1-0で勝利!
このところ、勝てる試合を落とす、しかも試合終了間際に、という状況が続いてしまっていただけに。
今節もまた、1点をめぐる苦しい展開でした。バーに救われるなど、決定的なピンチもあり。他方、決定機を逃して得点に結びつけられなかったりとか。
それでも、勝った。
CKのチャンスから、脇本が今季初ゴールとなる貴重な先制点。それが決勝点となり、1-0での逃げ切りに成功。4試合ぶりとなる勝利を挙げました。
盤石な展開とはとても言えないような、ハラハラする試合ではありました。課題も反省点も多々あり。
それでも、勝った。
勝ち切れずにもがいてきただけに、価値ある勝利。7月のアウェイ藤枝戦以来というから、実に4カ月ぶりの無失点。
シーズン最後のアウェイ戦を勝利で飾り、次節の最終戦に向けて弾みをつけることが出来たのでした。
2009年6月の、“伝説の試合”以来、実に9年半ぶりとなるヤンマースタジアム長居での公式戦。
当時の記憶に比べて、バックスタンドのOSAKAと色分けされた部分をはじめとした観客席が、随分と退色してしまっているな、と感じました。それだけの年月が流れたんだ、という証左でもありましたが。
前回のすり鉢の底を覗くようなアウェイ側ゴール裏ではななく、メインスタンドのみ解放されたところからの応援。陸上競技場だけあって9レーンのトラックを挟んではいたものの、それでもスタンドの低さもあり、ホームである県総に比べたら余程ピッチに近いなかで、声援を送ることとなりました。
試合開始から、積極的にボールを繋ぎつつチャンスをうかがう展開。
ただ、パスは回るものの、なかなかうまい具合に攻入っていけない、というか。相手の圧力もあったでしょうが、もうひと工夫、ふた工夫必要だったかもしれません。
前線の才藤、新井、陽次らで攻入ろうとするものの、セレッソ大阪U23もさるもの。ガンバ大阪U23戦でも感じたことですが、やはり、個々の技術には感心させられました。トップチームでの出場はしていないにせよ、名門クラブの一員であることは伊達ではない、と。
お互いに、おおきな隙は見せない一方で、こじ開けていくこともできていない・・・そんなせめぎあいが続く展開となりました。
そんななか、25分。ゴール正面からのシュートを永井が弾いたところを蹴りこまれましたが、バーに当たって事なきを得るという冷や汗ものの場面が。
たまたま決まらなかったからよかったものの。やはり、生半可なことではいけない、集中力を切らすわけにはいかないと、気を引き締めなおさねばなりませんでした。
前半のシュートは、カターレの2に対してセレッソ大阪U23の7。優勢であったのはセレッソのほう。
それでも無失点に抑えてスコアレスでハーフタイムを迎えたのは良しとしなければなりませんでしたが・・・それでも。
それでも、点を獲られないことが目標ではなく。目標というなら、勝つのがそうなのであって。
勝つためには、後半のより一層の奮起が必要でした。
勝負をかけねばならないという意識は、選手たちにもしっかりと浸透していたようで。
後半、引き続き拮抗した状況のなかにあって、それでもアグレッシブさを徐々に発揮。
そんななか、ビッグチャンスが。
62分、新井の鋭い縦パスに対し、相手DFが処理にもたついた隙を見逃さなかった才藤が奪取。絶好のチャンスを得たものの、飛び出してきたGKに阻まれてゴールならず、という。
しかし、それでも。
決まりこそしなかったものの、それでも、勝つためにはゴールを奪わねばならない、という意識付けを再確認したような、そんなチャンスであったかと。
その直後、64分。吉岡と木村という長崎からの途中移籍加入コンビを同時投入。先制点奪取へのテコ入れを図ることに。
差波と才藤を下げての投入ということで、陽次がボランチのポジションにずれる布陣を敷くこととなりました。
それに伴い、それまでセットプレーのキッカーが差波であったところも、陽次が担当することに。
すると、それが奏功しました。
74分、CKのチャンスで、キッカーは陽次。そのボールがきれいな弧を描き、ファーサイドに詰めていた脇本にピンポイントで合わせられ。
「良いボールが来て触るだけだった」というヘッドでゴール隅に決まり、欲しかった先制点が!
