避した長野戦。
そして、今節のリベンジ相手は、元カターレ監督であった三浦監督が率いる鹿児島ユナイテッド。5月の前回対戦において、低迷を極めていたカターレに、浮氣前監督にとどめを刺したクラブでもあります。
J2昇格を目指し、上から2位として必勝を期してホームで待ち構える鹿児島。対して、同じ目標を掲げていたにもかかわらず、下から3位として挑む羽目になってしまっているカターレ。
ここまでの実績だけで見たならば・・・気合全開の鹿児島が雑魚クラブの富山を確実に屠り去るだけの試合でしかないかもしれません。格下を相手にチョンボなど許されない!というような、鹿児島勝利があたりまえ、というそんな試合。
他クラブの動向を傍観者として見るだけならば、いざ知らず。
当事者としては、そんな“あたりまえ”に屈するわけにはいかない試合。
プロとしての矜持というものを、こういった試合で発揮できずしてどうするのか?いや、もっと言えば、こういう試合で意地を示せずして、なにがプロか。
難しい相手であることは明らか。勝つのは至難でしょう。
けれども、それが負けても仕方ない理由になどならない。
むしろ、だからこそ勝つ。
そんな気概が不可欠です。
現在2位につける鹿児島。首位の琉球には水をあけられている感がありますが、沼津、群馬といったクラブとの差はわずか。
まさに正念場、という状況にあって、15位などという低迷っぷり著しい雑魚クラブ相手に取りこぼすことなく、きっちりと返り討ちにしなければ!というところかと。
鹿児島にとっては、勝ってあたりまえの試合。むしろ、引き分け以下などあってはならない、とすら言えるかも。
ポテンシャル的には首位でも決しておかしくない力を持ちながらも、ふとした躓きが結果に結びつかなかったりもするクラブのようで。
前節の盛岡戦こそ勝利したものの、その前は2分け2敗と足踏みしたり。
上位争いで勝利が求められるプレッシャーもあるかもしれません。
まったく逆の意味で力を発揮できていないカターレの側からすれば、贅沢な悩みのようにも思えるのは、単なるひがみですが。
連勝をかけて、気を引き締めるべく臨む今節。
勝ってあたりまえの状況、そしてそんな相手に確実に勝ち切ることで、最終盤を戦い抜く手応えと自信を植え付けたい。そんな試合ではなかろうかと。
対して、カターレ。
前節は敗戦濃厚状態・連敗不可避という状況から、起死回生のゴールでドローに。
ただ。
まるで勝利したかのような盛り上がりでしたが、それは見た目だけで。2試合連続勝ちなしに変わりなく。
むしろ、前回対戦で大敗した長野へのリベンジを期しながら、安達監督就任以降最悪か、という低調ぶりを見せてしまったことが大問題で。
失礼ながら、「たまたま相手が長野だったから負けなかっただけ」という試合。
同じく不本意なシーズンを送る長野。所々で、それによる自信のなさがプレーに現れてしまっているのでは?という場面が見られました。
カターレがまさにそうであるだけに、そういった機微というものはわかります。ええ、わかりますとも。
言い方を変えれば。
厳しく言うなら、同じく低迷する長野相手にすら、そんな無様な試合しかできなかったということ。
そんななか、2位という位置にいる鹿児島との対戦となる今節。同じ展開になるかといえば、なるわけはなかろう、と。
今季10周年を迎えたカターレ富山ですが・・・これまでも、そうでした。
伝統的に、下位の相手に勝ち切れない、取りこぼすこともしばしばという一方で、じゃあ上位相手に鼻を明かすことができるかといえば・・・そうでなく、という。
強豪相手には、なんのサプライズも無く普通に負ける、というのがデフォルトとすら言えるような。
今節は、名ばかり目標となってしまったカターレと違い、J2昇格が現実的目標である鹿児島が相手。
そういった試合で・・・これまでどおりだとすれば、おそらく、なんのサプライズも無いままに敗れておしまい、というところではないかと。
もし、低調ぶりを晒してしまった前節を悔やむなら。
もし、J2などと口にするのもはばかられるほどの低迷っぷりを恥ずるならば。
もし、プロとしてのプライドをしかと胸に秘めているのならば。
現状を良しとしていいわけがなく。勝たねばならない理由しかなく。
鹿児島が勝ってあたりまえの試合を、いかに打破するか。
サプライズと言われようがなんだろうが、勝ち切ること。
上位相手だから負けても仕方ない、などと決して言わせない。そんな覚悟をもって挑まねばなりません。
期待したいのは、代。
最近はキャプテンマークを巻いての出場が続いていますが、それだけに、ディフェンスリーダーとして「してはならない失点」によって勝利を逃す展開に心を痛めていることでしょうが。
それを悔しく思うならば。名誉挽回したいと願うならば。
勝って、カターレの力を示す以外に、方法はありません。
2016年の加入以来、常にカターレの第一線でプレーし続ける彼。今節対戦する三浦監督のもとでもプレーしました。
今シーズンは、その三浦監督の鹿児島に、チームメイトにして同じく中心的選手であった平出が移籍。
その平出が移籍先でも中心選手として活躍、それによってJ2昇格が現実的目標となっている鹿児島。
対して、代が残ったカターレは、低迷し続け、歴代最低成績も、という状況。
もちろん直接的に言うことはないでしょうが、それでも・・・「富山を見限って正解だった」なんて、言わせても良いのか?
良いわけがない。
ならば、やるべきことは、勝つこと以外になにもありません。
浮氣体制にとどめを刺されてしまった前回対戦を経て。
なかなか結果にまで結びついていないところがもどかしくはありますが、それでも。
それでも、安達体制に代わったからには、同じように勝てるなんて思うなよ!と、そんな気迫が不可欠であろうと。
確かに、結果は出ていない。けれど、それがカターレでプレーし続ける今の自分を否定することになどならない。
それを、勝つことで証明しなければ。
勝って、カターレの選手として三浦監督に恩返しせねば。
そのために、全力を尽くしてほしいです。
2位と15位との対戦。普通なら、2位が勝って当然かもしれませんが。
それを、覆せ!
あたりまえを、あたりまえにするな!
意地を、プライドを見せる勝利を!!
勝たれ!!!富山!!!!!