2012年より実施されている、J2の降格制度。
その初年度に最下位だった町田でしたが、最終節まで確定していませんでした。加えて、シーズン終了後にも公式戦として天皇杯の試合を控えていました。
昨年の最下位であった鳥取は最終節までに確定したものの、入れ替え戦に臨むモチベーションを高めながらのシーズン終了でした。
そして、今年。
最下位・J3降格が確定したカターレ富山が、残り3試合、J2史上初となる「消化試合」に臨むこととなります。
ただ単に勝敗数・得失点の数字がちょろっと変わるだけで、本質的な部分はなにも変わらない。どのような結果になったとしても、それが戦績に影響する部分は、もうありません。
「それでも、来年を見据えて」という意見も無くはないでしょうが・・・それも、あやしいところ。
今週、安間監督の今シーズン限りでの退任が発表されました。後任が誰になるのかはともかくとして、もうこれまでと同じにならないことは確定した、というところかと。
それでなくとも、現行メンバーの大量離脱は不可避ではないかと。
その意味で、来年につながる戦いを、と求めるのもどうかと。
正直言って、モチベーションの高め方が難しいと言わざるを得ないところがあります。
けれど。
やるべきことは、変わらないはずです。たとえ、それが今後につながらなくても。
思えばつらいことばかりだった今シーズン。
けれど、それを「なかったことに」など出来ないのだから。
その上でなにが出来るかと言えば・・・やはり、勝つことでしょう。
遅ればせながらも・・・というより、もはや手遅れではありますが、それでも。
今季初の連勝を目指して、持てる力を十二分に発揮して臨まねばならない試合であると言えましょう。
今節対戦するのは、プレーオフ圏内へ勝ち点5差としている9位・京都。
残り1枠となった昇格を果たすため、過去2度のプレーオフ敗退の苦い思い出を払拭するためにも、確実に勝ち点3を積み重ねるべく待ち構えていることかと。
前節の岡山戦は敗色濃厚であった試合終了間際に大黒が立て続けに2ゴールを挙げ、劇的な逆転勝ち。その勢いをかって、ホームでファン・サポーターの期待に応えてプレーオフ進出への決意表明としての勝利をねらっていることでしょう。
それに挑む、カターレ。
もはや最下位で終戦してしまったチームが「鴨が葱を背負ってきた」ということに・・・なんて、させてたまるか!
むしろ、確定してしまったからこそ、勝って意地を見せねばならないところ。
前節の勝利によって栃木のプレーオフ進出の夢を絶ったかたちのカターレ。自分たちの降格決定でそれどころではありませんでしたが。
それじゃ、今節も勝って、京都の夢も砕いちゃいますか?ってなところで。
シーズン終盤での西京極における京都戦と言えば。
2012年の第38節。レンタル移籍していた守田が恩返しとなる無失点でしのぎ、西川の決勝ゴールで見事に勝利を挙げた試合が思い出されます。
京都側にしてみれば、もしあのとき富山に勝っていたならば、2位で自動昇格できていたかもしれなかったところ。そこに待ったをかけたのでした。
今節も、その再現をねらっていこうじゃないかと。
前回対戦はシーズン開幕から間もない第4節。せっかくの苔口の先制ゴールも報われず、大黒にPKで移籍後初ゴールを許し、バヤリッツァに逆転ゴールを許して敗れてしまい、ホーム開幕戦から2試合連続の逆転負けを喫したのでした。
もしあのとききちんと勝利を挙げられていたなら、今シーズンの降格もなかったかもしれない・・・なんて考えても、もはや詮無いことではありますが。
そのときにゴールを挙げた大黒はそれ以来、前述の前節逆転ゴールを含め、得点ランク単独トップの25得点。
対して、カターレ富山の総得点が26。大黒ひとりに負けそうじゃないかと。
今節の結果如何では、それこそひとりに負けてしまうのであって。
そんなこと、させてたまるかよ、と。
むしろ、2試合連続零封勝ちをねらっていくくらいに、徹底しなければ。
期待したいのは、前。
前節、決勝ゴールを挙げて勝利の立役者となったにもかかわらず、報われませんでした。
降格が決定してしまいましたが・・・いや、だからこそ。2試合連続ゴールを挙げて、「ただでは終わらん!」という意志を結果で示す急先鋒となってほしいと思います。
昨年の白崎がそうであったように。シーズン終盤に躍動する背番号39の勇姿を、ファン・サポーターの目に焼き付けさせねば。
それと。
今年の成績が芳しくないとはいえ、「白崎をあきらめない」
期限付き移籍の契約上、今節は宮吉が出場できません。おそらく、白崎のスタメン起用が濃厚かと。
今シーズンを通してカターレの主力として出場してきたものの、なかなか結果を残せず。降格に関しても、人一倍責任を感じているやもしれません。
ならば。
だったら、今、なにができるのかと考えたならば。
遅すぎた、などとは言うまい。だから・・・今からでもいい。期待に、応えてほしい。
カターレに白崎がいて良かった、と、笑顔で認めさせてほしい。そう願います。
これまで、西京極での試合は負けたことのないカターレ。ならば、今節もまたそのジンクスを継続するのみ。
最下位が、降格が確定してしまったことは、事実。
けれど。
だからといって、負けて良いわけではないし、勝ってはいけないわけでもない。
だったら、やるべきことはひとつ。勝つしかないじゃないか。
確かに、勝っても得られるもののない消化試合かもしません。
それでも。
カターレ富山というクラブの輝きまでが残らず失われてしまったかといえば、さにあらず。
だったら、もういちど輝け!勝って、輝きを見せろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
