2-1で勝利!
勝たねばならない試合を落としてのドロー決着となった前節の反省を踏まえ、課題の克服、その先の勝利をつかまねばならなかった今節。
見事に、やってのけました。
前節同様に先制しながらも追いつかれてしまうという展開であったものの、そこから勝ち越しゴールを奪い。相手の攻勢もしっかりと抑えきり、今季アウェイ初勝利、シーズン2勝目を挙げることが出来ました。
前節まで、どうにも克服できなかった「あと少し」というところの追加点。今季初めて複数得点を奪っての勝利。
首位と勝ち点差4の6位に浮上。今後の攻勢につなげる、価値ある勝ち点3を持ち帰ることに成功したのでした。
岩手の白色のユニフォームに合わせるかたちで、アウェイ戦ながら青の1stユニフォームで臨むこととなった今節。
どうにも、今シーズンここまで、どの試合もなかなかコンディションに恵まれませんが、今節もまた・・・雨の心配こそなかったものの、ロングボールが押し戻されるほどの強風の影響を考慮しながらの試合となりました。
前半は風下となり、やや不利な状況下での試合を強いられることとなったカターレ。実際、開始直後は岩手に押し気味に展開されることに。
しかし、徐々に状況に対応、決定的なシーンを作り出したのはカターレのほうでした。
10分、カウンターの場面で後方からのボールを白石が技ありのトラップ、陽次へとつなぎ、GKと1対1という場面を作り出すことに。
先制ゴールかと思われましたが、ポストに嫌われて惜しくも得点ならず。
それでも。
古巣への凱旋試合となった白石ですが、キレのある動きで攻撃を牽引。風下という状況的不利を感じさせない躍動を見せました。
前回アウェイ戦であった鳥取戦などでは、アウェイの洗礼と言うべきか、ボコボコのピッチ状態、さらには雨風に悩まされたりもしましたが。白石にとっては、勝手知ったるいわぎんスタジアムのピッチ。適応に時間はかからなかったということのようで。
13分、その白石からでした。
相手陣内深くで、高橋の寄せに対してクリアが中途半端になったところを見逃さなかった白石。ボールを奪取すると、鋭い切れ込みを見せ、中央へクロス。
才藤がつぶれ役となり、ボールを押し込んだのは陽次!先ほどの決めきれなかった悔しさを即座に晴らす先制ゴールを決めたのでした。
期待の大きかった白石、そして対岩手3戦連続ゴールを成し遂げた陽次。さらには、風下という不利を跳ね除けての先制点。
これ以上ないというくらいの理想的な展開で、リードを奪うことに成功したのでした。
先制したのちも、カターレのペース。岩手側にミスが目立ったということもありますが、球際の厳しさ、パスの読みなど、明らかにカターレのほうが上回っていたかと。
そのまま1-0で前半を終了、ハーフタイムを迎えることに。
リードして折り返すという意味では、前節もそうでした。
前節は、後半からの北九州の反転攻勢に耐え切れず失点、勝利を逃してしまっているだけに。同じ轍を踏むわけにはいきませんでした。
後半、岩手が同点・逆転を目指して反撃してくることは確実。そこをいかに封じるか。前節の結果を受けての宿題というものに、いかに対応するかが問われました。
・・・問われていたのですが。
いきなり、試練にさらされることに。
前節、FWの菊池 将太にボールを集める戦術が功を奏するかたちで長野に勝利した岩手。それを踏まえ、前半は谷奥、今瀬らがしっかりと対応し、仕事をさせずに抑え込んでいたのですが。
後半開始から僅か5分。その菊池へのクロスに対し、ペナルティーエリア内で谷奥がもつれるように倒してしまい、痛恨のPK。
名手・榎本もキックモーションを途中で止めるフェイントに対応しきれず、無念の失点。
後半開始早々に追いつかれ、試合を振り出しに戻されてしまったのでした。
前節もそうでしたが。勝たねばならない試合を落としてきたのは、ひとえに追加点を挙げられなかったがため。
今節もまた、そんな試練に直面することとなりました。
これまで、「あと少し」が届かなくて苦杯をなめてきたカターレ。
それを打ち破る強さを、見せねばなりませんでした。
とはいえ、相手はここまで3勝を挙げている岩手。簡単にはいかず。ほぼカターレのペースであった前半とは違い、同点に追いついてから明らかに勢いの増した攻撃にさらされることに。
それを打ち破る勝ち越し点を奪えないことには、前節の二の舞。いや、逆転負けという最悪のケースも、充分に想定される展開でした。
もちろん、勝利を目指すのは当然のこと。
「あと少し」の打破なくして、勝利なし。底力が問われる試合となったのでした。
そんななかで迎えた、試合も終盤の82分。3戦連続ドローも頭をよぎるなか、CKのチャンス。
碓井の正確なキックでゴール正面に蹴りこまれたボールに、合わせたのは柳下!
