行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第27節 グルージャ盛岡戦

2018-10-13 16:38:31 | カターレ富山
失意の3連敗から奮起、見事、連勝に成功したカターレ。その連勝をさらに伸ばすべく、いわぎんスタジアムへと乗り込んでグルージャ盛岡と対戦する今節。
一発レッド退場でひとり少なくなり、さらに監督の退席にまで見舞われたYS横浜戦。そして、先制されたながらも逆転に成功、追いすがる相手を振り切った相模原戦。
どちらも厳しい戦いとなりましたが、そこでしっかりと勝ちきり、連勝を成し遂げました。それまでの連敗で、内容が悪くなかったにもかかわらず敗れ続けてしまっていただけに。より、勝つこと、勝ち点3を挙げることの意義というものを実感したのではないかと思います。
もちろん、狙う3連勝。
勝つ喜びを取り戻した今だからこそ。勢いを持って、勝利を奪い取らねばなりません。

前節、藤枝と対戦し、先制しながら逆転負けを喫した盛岡。エースたる谷口 海斗が今季10ゴールめとなる得点を挙げながら、というガックリとくる敗戦。その結果、11位に浮上したカターレに抜かれるかたちで12位に後退してしまうことに。
勝てば順位が入れ替わる直接対決。シーズン終盤の巻き返しを期すのは盛岡も同じ。気を引き締めて待ち構えていることでしょう。
6月にホームで戦った前回対戦では1ー3で敗れているカターレ。その前の試合でひとり少ない相手にドロー、試合無しの1週を挟んで切り替えて臨んだはずが敗れてしまい、監督交代後初黒星を喫してしまったのでした。
昨季の後半、中断明け以来の低迷脱却を目指しての対戦でも敗れており、目下同カード2連敗中。今度こそリベンジを果たさねば!

期待したいのは、差波。
前々節、レッドで退場。不本意な出場停止を経ての今節。それだけに、連勝への意気込みはチーム随一と言えるのではないかと。
それでなくとも、盛岡は昨季の所属クラブ。そのホーム戦ともあれば、思い入れもひとしおでしょう。
今季に臨むにあたり、仙台からの期限つき移籍を盛岡で延長する、という選択肢もあったのではないかと。
そんななか、新天地・富山に活躍の場を求めた。そして、チームに欠かせない戦力となり、満を持して盛岡に凱旋。
そんな思いを、是非とも勝利への、連勝への原動力として活躍してほしいです。

残りも少なくなった今シーズンですが、今節の盛岡戦を含め、ガンバ大阪U23以外すべて前回対戦で敗れた相手。
いずれも、簡単な試合はありません。
それでも、やらねば。前節も、前回敗れた相手の相模原に勝利。今節もまた、リベンジしていくために。
敗れてしまっていては、また順位を下げてしまうことに。けれども、だからこそ。
どのみち、巻き返していくには勝利が不可欠。
ここまで2連勝も、厳しい戦いでした。けれども、それを勝ちきって制した。そこで得られた自信を胸に、存分に戦ってほしい。そして、勝ってほしいです。

10周年のカターレですが、その初年度以来、遺憾ながら伝統的に東北アウェイ戦ではほとんど勝てていません。今シーズンも、福島戦で終了間際に決められて敗れていたり。
前回対戦の雪辱を晴らし、そして、悪しき伝統を断つために。
東北アウェイで勝利を!この後に控えるアウェイ秋田戦にも繋がるように!

3連勝必須!!!
勝たれ‼富山!!!!!!

気迫で掴んだ今季初逆転勝利!連勝成る SC相模原戦

2018-10-08 22:34:26 | カターレ富山
3ー2で勝利!
前節の勝利によって連敗を3でストップさせたカターレでしたが、だからこそ。
ここであえなく敗れてしまっていては、その勝利も単なるまぐれとして、無価値に等しいものと堕してしまうところでした。
巻き返しを誓いながら成し遂げられなかった連勝、それも同勝ち点の相手との直接対決で、勝てば必ず順位が入れ替わるシチュエーション。
是が非でも勝たなければならない試合でしたが、そこで見事に勝利!
チームの中核・差波を出場停止で欠き、安達監督のベンチ入り不可という非常事態。その上、先制点までも奪われてしまうという逆境に晒されてしまったものの。
それを跳ね退けての、今季初の逆境勝利。
勝利への気迫が勝ち点3を呼び込むことに成功した、そんな試合でした。

