行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

強豪撃破!悪夢を振り払い、無失点で雪辱戦を制す!  湘南ベルマーレ戦

2009-08-04 14:13:52 | カターレ富山
1-0で勝利!
第1クールでの0-5という惨敗へのリベンジを誓った再戦。前節同様、雨によって難しいピッチコンディションではあったものの、相手を上回るほどのパフォーマンスを見せる試合運び。集中力も最後まで切れませんでした。
試合を決めたのは、今季初ゴールとなる、ヒョンスの素晴らしいFK。ここぞ!という場面で、見事に決めてくれました。
とにかく、選手全員に気合いが感じられた試合。首位争いをする上位チーム相手だろうが、実力を遺憾なく発揮したならば、やってやれないことはない!そのことを、結果をともなったかたちで鮮やかに証明してくれました。
開場時間の16時頃から雨が降り出し、一時は「大丈夫か?」というくらいの降りようだったものの、試合開始時にはいくぶん小降りに。とはいえ、水たまりが出来て、整備が必要なほど水を含んだ状態は、始まる前から「一筋縄にはいかない」という予感を抱かせました。
同時に、同じような条件で前節に勝利をおさめたことや、今も語りぐさとなっている暴風雨の中でのセレッソ戦における引き分けの印象が、「今回もやってくれるのでは?」と期待させたのでした。

開始直後は、やはりピッチ状態に気を遣って、ボールを上げながらつなぐ展開。両チームとも慎重な立ち上がりとなったものの、カターレにとっては、僥倖とも言えたかも知れません。前回対戦で見せつけられた切れ味の鋭い攻撃でいきなり攻め込まれていたなら、あるいはまたしても開始直後失点ということも考えられなくもなかっただけに。その意味で言えば、湘南は明らかにコンディションに対応しきれていませんでした。
逆に、対応出来ていたのがカターレ。むしろ、晴れているとき以上に良いんじゃないの?というくらいに動きが良かった。調子の出ていない湘南に対して、という相対的な見方ではあるものの、動き出しのタイミングなど、相手のそれに対し、まったく遜色ありませんでした。ボールを持った相手に複数で向かっていくこと、ルーズボールもしっかりと追うことというような、しなければならないプレーをきちんとしていたという印象。それに加え、ボールをもらってからもたつくようなミスもほとんどなく、やりたいことがしっかり出来ていた、という試合運びでした。
もちろんピンチもありましたが、こちらの不甲斐なさで招く、というものでなかっただけに、モチベーションが低下することもなく。少なくとも、前回のように大敗してしまう気配は感じられませんでした。

後半に入っても、運動量や集中力は保ったまま。誰一人として気の抜けたプレーをしない、集中した状態が続きました。
そんななかで、66分に攻勢に出る一手として、前節のヒーロー・桜井くんが投入されました。ふと頭をよぎったのが、ホーム熊本戦。あのとき、0-0を打破するために投入された野嶋が、ファーストタッチでいきなり決めたんだっけ。それを思い出し、「ならば、その再現を!」と願った、その瞬間でした。突破を試みた桜井くんがペナルティーエリア付近で倒され、絶好の位置でFKをゲット!
川崎に代えての桜井くん投入だったこともあり、キッカーはヒョンスの一択でした。ハセ、ヒデ、敬介らを欠く中で、この日はFW登録で先発だったヒョンス。湘南を上回るほどのシュートを放ちながらも決めきれないという状態にあって、このFKの重要度は、いわずもがなという状況でした。
蹴り込まれたボールは、直接ゴールへ!絶妙な弧を描いたシュートは「こりゃ、さすがに相手GKも取れんだろ」という見事さで、ゴール右隅に吸い寄せられました。前節に引き続き、今節も「待望のJ初ゴール」がうまれ、ほしかった先制点を、ついに奪い取りました。
先制したあとも、気を抜くことなく走り続けたカターレ。J初出場の将太、守備固めの洋平もその役割をきちんと全うし、4分あったロスタイムもしのぎきって、試合終了。前回の5失点の悪夢を振り払う、無失点での勝利を飾りました。