素晴らしい瞬発力でマークについていた相手を置き去りにすると、フリーの状態で、これ以上ないというドンピシャのタイミングでヘッド!見事に決めて、勝ち越し点を挙げることに成功したのでした。
得点そのものが少ないというなかにあって、さらにセットプレーからのチャンスをものに出来ていなかったここまでのカターレでしたが。ここぞ!というタイミングで、よくぞ決めてくれました。
そして、4分あったアディショナルタイムもきっちりと凌ぎ切り、タイムアップ。
今シーズンアウェイ戦初勝利。昨年連敗を喫してしまっていた岩手に対し、きっちりと借りを返すことに成功したのでした。
勝ちさえすればそれでいい、というものでもなく、反省点も多々ありますが。
とくに前半、完全に自分たちのペースであったところ、きちんとチャンスをものにして追加点を挙げていれば、早々に試合を決定づけてしまえたはず。それが出来ていないあたり、まだまだ、と。
それでも。
それでも、勝ち切った。ドロー決着の可能性も低くなかった・・・むしろ、これまで通りでしかなかったなら、そうなっていた可能性のほうが高かったかもしれない。
けれども、勝ち切った。
「あと少し」を打ち破る勝利を、勝ち点3を、苦手な岩手から奪ってみせた。
この成功体験を、ブレイクスルーのきっかけとせねばなりません。
次週は各地の天皇杯の予選やらで試合が無く、1週ぶん空くことに。
勝って兜の緒を締めよ。
ここで得た自信を、着実にこれから続くシーズンの糧としていくために。
しっかりと精進を続けて、次なる勝利へと繋げていかねばなりません。
勝たねばならない試合を落としてのドロー決着となった前節の反省を踏まえ、課題の克服、その先の勝利をつかまねばならなかった今節。
見事に、やってのけました。
前節同様に先制しながらも追いつかれてしまうという展開であったものの、そこから勝ち越しゴールを奪い。相手の攻勢もしっかりと抑えきり、今季アウェイ初勝利、シーズン2勝目を挙げることが出来ました。
前節まで、どうにも克服できなかった「あと少し」というところの追加点。今季初めて複数得点を奪っての勝利。
首位と勝ち点差4の6位に浮上。今後の攻勢につなげる、価値ある勝ち点3を持ち帰ることに成功したのでした。
岩手の白色のユニフォームに合わせるかたちで、アウェイ戦ながら青の1stユニフォームで臨むこととなった今節。
どうにも、今シーズンここまで、どの試合もなかなかコンディションに恵まれませんが、今節もまた・・・雨の心配こそなかったものの、ロングボールが押し戻されるほどの強風の影響を考慮しながらの試合となりました。
前半は風下となり、やや不利な状況下での試合を強いられることとなったカターレ。実際、開始直後は岩手に押し気味に展開されることに。
しかし、徐々に状況に対応、決定的なシーンを作り出したのはカターレのほうでした。
10分、カウンターの場面で後方からのボールを白石が技ありのトラップ、陽次へとつなぎ、GKと1対1という場面を作り出すことに。
先制ゴールかと思われましたが、ポストに嫌われて惜しくも得点ならず。
それでも。
古巣への凱旋試合となった白石ですが、キレのある動きで攻撃を牽引。風下という状況的不利を感じさせない躍動を見せました。
前回アウェイ戦であった鳥取戦などでは、アウェイの洗礼と言うべきか、ボコボコのピッチ状態、さらには雨風に悩まされたりもしましたが。白石にとっては、勝手知ったるいわぎんスタジアムのピッチ。適応に時間はかからなかったということのようで。
13分、その白石からでした。
相手陣内深くで、高橋の寄せに対してクリアが中途半端になったところを見逃さなかった白石。ボールを奪取すると、鋭い切れ込みを見せ、中央へクロス。
才藤がつぶれ役となり、ボールを押し込んだのは陽次!先ほどの決めきれなかった悔しさを即座に晴らす先制ゴールを決めたのでした。
期待の大きかった白石、そして対岩手3戦連続ゴールを成し遂げた陽次。さらには、風下という不利を跳ね除けての先制点。
