行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第34節  アビスパ福岡戦

2009-08-15 23:57:24 | カターレ富山
第2クール最終戦は、開幕戦以来5ヶ月ぶりとなるアビスパ福岡との対戦となります。
シーズンの2/3が経過しようとしていますが、ここ最近の好調を止めることなく、これまでの経験をチカラに換えて是非ともホーム戦の連勝を飾ってほしいところです。
14節から24節の間、6試合にわたってホームで勝てないという時期があったものの、その後は2勝1分けと3試合連続負けなし。今節も勝つことで、その記録を4に伸ばさねば!そんなチーム状態の好調さに追いついていない感のある観客動員も、8月最後のホームゲームでもあるし、なんとか頑張りたいところ。
“はじまり”の相手との再戦を機に、あの日手にすることの出来なかった勝利を挙げることによって、いまいちどスタートを切りたい試合です。

今シーズンはなかなか調子があがらず、5連敗あり0-6負けありと、大苦戦を強いられている福岡。とはいうものの、最近はその最悪期を脱して仕切り直している感があり、油断なりません。
前節には、引き分けに終わったとはいえ首位セレッソに2点をリードする場面を作り出したり、湘南を相手に終了間際に大逆転で勝利をおさめたりなど、あきらかに復調傾向。もともと大久保・高橋といった強力な「個」を有したチーム。開幕戦においても、結果的には無失点だったとはいいながら、バーに助けられたりなど、危ないシーンが何度もありました。ここまでのカターレの負け試合では、やはりそんな能力の秀でた「個」にやられた、というケースが多いことも忘れてはならないところです。
しかし。
カターレには、「組織」としてのチカラがあります。そう、いまやJ2でも一目置かれるほどになった組織力が。ここまで33試合を戦う中で磨かれてきた、そして進化を続けている「組織」。最近はその新たな進化のかたちとして、得点を狙いにいく姿勢にも積極性が生まれました。ミドルシュートを狙うことしかり、セットプレーからの得点しかり。前節の水戸戦も、早い段階で失点してしまう苦しい展開でしたが、そのなかでも点を獲りに行く気持ちを失わずに攻めたことによって、同点に追いつくことに成功しました。今節にもそんな良い状態で臨めたならば、油断大敵とは言いつつも、危うからずと言えましょう。

思えば、第1クールの最終戦は、湘南に0-5とボロ負けした試合でした。そんな状態で入った2クール目は、始まりの3試合で1分け2敗、無得点という散々な状態となってしまいました。
ならばこそ。
この第2クールの最終戦は、勝利でフィニッシュといきたい。そして、第3クールもその勢いをつづけなければ!
福岡も、決してたやすい相手ではありません。しかし、ここで踏ん張って勝たないと。中位をキープしている現在、上位陣に負けないように挑みかかることの大切さは言うまでもないこと。それに加えて、下からの突き上げをいなす・・・いや、はねのけることも、同じくらい大切です。

開幕戦においては、「福岡相手に0-0なら良かったじゃないか」でした。しかし、今は違います。相手とて、もはや「新規参入組だから」となめてかかってくることはないはず。その状態でなお、返り討ちにしてやらなくては。
ここに至っては、引き分けでは満足できません。勝ち点3しかいりません。
勝利で第2クールを締めくくれ!勝たれ!富山!!
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4連勝成らずも、粘りを見せてドロー  水戸ホーリーホック戦

2009-08-11 23:30:00 | カターレ富山
1-1でドロー。アウェーで勝ち点1を獲得し、これで6戦無敗となりました。
今季初のPKによる失点を喫してしまったものの、そのまま崩れてしまうことなく持ち前の守備力を発揮、追加点を許しませんでした。その頑張りに応えるように、CKを頭で合わせた濵野が同点弾!
終盤に怒濤の攻めを見せた水戸に対し、以前であれば、あるいは勝ち越しを許してしまったかも。しかし、そうはならなかった。
勝利できなかったことは確かに残念ではありますが、このところの攻撃に向かう姿勢、点を獲ろうとする気概が発揮された試合だったことを思えば、ドローも評価できるというもの。
PKという予期せぬ事態に直面しつつも、大崩れしないだけの強さを発揮した試合でした。
18分という早い段階で先制されてしまったカターレ。
33試合目にして、初となるPK。さすがに守護神雄二といえど、そうそう防げるものでなく、失点。攻撃力のみならず、守備力においても要注意のチームに対し、1点のビハインドを背負うことに。
たしかに、キツイ展開ではありました。しかし、「水戸相手じゃ、もう駄目だ」とは思いませんでした。その根拠はやはり、最近高まってきた攻撃時の積極性。
以前であれば、攻め上がっても決定機を作り出せず、もたもたしているうちにチャンスを逸してしまうことがよくありました。ですが、最近は攻める意識に改善が見られ、入らないまでもきちんとシュートまでもっていく、という機会が、あきらかに増えました。その意識の高まりが、この試合でも発揮されていたようで。