脇本の今季初ゴール。意外、と言っては失礼かもしれませんが、それでも。伏兵による貴重な得点によって、勝利を近づけることに。
もちろん、大きな1点であったことは確か。
けれども、逆に言えば、その時点ではまだ、勝利する権利を得ただけ。
ここ最近の、試合終了間際での失点で勝ち点を落としてしまっていること、それを連続でしでかしてしまっていることがあるだけに。
油断など出来るはずもなく。
けれども一方で、畳みかけて追加点を挙げて突き放す!という展開に持ち込めなかったことも、また事実。
ジリジリとした展開が続き・・・木村がコーナーフラッグ付近でボールキープをしながら時間を使っていたりする間も、決して気を抜くことなど出来ませんでした。
勝つことの難しさを知るが故に。
それでも。
それでも、耐えきった。4分あったアディショナルタイムでしたが、この試合では、ついにゴールを割らせることは無く。
試合終了のホイッスル。1-0で勝利。実に13試合ぶりの無失点を達成したのでした。
相手のプレッシャーに手こずって、なかなか思うように攻められなかったとか。結果的には無失点だったものの、運に助けられた場面も少なからずあったとか。なにより、1点ではなく2点、3点と獲ることが求められる状況の中でそれが出来ず、試合を難しいものにしてしまったとか。
いろいろと、反省すべき点はあります。
それでも、勝ち切った。
これまでの悪い流れをストップしてみせたことは、しっかりと認めて自信とすべきかと。
今シーズン、残るは1試合のみ。それも、リーグ優勝を果たした琉球が相手。
勝って兜の緒を締めよ、とは言いますが。
ここで、次なる勝利のために気を引き締めなおす必要性については、言うまでもなく。
つらく、苦しいシーズンでしたが、それを締めくくる試合までも苦い結果にするわけにはいかない。
この勝利で得た手ごたえを、力に変えて。
最終戦勝利に向けて、邁進せねばなりません。
このところ、勝てる試合を落とす、しかも試合終了間際に、という状況が続いてしまっていただけに。
今節もまた、1点をめぐる苦しい展開でした。バーに救われるなど、決定的なピンチもあり。他方、決定機を逃して得点に結びつけられなかったりとか。
それでも、勝った。
CKのチャンスから、脇本が今季初ゴールとなる貴重な先制点。それが決勝点となり、1-0での逃げ切りに成功。4試合ぶりとなる勝利を挙げました。
盤石な展開とはとても言えないような、ハラハラする試合ではありました。課題も反省点も多々あり。
それでも、勝った。
勝ち切れずにもがいてきただけに、価値ある勝利。7月のアウェイ藤枝戦以来というから、実に4カ月ぶりの無失点。
シーズン最後のアウェイ戦を勝利で飾り、次節の最終戦に向けて弾みをつけることが出来たのでした。
2009年6月の、“伝説の試合”以来、実に9年半ぶりとなるヤンマースタジアム長居での公式戦。
当時の記憶に比べて、バックスタンドのOSAKAと色分けされた部分をはじめとした観客席が、随分と退色してしまっているな、と感じました。それだけの年月が流れたんだ、という証左でもありましたが。
前回のすり鉢の底を覗くようなアウェイ側ゴール裏ではななく、メインスタンドのみ解放されたところからの応援。陸上競技場だけあって9レーンのトラックを挟んではいたものの、それでもスタンドの低さもあり、ホームである県総に比べたら余程ピッチに近いなかで、声援を送ることとなりました。
試合開始から、積極的にボールを繋ぎつつチャンスをうかがう展開。
ただ、パスは回るものの、なかなかうまい具合に攻入っていけない、というか。相手の圧力もあったでしょうが、もうひと工夫、ふた工夫必要だったかもしれません。
前線の才藤、新井、陽次らで攻入ろうとするものの、セレッソ大阪U23もさるもの。ガンバ大阪U23戦でも感じたことですが、やはり、個々の技術には感心させられました。トップチームでの出場はしていないにせよ、名門クラブの一員であることは伊達ではない、と。