これ以上ないというくらいの理想的な展開で、リードを奪うことに成功したのでした。
先制したのちも、カターレのペース。岩手側にミスが目立ったということもありますが、球際の厳しさ、パスの読みなど、明らかにカターレのほうが上回っていたかと。
そのまま1-0で前半を終了、ハーフタイムを迎えることに。
リードして折り返すという意味では、前節もそうでした。
前節は、後半からの北九州の反転攻勢に耐え切れず失点、勝利を逃してしまっているだけに。同じ轍を踏むわけにはいきませんでした。
後半、岩手が同点・逆転を目指して反撃してくることは確実。そこをいかに封じるか。前節の結果を受けての宿題というものに、いかに対応するかが問われました。
・・・問われていたのですが。
いきなり、試練にさらされることに。
前節、FWの菊池 将太にボールを集める戦術が功を奏するかたちで長野に勝利した岩手。それを踏まえ、前半は谷奥、今瀬らがしっかりと対応し、仕事をさせずに抑え込んでいたのですが。
後半開始から僅か5分。その菊池へのクロスに対し、ペナルティーエリア内で谷奥がもつれるように倒してしまい、痛恨のPK。
名手・榎本もキックモーションを途中で止めるフェイントに対応しきれず、無念の失点。
後半開始早々に追いつかれ、試合を振り出しに戻されてしまったのでした。
前節もそうでしたが。勝たねばならない試合を落としてきたのは、ひとえに追加点を挙げられなかったがため。
今節もまた、そんな試練に直面することとなりました。
これまで、「あと少し」が届かなくて苦杯をなめてきたカターレ。
それを打ち破る強さを、見せねばなりませんでした。
とはいえ、相手はここまで3勝を挙げている岩手。簡単にはいかず。ほぼカターレのペースであった前半とは違い、同点に追いついてから明らかに勢いの増した攻撃にさらされることに。
それを打ち破る勝ち越し点を奪えないことには、前節の二の舞。いや、逆転負けという最悪のケースも、充分に想定される展開でした。
もちろん、勝利を目指すのは当然のこと。
「あと少し」の打破なくして、勝利なし。底力が問われる試合となったのでした。
そんななかで迎えた、試合も終盤の82分。3戦連続ドローも頭をよぎるなか、CKのチャンス。
碓井の正確なキックでゴール正面に蹴りこまれたボールに、合わせたのは柳下!
素晴らしい瞬発力でマークについていた相手を置き去りにすると、フリーの状態で、これ以上ないというドンピシャのタイミングでヘッド!見事に決めて、勝ち越し点を挙げることに成功したのでした。
得点そのものが少ないというなかにあって、さらにセットプレーからのチャンスをものに出来ていなかったここまでのカターレでしたが。ここぞ!というタイミングで、よくぞ決めてくれました。
そして、4分あったアディショナルタイムもきっちりと凌ぎ切り、タイムアップ。
今シーズンアウェイ戦初勝利。昨年連敗を喫してしまっていた岩手に対し、きっちりと借りを返すことに成功したのでした。
勝ちさえすればそれでいい、というものでもなく、反省点も多々ありますが。
とくに前半、完全に自分たちのペースであったところ、きちんとチャンスをものにして追加点を挙げていれば、早々に試合を決定づけてしまえたはず。それが出来ていないあたり、まだまだ、と。
それでも。
それでも、勝ち切った。ドロー決着の可能性も低くなかった・・・むしろ、これまで通りでしかなかったなら、そうなっていた可能性のほうが高かったかもしれない。
けれども、勝ち切った。
「あと少し」を打ち破る勝利を、勝ち点3を、苦手な岩手から奪ってみせた。
この成功体験を、ブレイクスルーのきっかけとせねばなりません。
次週は各地の天皇杯の予選やらで試合が無く、1週ぶん空くことに。
勝って兜の緒を締めよ。
ここで得た自信を、着実にこれから続くシーズンの糧としていくために。
しっかりと精進を続けて、次なる勝利へと繋げていかねばなりません。