勝利のためには、追加点を与えないことは言うまでもないとして、2点とらねばならないところ。そのために、まずは追いつかなければ。
前半を0-1で終えたのは、最少失点としては、及第点。先の愛媛戦がそうだったように、後半の大逆襲を!そう願っていた71分のこと。今節も頭にテーピングぐるぐる巻きという濵野でしたが、出場するからには関係ない―――それを示すかのような、腰を落とした体制からの見事なヘッドで同点に!
今季3点目となりますが、このゴールもこれまでの例に漏れず、絶妙なポジショニング。相手DFと競り合った舩津の頭上を抜けたファーサイド、ここ!というドンピシャの位置取りで、冷静に叩き込みました。
先月の横浜FC戦で2ヶ月ぶりのホーム戦勝利を呼び込むゴールを決めたときといい、苦しいときにこそ決めてくれる。頼もしい限りです。
その後も集中力を切らすことなく走り続け、水戸の猛攻を受けてクロスバーに救われたりしつつも、なんとかしのぎきりました。当然のように2試合連続となるロスタイム勝利も期待していたのですが、そこはやはり守備力の安定でのし上がっていった上位チーム、簡単にはいきませんでした。

まさに、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。勝てはしませんでしたが、負けたわけでもありません。
思い起こせば、ちょうど1年前の8月10日。アウェーで流通経済大学との対戦でした。それまで5連勝中、6連勝をかけた戦いでしたが、試合終了寸前に失点して敗戦。翌週のジェフリザーブズ戦にも同じように負けて2連敗してしまったのでした。
今節、そのことが頭の片隅にありました。もしかしたら、好調のエアポケット的なものにはまってしまう危険性もあるのでは?と。前回3連勝したときに、4連勝を賭けた試合で仙台に完敗してしまったように。
しかし、負けませんでした。勝てなかったながらも、勝ち点1は獲得。
4連勝は、成りませんでした。勝てる試合を落としたとも言えなくもありません。しかし、持ち味を発揮できずにそうなったわけではないだけに、気にやむ必要ナシ。
ならば。好調は、まだまだ終わらんよ、と。上位陣にも引けをとらないことを証明したこの試合。失われなかった勢いのまま、次節・福岡戦にぶつかっていくのみ!
次節、ホーム戦連勝に乞うご期待!

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第33節  水戸ホーリーホック戦

2009-08-10 07:05:52 | カターレ富山
今季初の4連勝を賭け、アウェーに乗り込んでの水戸ホーリーホック戦。
第1クールではロスタイム失点で敗れるという悔しい負け方をした相手だけに、リベンジを果たしたいところ。ここまで3連続リベンジを達成しているなか、是非とも勝ってほしいところです。
攻撃のキーマンである高崎に仕事をさせないようにしなければならない一方、第2クールに入って守備が安定して失点が少なくなった守備陣も要注意。難しい戦いとなるでしょうが、前節の劇的勝利に見せたような「最後まであきらめずに勝利を目指す」という姿勢を、今節でも存分に発揮して、勝利をつかみ取ってほしい!
ここ最近の戦績が○△○○○となっているのは、ちょうど第1クールの9節から13節の間と同じ。前回の水戸戦で敗れて以降に達成し、14節の仙台戦の敗戦でストップとなりました。今回は逆に、仙台戦の敗戦以降に達成、そして今節水戸戦を迎えます。
前回は、4連勝達成がならなかっただけでなく、連勝ストップ以降、5試合にわたって無得点というスランプに陥ってしまいました。難敵相手だけあって、簡単にはいかないことでしょうが、ここで敗れて同じようにスランプなんて願い下げです。
前回対戦からおよそ4ヶ月。その間の成長を、積み上げてきたチカラを、ここぞとばかりに見せつけてほしい!

2戦続けてのアウェー戦という条件に加え、疲労も無視できない状況でしょう。しかし、そこを踏ん張ってほしいところです。
今季の敗戦時に見られたような気合いの入ってない守備をしなければ、そうそう大崩れすることはないはず。そのなかで、前節徳島戦で見せたような攻撃の連動性を発揮できたならば、やってやれないことはないはず。
期待したいのは、徳島戦の1点目で見せたような、舩津・西野の両SBの働きでしょうか。終始運動量を落とすことなく走り続けたならば、相手にとって脅威となること間違いなし。「組織の富山」のチカラ、存分に見せつけてやれ!と。

初の4連勝に向け、是非とも気合いの入った試合を期待!!勝たれ!富山!!
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劇的決勝弾で2度目の3連勝!!  徳島ヴォルティス戦

2009-08-07 19:26:54 | カターレ富山
2-1で競り勝ち、3連勝達成!
先制しながらも追いつかれてしまい、引き分けが濃厚かと思われたロスタイムに決めたのは、頼れる男・朝日!
これまでであれば、そのまま引き分けだったような状況。あるいは、ロスタイム失点というケースすら考えられたかも。しかし、そこで最後まであきらめずに勝利をつかんだ勝負強さは、カターレの成長の証。
接戦を制して、今季12勝目。得失点差も±0に戻しました。
お互いに愛媛・湘南の両チームを連破し、3連勝をかけての試合となりました。
相手に退場者が出たとはいえ、今季磨きのかかった攻撃力で愛媛を6-0とボコボコにした徳島の攻撃力。難しいピッチコンディションを苦にせず、持ち前の組織力で強豪湘南を完封した富山の守備力。その両者のぶつかり合いとなったこの試合。
中2日でアウェー戦ということでパフォーマンスの低下が懸念されたものの、その影響を感じさせずに試合に臨めていたことは、やはり連勝中というモチベーションの高さゆえということだったのでしょう。