お互いに、おおきな隙は見せない一方で、こじ開けていくこともできていない・・・そんなせめぎあいが続く展開となりました。
そんななか、25分。ゴール正面からのシュートを永井が弾いたところを蹴りこまれましたが、バーに当たって事なきを得るという冷や汗ものの場面が。
たまたま決まらなかったからよかったものの。やはり、生半可なことではいけない、集中力を切らすわけにはいかないと、気を引き締めなおさねばなりませんでした。
前半のシュートは、カターレの2に対してセレッソ大阪U23の7。優勢であったのはセレッソのほう。
それでも無失点に抑えてスコアレスでハーフタイムを迎えたのは良しとしなければなりませんでしたが・・・それでも。
それでも、点を獲られないことが目標ではなく。目標というなら、勝つのがそうなのであって。
勝つためには、後半のより一層の奮起が必要でした。
勝負をかけねばならないという意識は、選手たちにもしっかりと浸透していたようで。
後半、引き続き拮抗した状況のなかにあって、それでもアグレッシブさを徐々に発揮。
そんななか、ビッグチャンスが。
62分、新井の鋭い縦パスに対し、相手DFが処理にもたついた隙を見逃さなかった才藤が奪取。絶好のチャンスを得たものの、飛び出してきたGKに阻まれてゴールならず、という。
しかし、それでも。
決まりこそしなかったものの、それでも、勝つためにはゴールを奪わねばならない、という意識付けを再確認したような、そんなチャンスであったかと。
その直後、64分。吉岡と木村という長崎からの途中移籍加入コンビを同時投入。先制点奪取へのテコ入れを図ることに。
差波と才藤を下げての投入ということで、陽次がボランチのポジションにずれる布陣を敷くこととなりました。
それに伴い、それまでセットプレーのキッカーが差波であったところも、陽次が担当することに。
すると、それが奏功しました。
74分、CKのチャンスで、キッカーは陽次。そのボールがきれいな弧を描き、ファーサイドに詰めていた脇本にピンポイントで合わせられ。
「良いボールが来て触るだけだった」というヘッドでゴール隅に決まり、欲しかった先制点が!
脇本の今季初ゴール。意外、と言っては失礼かもしれませんが、それでも。伏兵による貴重な得点によって、勝利を近づけることに。
もちろん、大きな1点であったことは確か。
けれども、逆に言えば、その時点ではまだ、勝利する権利を得ただけ。
ここ最近の、試合終了間際での失点で勝ち点を落としてしまっていること、それを連続でしでかしてしまっていることがあるだけに。
油断など出来るはずもなく。
けれども一方で、畳みかけて追加点を挙げて突き放す!という展開に持ち込めなかったことも、また事実。
ジリジリとした展開が続き・・・木村がコーナーフラッグ付近でボールキープをしながら時間を使っていたりする間も、決して気を抜くことなど出来ませんでした。
勝つことの難しさを知るが故に。
それでも。
それでも、耐えきった。4分あったアディショナルタイムでしたが、この試合では、ついにゴールを割らせることは無く。
試合終了のホイッスル。1-0で勝利。実に13試合ぶりの無失点を達成したのでした。
相手のプレッシャーに手こずって、なかなか思うように攻められなかったとか。結果的には無失点だったものの、運に助けられた場面も少なからずあったとか。なにより、1点ではなく2点、3点と獲ることが求められる状況の中でそれが出来ず、試合を難しいものにしてしまったとか。
いろいろと、反省すべき点はあります。
それでも、勝ち切った。
これまでの悪い流れをストップしてみせたことは、しっかりと認めて自信とすべきかと。
今シーズン、残るは1試合のみ。それも、リーグ優勝を果たした琉球が相手。
勝って兜の緒を締めよ、とは言いますが。
ここで、次なる勝利のために気を引き締めなおす必要性については、言うまでもなく。
つらく、苦しいシーズンでしたが、それを締めくくる試合までも苦い結果にするわけにはいかない。
この勝利で得た手ごたえを、力に変えて。
最終戦勝利に向けて、邁進せねばなりません。