雨の影響というものは、もちろんあったでしょう。晴れていたら、同じ結果になっていたかどうか。しかし、雨という条件はどちらも同じ。その状況にしっかり対応できたチームが勝った。そんな試合でした。
正直なところ、「勝てないならば、せめて引き分けてくれ」というふうに思ってもいました。ですが、結果は勝ちきって勝ち点3獲得。なんとたのもしいことか。
これで、前節に続き、第1クールに敗れた相手とのリベンジマッチで2連勝。上位相手でも、前回敗れていても、自分たちのチカラを発揮すれば、危うからず!次の徳島戦でも勝って、是非とも雪辱&3連勝を!!
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第31節  湘南ベルマーレ戦

2009-08-02 13:09:16 | カターレ富山
忘れもしない第17節。カターレ史上最多失点で大敗した試合。
アウェーで受けた屈辱を、ホームで晴らせるか。逆転勝利を飾った前節愛媛戦に続き、第1クールのリベンジを果たしたいところ。
相手としては、僅差の首位争いの真っ只中かつ3連敗中であり、ここで勝つことで仕切り直したいところでしょう。
しかし、それがどうした?と。もし、また簡単に勝てると思ったら大間違いだということを、結果で知らしめたい、そんな一戦です。いつまでも、前回大勝したときのままだと思うなよ、と。
前回対戦した17節と言えば・・・前半は0-1と、押されながらもまだどうにかなるのでは?というスコアで折り返しながら、後半に立て続けにやられました。
後半開始直後、ビッグチャンスがありました。キーパーを交わして蹴り込んだトミーのシュートが、ゴールに向かって転がっていった・・・のに、後詰めをさぼったこともあいまって、9割9分入ったと思ったボールは、寸前のところでかっさらわれ、幻に終わりました。同じように後半開始直後のチャンスをものにして追いつき、逆転勝利した甲府戦の再現成らず。
そのショックが後々まで尾を引いて、結果として5失点という惨敗を喫しました。メンタル面での弱さ・・・というか、甘さが招いた敗戦は、その次節となる栃木戦においても、ロスタイム失点での敗戦という残念な結果につながることに。その時期、5試合連続無得点など、おおいに苦しみました。
そんな流れが変わったのが、第21節のセレッソ戦。もちろん、相手選手の退場などが影響したことは事実。しかし、強敵相手にも臆さずに向かっていく気持ちがあったからこその勝利だったことも、また事実。
ひるがえって、今節。
戦力評価の面だけで言えば、あからさまに実力差のある相手。しかし、こちらとて、前回と同じではありません。熊本戦や愛媛戦で見せた、先制されながらも気持ちをしっかり持つことで逆転につなげたそのメンタルを、今度は湘南相手に見せつけてやれ!と。
前回の汚名返上をすべく、トミーにはあらん限りのチカラで奮起してほしいです。そして、やはり期待したいのは、前節に初ゴールを挙げた桜井くん。ひとつ壁を乗り越えて迎える今節、さらなる飛躍の足がかりにしてほしいところです。

大事なことなので、何度でも書きます。「強敵相手だからといって、負けていいということにはならない」
強敵ということで言えば、向こう1ヶ月くらいは、ほとんどが上位の相手です。現状で唯一下位の福岡とて、このところ復調してきて油断のならない相手。気を引き締めなければならない戦いが続きます。
まずは、この湘南戦。勝利を挙げて、前回対戦でついた悪いイメージの払拭を!欲を言えば2点差以上で勝ち、戦績のみならず得失点差もプラスに転じさせたいところではありますが。
もちろん、簡単な相手ではない、というよりむしろ難敵であることは間違いありません。湘南は、いかに3連敗中といえど、怪我や出場停止などで致命的な戦力ダウンということはないのだから。(その意味で言えば、カターレのほうが辛くさえあるかも)きっかけさえあれば、というところでしょうが、こちらとて、そんな簡単にやられてたまるか、と。気持ちで負けていなければ、強敵相手にもそうそう無様な戦いをしない、ということは、前回対戦以降の戦いで培ってきた自信、そして、誇りでもあります。

強敵に、打ち勝て!そして、さらなる進化を見せろ!
勝たれ!富山!!
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