0-0で折り返し、試合が動いたのは51分のこと。
サイドを深くえぐった舩津が上げたクロスを、オーバーラップしてフリーとなっていた西野が落ち着いて胸でトラップ、放ったシュートが徳島ゴールをとらえ、見事に先制!
なにか、映像だけ見ていると、セレッソ戦で挙げた舩津のゴールにそっくりでした。きちんと決められたのも、しっかりとした「決めなければ!」という意志の表れだった、ということでしょう。もしいっぱいいっぱいな状態で慌ただしくシュートしたところで、おそらくは失敗に終わってしまったのではないでしょうか。そのあたりにも、成長が見てとれます。
その後、交代で入った相手MF石田に頭でうまく合わせたゴールを許してしまい、同点に。
せっかく先制したというのに、このまま終わっていいのか?勝ち点3が、1になってしまってもいいのか?そして・・・3連勝、したくないのか?もちろん、勝利を願っていました。とはいえ、どうにもこうにも時間だけが過ぎ、気づけばロスタイムへと。
しかし、引き分けには終わりませんでした。
セレッソ戦に続き、またしても朝日がやってくれた!!相手DFのわずかな隙をつき、放ったシュートはゴールへ!
ほんとにもう・・・この勝負強さ、脱帽です。値千金の決勝弾で、見事に勝利を手にしました。

前回対戦時にやぶれてしまい、徳島にとって1年ぶりとなるアウェー戦勝利を献上してしまいました。今節も、もし敗れていたなら、相手にとってチーム史上初となる3連勝をさせてしまうところでした。
しかし、勝ったのは我らがカターレ。
今季2度目となる3連勝達成です。前回は、岐阜・栃木・熊本という、当時調子の上がらなかったチームが相手でした。それに対し、今回の3連勝は、第2クールで相手も研究してきているなかでの達成。そしてなにより、いずれも第1クールで敗れた相手に対しての3連勝。やはり、大きな自信となることでしょう。
大きな大きな、チームに、そしてファン・サポーターに勇気を与える勝利でした。
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第32節  徳島ヴォルティス戦

2009-08-05 06:55:55 | カターレ富山
第1クールに敗れた相手との連戦第3弾・徳島ヴォルティス戦。アウェーの地で、今季2度目となる3連勝を賭けた戦いです。
3連勝を賭けているのは相手も同じ。その徳島からしてみれば、初となる3連勝のに向け、昇格組の、しかも前回勝っている相手には絶対勝たねばと思っていることでしょう。
前々節の愛媛戦、前節の湘南戦は、相手が勝ちから遠ざかっている状況での対戦となりましたが、今節はわけが違います。それでも、勝ちは譲るわけにはいきません。

前回対戦は、第6節のこと。前節に嬉しい初勝利を挙げ、2連続ホームゲームだった試合で2連勝を!と意気込んでいたものの、冷や水を浴びせられる敗戦。
カターレを圧倒するスピードとキレを見せつけられ、結果的には0-1だったものの、それ以上の怖さを印象づけられた試合だったのを覚えています。そう、失点は最小限だった。しかし、ある意味「Jの洗礼」というものを受けたように思えました。
その後も3連勝はないまでも安定した強さを見せ、セレッソから柿谷を獲得するなど、戦力の充実にもぬかりなし。前節の愛媛戦では、相手に退場者が出ていたとはいえ6-0とボコボコにして完勝している、と。そう、3連勝がないのが不思議なほどに。今節は、その3連勝の壁を打ち破る絶好の機会、ということなのでしょう。

中2日のアウェー戦で、厳しい戦いとなることは間違いないでしょう。しかし、ここで踏ん張らねば。
J2レベルに対応しきれていなかった前回対戦の頃とは違います。あれから4ヶ月の経験値を積んだチカラを、遺憾なく発揮しなければなりません。前々節、前節は雨に助けられた面もたしかにありました。しかし、それは難しいコンディションでもしっかりプレーできていたという証。その冷静なプレーが今節にも出来たならば、そう簡単にやられはしないのではないでしょうか。
得点に関してもそう。前節はFKからの1点だけだったとはいえ、それはゴールに向かっていく姿勢がしっかりしていたからこそ得たもの。徳島の攻撃力に対して守備の意識を高めなければならないのは言うまでもないことではありますが、それでも、ゴールを挙げる意識をしっかりと共有し、なんとしても得点をもぎとってほしいです。
川崎、桜井くん、ヒョンスと、ここ最近で初ゴールを挙げています。気負いすぎないことも大切とはいえ、それでも、積極的に狙っていってほしい!

3連勝を賭けた戦いを制し、目の前で達成をみせつけてやれ!
勝たれ!富山!!
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