台風の影響が懸念され、スポンサーボードや横断幕が撤去されたなかで行われた今節。
それでも当の試合時間には風の影響はほぼ無く、雨も降りはしたものの、先の群馬戦のようなどしゃ降りではなく。
観客数がちと寂しかったくらいで、ほとんど想定内というコンディションのなかでの試合でした。
相模原の長身ストライカー・ジョン ガブリエルへの対策という意味合いもあってでしょう、3バックが柳下、谷奥、代という構成。
出場停止の差波に代わって、脇本が久々のスタメン出場。
エドがスタメン復帰し、前節スタメンであったイッキはベンチスタートとなりました。

試合開始からペースを握ったのはカターレのほう。
パス回し、攻守の切り替えなど、相模原のそれを上回るプレーぶりでした。
連勝を目指して臨んだ今節。
悪い時期には、前の試合の気迫が次の試合には悪い意味でキレイにリセットされてしまった、というケースも少なくなかっただけに。
そんな事態に陥っていないのは結構。ならば、いかにその気迫を勝利に結びつけていくか。
しかし。
先にゴールを揺らしたのは、相模原のほうでした。
チャンスを作るも活かし切れずに悶々としていたところ、CKのピンチから、変化をつけたプレーに対応しきれず、というかたちで決められてしまったのでした。
今季ここまで、先制された試合は全敗。逆転どころか、追いつくことすら出来ぬままに敗戦を重ねて来ました。
この失点にしても、「チャンスをものにできずにいたら、いずれしっぺ返しをくらうことになる」というセオリー通りのもの、という見方も出来ました。
今までであれば、この失点が敗因に直結してしまう―――そんなシチュエーション。

しかし、そうはならなかった。
そこからわずか数分後。
左後方から新井が上げたクロスに椎名が反応、ドンピシャのタイミングで伸ばした左足に当てて、ダイレクトに決めて見せたのでした。
反撃の意志がしっかりと結果に結びつけられた、ナイスゴール。
前半のうちに追いつくことの意味の大きさ。
試合を振り出しに戻す、価値ある同点ゴールでした。
先制されたショックを振り払う・・・今まで出来なかったこと。
それを、やってのけた。ならばと、応援にも力が入りました。

逆転を目指して臨んだ後半。
エドに代わってイッキを投入。すると。
そのイッキがゴール前、臆することなく果敢に挑んでいったシュートが、相手DFの足に当たり。コースが変わりクロスバーに跳ね返ったかと思いきや。良いポジションに詰めていた前嶋がヘッドで押し込みゴール!
前嶋の2試合連続ゴールで、勝ち越しに成功したのでした。
前節は、逆でした。
だいぶコースが限定されながらも、果敢にシュートしてきたYS横浜の辻 正男。足に当てたものの、それでコースが変わり、失点。
そのとき足に当てたのが、他ならずイッキであった、と。
そんな苦い経験を、払拭してみせたのでした。
さらには。
今度はイッキ自らがゴール!貴重な追加点で、勝利をぐっと引き寄せたのでした。
昨季末に大怪我で離脱、そこから手術・リハビリを経ての、今季初のホームゲーム出場。
思いの丈を、見事に結果に結びつけて見せた、ファインゴールでした。

その後、ジョン ガブリエルのヒールシュートで1点差に詰め寄られたのですが。
同点では、意味がない。勝つしかない。
そんなプレッシャーに晒されていたなかで。
前節の苦しい状況をしのいで勝ちきった、その経験。それが活かされたと言って良いのではないかと。
CKを続けて与えるなど、危ない場面は、あった。
けれども、屈しなかった。
気迫で、勝利を成し遂げることに成功したのでした。

連勝必須な状況で、しっかりと勝ちきった。
この成功体験を糧とし、さらに飛躍するために。
さしあたっては、次節・盛岡戦。
逆境に屈せず勝利を挙げたことで、前回対戦で負けた借りを返した、この相模原戦のように。
次もまた、リベンジマッチ。
さらに精進し、連勝継続に邁進しなければ!