その初年度に最下位だった町田でしたが、最終節まで確定していませんでした。加えて、シーズン終了後にも公式戦として天皇杯の試合を控えていました。
昨年の最下位であった鳥取は最終節までに確定したものの、入れ替え戦に臨むモチベーションを高めながらのシーズン終了でした。
そして、今年。
最下位・J3降格が確定したカターレ富山が、残り3試合、J2史上初となる「消化試合」に臨むこととなります。
ただ単に勝敗数・得失点の数字がちょろっと変わるだけで、本質的な部分はなにも変わらない。どのような結果になったとしても、それが戦績に影響する部分は、もうありません。
「それでも、来年を見据えて」という意見も無くはないでしょうが・・・それも、あやしいところ。
今週、安間監督の今シーズン限りでの退任が発表されました。後任が誰になるのかはともかくとして、もうこれまでと同じにならないことは確定した、というところかと。
それでなくとも、現行メンバーの大量離脱は不可避ではないかと。
その意味で、来年につながる戦いを、と求めるのもどうかと。
正直言って、モチベーションの高め方が難しいと言わざるを得ないところがあります。
けれど。
やるべきことは、変わらないはずです。たとえ、それが今後につながらなくても。
思えばつらいことばかりだった今シーズン。
けれど、それを「なかったことに」など出来ないのだから。
その上でなにが出来るかと言えば・・・やはり、勝つことでしょう。
遅ればせながらも・・・というより、もはや手遅れではありますが、それでも。
今季初の連勝を目指して、持てる力を十二分に発揮して臨まねばならない試合であると言えましょう。
今節対戦するのは、プレーオフ圏内へ勝ち点5差としている9位・京都。
残り1枠となった昇格を果たすため、過去2度のプレーオフ敗退の苦い思い出を払拭するためにも、確実に勝ち点3を積み重ねるべく待ち構えていることかと。
前節の岡山戦は敗色濃厚であった試合終了間際に大黒が立て続けに2ゴールを挙げ、劇的な逆転勝ち。その勢いをかって、ホームでファン・サポーターの期待に応えてプレーオフ進出への決意表明としての勝利をねらっていることでしょう。
それに挑む、カターレ。
もはや最下位で終戦してしまったチームが「鴨が葱を背負ってきた」ということに・・・なんて、させてたまるか!
むしろ、確定してしまったからこそ、勝って意地を見せねばならないところ。
前節の勝利によって栃木のプレーオフ進出の夢を絶ったかたちのカターレ。自分たちの降格決定でそれどころではありませんでしたが。
それじゃ、今節も勝って、京都の夢も砕いちゃいますか?ってなところで。
シーズン終盤での西京極における京都戦と言えば。
2012年の第38節。レンタル移籍していた守田が恩返しとなる無失点でしのぎ、西川の決勝ゴールで見事に勝利を挙げた試合が思い出されます。
京都側にしてみれば、もしあのとき富山に勝っていたならば、2位で自動昇格できていたかもしれなかったところ。そこに待ったをかけたのでした。
今節も、その再現をねらっていこうじゃないかと。
前回対戦はシーズン開幕から間もない第4節。せっかくの苔口の先制ゴールも報われず、大黒にPKで移籍後初ゴールを許し、バヤリッツァに逆転ゴールを許して敗れてしまい、ホーム開幕戦から2試合連続の逆転負けを喫したのでした。
もしあのとききちんと勝利を挙げられていたなら、今シーズンの降格もなかったかもしれない・・・なんて考えても、もはや詮無いことではありますが。
そのときにゴールを挙げた大黒はそれ以来、前述の前節逆転ゴールを含め、得点ランク単独トップの25得点。
対して、カターレ富山の総得点が26。大黒ひとりに負けそうじゃないかと。
今節の結果如何では、それこそひとりに負けてしまうのであって。
そんなこと、させてたまるかよ、と。
むしろ、2試合連続零封勝ちをねらっていくくらいに、徹底しなければ。
期待したいのは、前。
前節、決勝ゴールを挙げて勝利の立役者となったにもかかわらず、報われませんでした。
降格が決定してしまいましたが・・・いや、だからこそ。2試合連続ゴールを挙げて、「ただでは終わらん!」という意志を結果で示す急先鋒となってほしいと思います。
昨年の白崎がそうであったように。シーズン終盤に躍動する背番号39の勇姿を、ファン・サポーターの目に焼き付けさせねば。
それと。
今年の成績が芳しくないとはいえ、「白崎をあきらめない」
期限付き移籍の契約上、今節は宮吉が出場できません。おそらく、白崎のスタメン起用が濃厚かと。
今シーズンを通してカターレの主力として出場してきたものの、なかなか結果を残せず。降格に関しても、人一倍責任を感じているやもしれません。
ならば。
だったら、今、なにができるのかと考えたならば。
遅すぎた、などとは言うまい。だから・・・今からでもいい。期待に、応えてほしい。
カターレに白崎がいて良かった、と、笑顔で認めさせてほしい。そう願います。
これまで、西京極での試合は負けたことのないカターレ。ならば、今節もまたそのジンクスを継続するのみ。
最下位が、降格が確定してしまったことは、事実。
けれど。
だからといって、負けて良いわけではないし、勝ってはいけないわけでもない。
だったら、やるべきことはひとつ。勝つしかないじゃないか。
確かに、勝っても得られるもののない消化試合かもしません。
それでも。
カターレ富山というクラブの輝きまでが残らず失われてしまったかといえば、さにあらず。
だったら、もういちど輝け!勝って、輝きを見せろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!