2-2のドロー。
前回対戦で敗れてしまった雪辱を晴らす勝利を目前としながら、試合終了間際の連続失点によって逆転負け、リベンジに失敗してしまった前節・沼津戦。
それだけじゃない。同じく東北アウェイの福島戦、盛岡戦で、今シーズンはいずれも試合終了間際の失点で敗れてしまっています。
それらの無念を含めて、なにがなんでも勝たねばならなかった試合。
先制点を挙げたはいいけれど、僅か5分後に同点とされてしまう嫌な展開。
それでも、前半のうちに突き放す勝ち越しゴールを挙げることに成功。力強さを見せて、勝利の機運が高まりました。
守っても、好セーブ連発の永井を筆頭に守備陣が奮起。ピンチの場面も必死にしのぎ続けました。
そして、試合は最終盤へ。勝利が近づいていました。
・・・なのに。
不可解なPK判定。それを決められてしまい、ドロー決着。
これまで1度も勝てていないアウェイ秋田戦。またも、勝てませんでした。
繰り返された試合終了間際の失点。頑張りが、またしても報われなかった。
勝ち点は1だけ積みあがったものの、焼け石に水というもの。
連敗に等しい、苦い結果となってしまったのでした。
相手の秋田にとってみれば、ホーム最終戦。しかも9月2日以来ホームで勝っていないともなれば、その最終戦にかける意気込みというものも察するところでしたが。
それでも、試合開始からカターレのペース。
前回対戦で前半のうちに4失点。そんな悪夢を振り払うべく、果敢に挑みかかりました。
そんななか、陽次のゴールによって先制。
ゴール前、体勢を崩しながらも気合で持ちこたえ、シュート。気迫のこもったゴールにより、勝たねばならない試合で前半のうちにリードを奪うことに成功したのでした。
ただ、その5分後。
ピンチの場面で永井がナイスセーブ。枠内シュートをはじき出し、難を逃れた・・・かに見えましたが。
ライン際ぎりぎりで拾われてしまい、そこからクロス。それを押し込まれ、同点に追いつかれてしまいました。
「そういうところだぞ」
先月のアウェイ鹿児島戦を思い出しました。
ペナルティーエリア内で後ろから倒してしまった?という場面でノーファウル。そこから粘られたものの、なんとかクリア・・・したかに見えましたが。それを拾われ、上がったところをヘッドで決められて失点してしまった。
ピンチを脱してホッとした部分があったのか。またも、詰めの甘さを露呈しての失点。イヤなかたちで同点とされてしまいました。
それでも。
そこでくじけはしなかった。
前半のうちに、才藤のゴールによって勝ち越し。再びリードすることに。
新井のシュート性のボールにゴール前で反応した才藤。倒れこみながらも、相手GKがこぼしたのを見逃さずに蹴りこんだ、まさにストライカーの真骨頂、というような泥臭いゴールでした。
これによって再びのリード。そして試合を折り返すことに。
後半は一転して秋田ペースとなり、守備の場面も多くなりましたが。
それでも耐え忍ぶカターレ。勝利に向けて、必死のプレーが続きました。
後半にも、永井のセーブが無くては決められていた大ピンチが。そんな危機も乗り越え、これで勝たねばどうするよ?という、そんな試合。
そして、問題の試合終了間際。今度という今度は勝たねばならない。必死に守り切らねばならない。そんな展開。
・・・なのに。
あまりにも無情なPK判定。
昨今、野球やバレーボールをはじめ、いろいろなスポーツでビデオ判定が採用されていますが。サッカーにおいても、ロシアワールドカップでの採用が記憶に新しいところ。
そんなビデオ判定が、この試合にも適用されていたなら。
リプレイを見れば、一目瞭然。明らかに、相手は自分から転びにいっている。あからさまなシミュレーション。
であったのに、判定は覆らず。
90分、そのPKを決められてしまい、同点に。
そして、試合終了。
また、勝てませんでした。また、勝ち点を取りこぼしてしまいました。
試合後、激高した差波が詰め寄って一触即発、というシーンも。
無理もない。彼にとっては、青森山田高以来の先輩・椎名の思いも背負った試合。前節途中で無念の負傷退場、今節はベンチに背番号22のユニフォームが掲げられながらの試合であったのだから。
思いはとどかず、またしても勝利を逃す・・・苦いドロー決着。
この結果により、7位以内となる可能性が消滅。過去ワーストとなった昨季の戦績を超えることができなくなりました。
それでも。
それでも、やるしかない。やりきるしかない。
こんな無念は、もうたくさん。
残り2試合を、2連勝で終えるために。
戦いは、まだ続きます。