第26節 SC相模原戦

2018-10-06 15:00:43 | カターレ富山
アクシデントに見舞われたものの、屈することなく勝ちきり、連敗脱出に成功した前節。
もちろん狙うは連勝、ホームのファン・サポーターに勝利を届けなければならない今節。SC相模原を迎え撃ちます。
苦しみに耐えて、勝利の喜びを思い出したあとだけに。いかに、それを続けるか。チームの気概を、見せつける勝利が、連勝が必須です。

約半年前、4月にアウェイで戦った前回対戦は、0ー1で敗れています。昨年10月のアウェイでも敗れており、今度こそリベンジを果たさねば。
前回対戦時も前の試合で勝利、連勝を目指した対戦だったものの・・・あえなく敗戦。そこから意気消沈してしまったのか連敗を重ね、ついには最下位転落、監督交代という憂き目に遭ってしまったのでした。
ここ最近は3連敗中、カターレと同勝ち点で13位という相模原。
前節勝利するまで同じく連敗に晒されていたカターレにとっては、他人事とは思えないというか。結果が伴わない苦しみ、勝利への渇望がわかる。いや、わかるからこそ、必勝を期して乗り込んでくる相手を、連勝によって返り討ちにしなければなりません。
前回対戦では相模原のゴールゲッター・ジョン ガブリエルに決められてしまい、その1点を覆すことが出来ぬままに敗れました。
チームの勝利のためにエースがやるべきことをやり遂げた相模原に対し、それが出来なかったカターレ、という構図でした。
今度こそ、やり遂げるため、勝つために。
得点すれば勝てるんだ、というあたりまえのことを思い出した今だからこそ。
勝ちきる意識を勝利に、勝ち点3に繋げなければ!

期待したいのは、新井。
昨季所属した相模原との対戦。前回対戦でも気合いをいれて臨んだものの、恩返しゴールどころか自らのミスから失点。不本意な途中交代と、苦いギオンスタ凱旋となってしまったのでした。
あれから半年。
今やカターレのレギュラーとして、確固たる存在感を放っている彼ですが。その真価を、今こそ。絶対に勝ちたいリベンジマッチにこそ、存分に発揮してほしいです。
「富山の新井」として、チームを勝利に導く活躍を!

前節の1発レッド退場により、今シーズン不動のレギュラーとして出場してきた差波が出場停止。ボランチとしての働きもさることながら、セットプレーのキッカーとしても活躍してきただけに、影響も少なからずありましょうが。
さらには、退席処分をくらったことで安達監督も指揮を執ることが出来ず。
いろいろな意味で、いつも通りではない試合となりますが。
しかし。
そこは、発想を逆転させるべきところです。
相模原との前回対戦は、ある意味いつも通りだったから敗れてしまった試合であったかと。
是が非でも連勝してやる!という気概を示せず、先制されたところを覆す強さを見せられぬままに、零封負け。
対して、今節。
そもそもが、普通では、いつも通りじゃない。
それでもなんとかしないと!という意志がなければ、試合そのものが成り立たない。
だったら。
いつも通りじゃないピンチこそが、これまで発揮できず仕舞いであった底力を示す絶好の機会。
ピンチが、チャンス。
そのために、力を振り絞って勝利を追い求めてほしい。そう、切に願います。

同勝ち点の相手との直接対決。勝てば必ず順位が入れ替わる、大事な試合。
これまで、そういった大事な試合で勝てず・・・むしろ、大事な試合こそ落として来ました。今節と同じく連勝を目指しながら敗れてしまった前回対戦のように。
ここで、やり遂げなければ。
ピンチをチャンスに変え、勝ちきる強さを見せつけなければ!

台風接近の影響?そんなことは、勝ちきるミッションの前にはナンボのもんじゃい!
連勝必須!!!

勝たれ‼富山!!!!!!

試練に打ち克ち我慢の勝利!連敗阻止を成し遂げる Y.S.C.C.横浜戦

2018-10-01 20:03:04 | カターレ富山
2-1で勝利!
4連敗を断固として阻止しなければならなかった今節。前節に試合が無かっただけに、いつも以上に気を遣って試合に臨まねばならないところもあったでしょう。
それでなくとも、アウェイ戦。それに加えてしとしとと雨の降り続く中での試合。
そして・・・さらには想定外のアクシデントにも見舞われたなかにあって。
それでも、屈しなかった。
ファインセーブ連発の永井をはじめ、劣勢に立たされたなかにあっても気迫のディフェンス。引き分けすらも実質負け、という緊張感のなか、最後の最後までリードを守り切ったのでした。
ここぞ!というシチュエーションをものに出来ずに得点に繋げられず、逆に失点して敗れてきたここまで。
しかし、今節は繰り返さなかった。試練に打ち克っての我慢の勝利。その意義は大きいです。


