前節、上位直接対決となった松本戦を完勝で制し、再び首位に返り咲いたカターレ。
中4日で臨むこととなる今節。首位固めの連勝を成し遂げるべく、ギオンスタジアムへと乗り込み、SC相模原と対戦します。
ほぼ1週間おきに行われる普段とは、異なる試合間隔。いつもとは違うメンバー編成となることも考えられますが、それでも。
やるべきことは、変わりません。
勝って勝ち点3を積み上げること。
前々節、今治に敗れて1節にして陥落してしまった首位の座ですが。再びその座についたからには、それを堅持していかねばなりません。
1年でのJ2復帰を期して臨んだはずの昨シーズンの相模原でしたが、よもやの最下位に沈んでしまう結果に。
メンバーを大幅に入れ替えて出直すこととなる今シーズン。新監督に元日本代表の戸田 和幸氏を迎え、リスタートすることに。
現役引退後、理論派の解説者として一目置かれる存在であった戸田監督。自身初のJクラブ監督への挑戦となりますが、刷新されたメンバー編成もあいまって、基礎の部分から積み上げている最中、といった状況のようで。
最初からなにもかもがうまくいくわけではない、そのことは織り込み済みでしょうが・・・それをふまえてもなお、現在1勝3分け4敗の19位。シーズン序盤ながらも、なかなか厳しい現在地と言えるかと。
それでも。
思うように勝ち点を伸ばせない状況にあっても、試合にかける情熱そのものが足りていないわけではないようで。
前節はアウェイで北九州と対戦。28分という早い段階で綿引 康が2枚目のイエローで退場、約60分ものあいだ1人少ない状況を強いられることに。
なんとか耐え凌いでいたものの、58分に先制ゴールを許してしまい、さらに追い詰められたものの。
劣勢に立たされても闘志を失うことなくチャンスをうかがい続け。
それが実るかたちで、77分にカウンター一閃、藤沼 拓夢が同点ゴールを挙げ、敗戦やむなしかという試合で勝ち点1をもぎ取ることに成功したのでした。
最悪の状況に陥ることなく、しっかりと回避してみせた手応え。中4日で臨む今節、今度はその頑張りをホームでの勝利に繋げるべく、気合を入れていることでしょう。
前節は、相模原同様に下位に位置するYS横浜が今治を、福島が長野を撃破。上位クラブを打ち負かす勝利を挙げました。
勝利こそならなかったものの、敗戦必至という状況に屈しなかった自分たちにだって、アップセットは起こせる!首位の富山がなんぼのもんじゃい!とばかりに待ち受けているのでは?
相模原には、カターレでプロのキャリアをスタートさせた松澤 彰が今季新加入。先の岩手戦では貴重な同点ゴールを挙げてチームに貢献するなど、新天地で頑張っているようで。ホームで迎える古巣対戦、活躍を誓っているはずです。
そこに乗り込んでいくこととなるカターレですが。
もちろん、そんな気合の入る相模原と言えど、負けるわけにはいきません。
ここまで、リーグで唯一5勝を挙げているカターレ。首位であること、すなわちリーグでいちばん結果を残しているクラブであるということ。それが運やまぐれなどではないことを、首位に足るクラブだからこそ成し得ているということを、勝って証明せねば。
前節の松本戦、中4日で今節・相模原戦、そこから中2日で富山県サッカー選手権決勝と続いていく公式戦3連戦の2戦目。
他のクラブでは前節から中2日で今節というケースもあることを思えば、日程的には相模原と同条件。カターレがアウェイとはいえ、前節が北九州だった相模原よりも移動距離が短いことを思えば、有利ですらあるやもしれません。
なによりも。
カターレには、上位直接対決を制して連敗を免れた、勝ち点3を得たたしかな実績が、経験と自信があります。
首位にふさわしい勝利でもって、首位であるプライドを示さねばならない、単独首位を堅持し、波乱は無しだと見せつけねばなりません。
期待したいのは、やはり高橋でしょう。
今治戦では、2ゴールを挙げる活躍もフイになる逆転負け。そして迎えた松本戦でも、序盤は相手のペースに押される展開。
けれども。やるべきことをやる、という自覚を胸に、そんななかでも虎視眈々とチャンスをうかがい続け。
それが見事に結実することなった、先制の振り向きざまボレーシュート。まさにゴラッソ!というスーパーゴールを決めて、勝利への道筋をつけました。
3試合連続ゴールが期待される今節。複数得点を挙げてリーグトップスコアラーに踊り出る可能性も、決して低くはなかろうと。
34歳、ベテランと言われる年齢ですが、その力は錆びつくどころか研ぎ澄まされて。まだまだ、こんなもんじゃないぞ!と。
かつてのチームメイトであり、同じFWとして切磋琢磨していた高橋と松澤。対戦相手として再会する今節、その松澤に、未だ健在であるその力を、ゴールでもってみせつけてほしいです。
勝って兜の緒を締めよ。
上位直接対決を制して首位奪還を果たしたこと、それ自体は評価されることであり、自信を持って良いことだとしても。
過信や慢心は、あってはならず。下位の相手だからなんとかなるだろう、などとたかをくくることがあったとしたら、勝てるものも勝てなくなってしまうやもしれません。
驕らず、謙虚に勝利を追い求めること。
まずは、連勝を目指して。
追われる者のプレッシャーというものは、今の時点では、まだ意識すべき段階ではなかろうと。
やれることを、やりきる。その積み重ねを、確実にこなす。
真の強者となっていくために、今、勝つべき試合で勝つ。それが、ゆくゆくは対戦相手に与える脅威へとつながっていくだろうから。
積極的に勝ちに行く。攻撃は最大の防御、すなわち勝ってこその首位防衛。
勝ちきる強さを、今節も!
まずは、連勝!勝てば追いつかれも追い抜かれもしない。単独首位の座、確固なものとせよ!
勝たれ!!!富山!!!!!