前回対戦で敗れてしまった雪辱を晴らす勝利を目前としながら、試合終了間際の連続失点によって逆転負け、リベンジに失敗してしまった前節・沼津戦。
それだけじゃない。同じく東北アウェイの福島戦、盛岡戦で、今シーズンはいずれも試合終了間際の失点で敗れてしまっています。
それらの無念を含めて、なにがなんでも勝たねばならなかった試合。
先制点を挙げたはいいけれど、僅か5分後に同点とされてしまう嫌な展開。
それでも、前半のうちに突き放す勝ち越しゴールを挙げることに成功。力強さを見せて、勝利の機運が高まりました。
守っても、好セーブ連発の永井を筆頭に守備陣が奮起。ピンチの場面も必死にしのぎ続けました。
そして、試合は最終盤へ。勝利が近づいていました。
・・・なのに。
不可解なPK判定。それを決められてしまい、ドロー決着。
これまで1度も勝てていないアウェイ秋田戦。またも、勝てませんでした。
繰り返された試合終了間際の失点。頑張りが、またしても報われなかった。
勝ち点は1だけ積みあがったものの、焼け石に水というもの。
連敗に等しい、苦い結果となってしまったのでした。
相手の秋田にとってみれば、ホーム最終戦。しかも9月2日以来ホームで勝っていないともなれば、その最終戦にかける意気込みというものも察するところでしたが。
それでも、試合開始からカターレのペース。
前回対戦で前半のうちに4失点。そんな悪夢を振り払うべく、果敢に挑みかかりました。
そんななか、陽次のゴールによって先制。
ゴール前、体勢を崩しながらも気合で持ちこたえ、シュート。気迫のこもったゴールにより、勝たねばならない試合で前半のうちにリードを奪うことに成功したのでした。
ただ、その5分後。
ピンチの場面で永井がナイスセーブ。枠内シュートをはじき出し、難を逃れた・・・かに見えましたが。
ライン際ぎりぎりで拾われてしまい、そこからクロス。それを押し込まれ、同点に追いつかれてしまいました。
「そういうところだぞ」
先月のアウェイ鹿児島戦を思い出しました。
ペナルティーエリア内で後ろから倒してしまった?という場面でノーファウル。そこから粘られたものの、なんとかクリア・・・したかに見えましたが。それを拾われ、上がったところをヘッドで決められて失点してしまった。
ピンチを脱してホッとした部分があったのか。またも、詰めの甘さを露呈しての失点。イヤなかたちで同点とされてしまいました。
それでも。
そこでくじけはしなかった。
前半のうちに、才藤のゴールによって勝ち越し。再びリードすることに。
新井のシュート性のボールにゴール前で反応した才藤。倒れこみながらも、相手GKがこぼしたのを見逃さずに蹴りこんだ、まさにストライカーの真骨頂、というような泥臭いゴールでした。
これによって再びのリード。そして試合を折り返すことに。
後半は一転して秋田ペースとなり、守備の場面も多くなりましたが。
それでも耐え忍ぶカターレ。勝利に向けて、必死のプレーが続きました。
後半にも、永井のセーブが無くては決められていた大ピンチが。そんな危機も乗り越え、これで勝たねばどうするよ?という、そんな試合。
そして、問題の試合終了間際。今度という今度は勝たねばならない。必死に守り切らねばならない。そんな展開。
・・・なのに。
あまりにも無情なPK判定。
昨今、野球やバレーボールをはじめ、いろいろなスポーツでビデオ判定が採用されていますが。サッカーにおいても、ロシアワールドカップでの採用が記憶に新しいところ。
そんなビデオ判定が、この試合にも適用されていたなら。
リプレイを見れば、一目瞭然。明らかに、相手は自分から転びにいっている。あからさまなシミュレーション。
であったのに、判定は覆らず。
90分、そのPKを決められてしまい、同点に。
そして、試合終了。
また、勝てませんでした。また、勝ち点を取りこぼしてしまいました。
試合後、激高した差波が詰め寄って一触即発、というシーンも。
無理もない。彼にとっては、青森山田高以来の先輩・椎名の思いも背負った試合。前節途中で無念の負傷退場、今節はベンチに背番号22のユニフォームが掲げられながらの試合であったのだから。
思いはとどかず、またしても勝利を逃す・・・苦いドロー決着。
この結果により、7位以内となる可能性が消滅。過去ワーストとなった昨季の戦績を超えることができなくなりました。
それでも。
それでも、やるしかない。やりきるしかない。
こんな無念は、もうたくさん。
残り2試合を、2連勝で終えるために。
戦いは、まだ続きます。