前節よりスタメン5人を変更して臨むこととなった今節。苔口、陽次、前嶋、ルーカスらが復帰となったなか、イッキが今季初スタメンとなりました。
風の影響はほとんどない状態ながら、雨でぬれたピッチ状態では、やはり慎重なプレーが求められた、ということでしょうか。攻守にわたって、お互いになかなか良い形にまでは持ち込めず。
「先に根負けしてミスしたほうがやられる」というような緊張感。我慢の時間が続きました。
そんななか。
26分、相手CKからのこぼれ球を椎名が上手く奪取、カウンターにつなげると、相手陣内深くに切れ込んだ前嶋の折り返しに陽次が上手く合わせてゴール!先制点を挙げました。
このところなかなかチャンスがゴールに結びつかなかったことが敗因に直結してしまっていただけに。幸先良い先制ゴールは、連敗脱出への大きな期待となりました。
さらに32分には、期待していた前嶋がゴール!追加点を挙げることに成功。神奈川県出身・地元凱旋となった彼のこの試合に賭ける意気込みが、結果に結びつきました。
ペナルティーエリア内で、4人をかわしてのゴール。
これまでであれば・・・あるいは、「確実性をとって」という建前のもと、逃げとも思えるようなパスを出し、結果、チャンスをフイに、というシチュエーションであったかもしれません。
けれども、逃げずに積極果敢に勝負したこと。その気迫が得点に繋がった、ファインゴールであったかと。

前半のうちに2点リード、大きく勝利を手繰り寄せたかに見えましたが・・・そこから、アクシデントが。
前半終了間際、相手CKのときにポジション争いのなか、差波が相手選手を突き倒したとして一発レッド、退場となってしまいました。
差波のポジション争いと言えば、先の北九州戦で長身FWのフェホにピッタリとついてマークしていた姿が思い出されますが。今回で言えば、相手のほうが差波に対して執拗にちょろちょろと絡んでいったなかで。その挑発に乗ってしまった、ということかもしれませんが・・・それでも、一発レッドが妥当なジャッジなのか?という疑問も。
図らずも、前回対戦ではYS横浜のほうが1人足りなくなりましたが、今回はカターレのほうが1人足りない状態での試合を強いられることに。
不幸中の幸いは、ハーフタイムでいちど落ち着く時間があった、ということでしょうか。
しかし、それは2点差を追いかけねばならない相手にしても同じこと。後半開始時に河野 諒祐、辻 正男と2枚同時替え。果敢に逆転を狙ってくる算段が見て取れました。
48分には、相手の枠内シュートを永井がワンハンドセーブという危ない場面も。明らかに、後半は相手の攻勢に耐える時間が増えました。
さらに、追い打ちをかけるように。
61分、ジャッジに納得いかなかった安達監督に退席処分。指揮官不在状態に。
すると、65分にはエースたる辻 正男に決められてしまい、1点差に詰め寄られることに。もちろん辻のFWらしい鋭い切れ込みもさることながら、ディフェンスにあたったイッキの足に当たってコースが変わる、といういささかアンラッキーなかたちで。
劣勢のなかにあって、ドローすら負けも同然。
終盤には、あわや、ポストに跳ね返って難を逃れるという肝を冷やすシーンも。
雨のピッチ、しかもひとり少ない追われる立場。苦しい状況に置かれることに。

それでも、耐えた。我慢しきった。
5分あったアディショナルタイムをしのぎきり、見事に勝利。4試合ぶりの勝ち点3を奪取したのでした。
めぐり合わせ、というかなんというか。リードしながらひとり少ない相手に勝てなかった前回対戦と、こちらがひとり少ない状況で、追い上げられながらも勝ち切った今回。
この成功体験は、心に刻みつけるべき。やればできる、という証明にほかならなかったのだから。
もちろん、うまくいかなかったこと、反省点、改善点もあることでしょうが。
それでも。
勝ち切ることの、大切さ。勝ち点3の重さ。
忘れていたわけでは決してないでしょうが、あらためて、その意義というものを再確認したことと思います。
連敗脱出に成功したからには、もちろん、目指すは連勝。
苦しみながらも勝ち取ったこの勝利を活かすも殺すも、今後の頑張り次第。
その頑張るための勇気をもらった勝利であった。そう思います。