行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第10節 福島ユナイテッドFC戦

2023-05-14 05:08:07 | カターレ富山
リーグ戦としては5月唯一のホームゲームとして開催される今節。今シーズンこれまで無敗の県総で、さらにその記録を伸ばすべく、福島ユナイテッドFCを迎え撃ちます。
前回ホームゲームであった先月29日の松本戦では3-0と快勝を収めたものの。
続くアウェイ相模原戦では1-1のドロー、先週の県選手権決勝・富山新庄クラブ戦ではスコアレスのままにPK戦、それを制して辛くも勝利と・・・いまいちピリッとしない結果に。
とはいえ。
負けていたかもしれなかった試合であったことは、事実。けれど、それを負けずに乗り切った、という見方も出来ます。
前々節で返り咲いた首位から陥落、ということは事実にせよ、勝ち点差1で食い下がっている状況。また首位へと昇るにしても、影響を最小限としたならば。
今節しっかりと勝たねばならない意義は大きいです。

元日本代表・服部 年宏監督が2年目の指揮を執る福島。
ここまで2勝3分け4敗と、いささかふるわない状況ではあるものの。それでも9試合で失点9はリーグ3位と、守備力には手応えを感じているようで。
課題となっている得点力に関しても、前々節では3得点を挙げて上位の長野を撃破。0-2で試合を折り返すという苦しい状況を跳ね返しての逆転勝利は、価値あるものとなったことかと。
前節の讃岐戦こそスコアレスドローとなり、連勝とはならなかったものの。それでも中2日だった試合を無失点に抑えたことは評価されるべきで。
先週の福島県選手権決勝では東日本国際大を7-0で圧倒。天皇杯にコマを進めることに。
ここまでリーグワーストタイの6得点ながらも、だんだんと得点感覚が身についてきた実感をもって今節に臨んでくるはず。ゆめゆめ油断するわけにはいきません。
得点への自信をくじいて無得点に抑え込み、さらには自信を持っている守備力を砕いて、なんならゴールラッシュで勝利せねばならない。
ここまでリーグ戦全試合得点を重ねているカターレの力を、見せつけるときです。

下位の相模原に先制ゴールを許し、追いつきはしたものの逆転ならず、首位を明け渡してしまった前節のカターレ。連勝を目指しながら成し遂げられず、危うく負けてしまうところでもありました。
けれど、負けなかった。
混戦の上位争いの中でにあっては、なおのこと重要となる勝ち点。それを1でも積み重ねられたということ。
ベストとは言えないまでも、ベターな結果ではありました。
だからこそ。
ここであっさりと負けてしまうようなことがあれば、その悪影響は数知れず。
上位争いで手痛い停滞となることはもちろんとして。
なにより、ホームのファン・サポーターの期待を裏切るわけにはいきません。
何度だって首位に返り咲き、最終的に首位でシーズンを終えるためにも。
それでなくとも、混戦の最中にあっては。足踏みしている余裕などない以上、勝ちきるよりほかありません。

今節は坪川が累積警告で出場停止。川西が先の県選手権決勝に出場した際の負傷で全治4週間の診断など、ネガティブな要素もありますが。
それでも。
勝ちきれなかった相模原戦、薄氷の勝利だった富山新庄クラブ戦を経て、チームの危機感も高まっていることかと。負けてないからそれで良し、とだらけているような選手などいないでしょう。
メンバー総とっかえとなった新庄クラブ戦。出場した選手たちは、もっとしっかりやれる試合を見せねばリーグ戦出場も危ういという危機感を抱いたことかと。
そして出場しなかったメンバーたちも、代わって出場した選手たちがいてこそコンディションを整えられるというありがたみ。それを踏まえたならば、恥ずかしい試合はできないぞと。託されて挑むリーグ戦、勝つしかあるまいよ、と。
3試合連続4ゴールを挙げている高橋にかかる期待が大きいのは、もちろんとして。
相手も、言うまでもなく高橋に対するマークは厳としてくるはず。そこに注意を引きつけつつ、という意味で。
安藤、マテウス、松岡といった2列目の選手たちの奮戦に期待したいです。
前線での競り合いでも、簡単にボールを奪われない。隙あらば果敢にドリブルで攻め上がっていき、効果的なクロスを供給。
守りに自信を持っている福島だからこそ。その守備力がなんぼのもんじゃい!とばかりに攻め立て、得点に結び付けていくーーーそんなサッカーが、見たいです。
勝ち点が僅差であるなかでの上位争い、そこで重要となる得失点差。
ここまで2勝である福島に対し、5勝を挙げているカターレ。
勝ちなれているチームが、勝ちに行く。
その先陣を切って戦う選手たちの活躍あってこその勝利ということならば。
1点と言わず2点、2点と言わず3点、あるいはそれ以上。
勝つべくして勝つ、そんな強さを見せつけてほしいです。

信州ダービー、伊予決戦、バトルオブ九州など、10試合中7試合がダービーマッチと、各所で注目を集める今節。そのなかにあって、この富山-福島戦は、“その他”の、いささか地味なマッチメイクかもしれませんが。
だったら、試合結果で注目を集めたらいい。
松本戦にしても、リーグでも上位であった守備力の相手から3得点を奪って勝利した。だったら、次のホーム戦にあたる今節・福島戦でも、ゴールラッシュで粉砕、その圧勝劇で注目を集めたらいい。
もちろん、侮って良い相手ではないけれど。下位なら楽に勝てるわけではないことは、前節の相模原戦でも思い知っているけれど。
それでも、勝つ。
カターレが、優勝せねばならないクラブならば。
勝ちきる強さを、見せるとき。
勝って、それを証明せねば。

県総に、勝利の歓喜を!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする