行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

新型コロナの影響で試合当日に開催中止。暫定2位に ヴァンラーレ八戸戦

2021-09-20 06:18:40 | カターレ富山
連勝を成し遂げて首位の座を堅持すべく、意気軒高に八戸に乗り込んだはずのカターレでしたが。
まさかの事態。八戸の選手に新型コロナの陽性反応、濃厚接触者を含めた隔離措置にあたっては試合成立に足る人数を確保できないこととなり。その結果、Jリーグの規定にのっとり、試合当日でありながらも開催中止となり、延期日程は後日調整ということとなりました。
このご時世、たとえ対策を講じたとしても誰が感染するかなどわからない中で。いわんや、一般の人々よりも厳重に感染防止に努めていたはずの選手たちにあっても感染した、ということであれば。
カターレでも、試合成立に支障を来すほどではないにせよ、数名の陽性者を出しています。まったくもって他人事というわけではないだけに、八戸をとやかく言うわけにもいきません。
不可抗力ではありますが、それでもやはり。無駄とは言わないまでも、この1週間準備してきたことを発揮する場が現地入りしながらなくなるという。
思い出されるのが、1年ちょっと前のホーム八戸戦。
あのときは、試合当日どころか、選手たちのピッチ内練習が始まっている段階という、試合直以前どころではないなかで。雷雨の影響で開催中止、延期が決定されたのでした。
そのお返し、因果応報ということでもなんでもないでしょうが・・・今度はカターレの側がアウェイチームとして、このような事態に見舞われるとは。

参加クラブ数が奇数ということで、1節あたり1クラブがお休みとなる今季J3にあって。予定されているところのカターレでいう10月の第22節を前に、1節分の休みが入ることとなりました。
いや、代替日程として、いずこかでこの第19節を消化せねばならないのですが・・・この混戦の上位戦線にあって、はたしてどのタイミングなのか。予断を許しません。

前節第18節に試合が無かったということで、首位であったところから4位となっていた熊本。それが、今節の勝利によって勝ち点3を積み重ね、カターレを上回り首位の座につくこととなりました。
今節の八戸戦の中止、そしてお休みを消化していない、という状況にあるカターレではありますが、それでも。
同じ17試合ぶんを消化した時点で、勝ち点33の熊本に対して32のカターレ。
同条件としてみれば、熊本の後塵を拝しているということになります。
もちろん、今回の事態は不可抗力によるものであることは明らか。さらには、熊本とは直接対決も残しており、自力逆転の可能性もしっかりとあるなというなかでは。目先の数字だけを比べて一喜一憂するべきではない、と言われそうではありますが。
とはいえ。
同条件で、下回ってしまっている。その事実から、目を背けてよいものでしょうか?
今節、上位陣の福島、岩手がそれぞれ黒星を喫したことで、順位で追い抜かれるのが熊本だけだった、ということもあります。
一寸先は闇、とでも言いましょうか。それほどまでの混戦の中で。
カターレ富山は、優勝を目指すクラブであって。
そんなクラブが、首位の座を意識せねばならないのは、当然のこと。
たとえそれが、不可抗力に見舞われるような状況にあったとしても。
立場が人をつくるという言葉があるように。立場がチームをつくります。
首位であることが優勝へのモチベーションとなるならば、その座を譲らないのは当然のこと。

今シーズン、J1のガンバ大阪などが新型コロナの影響で変則日程を強いられていることもあり、八戸もまた、そのような状況となることが予想されますが。
今節の事態に関しては、切り替えるとして。
関係者の早期回復を祈念しつつ、延期日程を万全の状態であらためて勝負したいものです。
さしあたっては、次節ホーム鳥取戦に向けて。
準備を怠ることなく、意識も高く臨まねばなりません。
コメント
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