行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第5節 ギラヴァンツ北九州戦

2019-04-07 07:16:03 | カターレ富山
4月唯一のホームゲームにして、「平成最後のホームゲーム」ともプロモーションされている今節。開幕から4連勝と絶好調の首位・ギラヴァンツ北九州を迎え撃ちます。
リーグタイ記録となる開幕5連勝を目指して乗り込んでくる相手を返り討ちにせねばならない試合。
なかなか結果には結びついていないもどかしさはあるものの、それでも、ここまでの戦いで手応えを感じてきているカターレ。
それが本物であるのか、はたまた単なるメッキであるのか。
難敵撃破の可否は、今後を占う分水嶺となるかと。

勝ち切ることの大変さを、身をもって体験してきているカターレだからこそ。4連勝という確かな結果を残してきている北九州のここまでの実績は、やはり脅威として捉えねばなりません。
数々のクラブでJ1昇格実績を挙げた小林 伸二監督のもと、昨年の屈辱の最下位からの脱却を目指す北九州。その開幕ダッシュは成功したとみて間違いないでしょう。
ここまで4試合で失点はわずかに1。勝ち切れない要因が決定力不足とハッキリしているカターレですが、堅守を崩さないことには勝機が無いことは明白。そのためには、これまでの経験が決して無駄ではなかったと、難敵相手であるからこその堅守打破でもって、力を示さねばなりません。
守備に自信を持っている相手に対しても、これまでやってきたカターレのサッカーが、ボール支配率を高めながら球際に厳しく攻め立てるようなサッカーが、今節も出来るのか?いや、やりきらねば。

今節の北九州戦にあたり、やはり注目したいのは花井でしょう。昨シーズンまで在籍していたクラブとの対戦に、やはり、特別な思い入れを持って臨むであろうことは想像に難くありません。
今季ここまで、レギュラーとしてチームの中心的な役割を担ってきているだけに。新天地でも健在であることを、古巣・北九州に見せつけてほしいです。
被シュートは多いながらも、体を張って守り切って失点は許さないという北九州。そんな相手から得点を奪って勝利するためには。ゲームを組み立てる役割を担うボランチとして、攻撃の起点としてのプレー精度が求められるところ。他方、失点を防ぐ守備においても、中盤で頑張って相手の好きにはさせないディフェンスでもって破綻を防がねばならないところ。
攻守両面で重責を担うこととなりますが、だからこそ。「今季のカターレがあるのは、花井がいるからだ」そう思わせるようなプレーでもって、輝いてほしいです。
そして、攻撃においては高橋のホーム戦連続ゴールに期待。
前節も、得点には結びつかなかったとはいえ、前線で労を厭わず頑張る姿がとても印象的でした。
相手が手ごわい守備であるなら、なおのこと。それを突き崩すだけの闘志を持った選手の頑張りが不可欠。
ほかならぬ高橋が、それを出来る選手であると信じているからこそ。活躍をもってこたえてほしい。そう願うばかりです。

開幕4連勝で首位と、ここまでのJ3リーグで最注目クラブといっていい北九州。
対して、カターレはどうか?
確かに、去年にはない手ごたえを感じる開幕からここまで。
しかしながら、結果が伴っていません。
対外的には、昨シーズン11位であったクラブがここまで10位。まったく、なんの驚きもない。感慨もない。それがどうした?くらい。
注目されるに能わず、「その他」扱いでしかないのでは?
結果で、示さないことには。その他扱いを見返すためには、勝つしかありません。
もちろん、ここであえなく敗れて北九州の強さを再確認させてしまった日には。その他扱いが見直されることなどありはしないことは確実。
けれども。
リスクが高いからこそ、リターンも大きいのであって。
5連勝阻止を成し遂げることは、ただの1勝以上の価値があるはず。
それこそ、その他扱いで済ませてはならないのでは?と揺らがせるくらいには。
優勝を目指すクラブはどんなクラブか?
すなわち、相手から恐れられるくらいの存在。「ああ、今節は負けを覚悟しなくてはならないのか」などと悲観させるくらいの存在。
カターレが優勝を目指すというなら、当然のように、そんな存在とならねば。
その他扱いで良いわけがない。注目されてしかるべき、そんな存在とならねばなりません。
今節は、見返す絶好のチャンス。
だったら、それをつかまない手はないでしょうよ。

連勝阻止で、力を示せ!!
スタイルが間違いでないと、優勝を狙うにふさわしいと、難敵撃破で示してみせろ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
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ままならない結果。追いつく気迫は見せるも、連勝ならず ガイナーレ鳥取戦

2019-04-02 05:27:17 | カターレ富山
1ー1のドロー。
今節もまた、結果が伴わない試合。決して勝ち目のない試合であったわけでなく、ドローが相応という試合でもなく。
結果がついて来ない、もどかしさ。
ままならない状況が続いています。

鳥取県の西の果て、米子市はYAJINスタジアムにて開催された今節。
強風の影響でスタジアムグルメが中止、試合中には冷たい雨も降るという厳しいコンディション。
それでも、開催されただけまし、という見方も出来ますが。過去には、ホームですが、それこそ鳥取戦で強風により中止、という試合もあったのだから。
さすがに7時間あまりをかけて運転しながら向かった先で中止では、無念どころではなかったし。
とはいえ、そういった悪天候、さらには芝が剥げてボコボコというピッチ状態では―ー―アウェイの洗礼というか、厳しい戦いが予想されました。

前節までを踏襲したスタメンにあって、SBの柳下が控えに回り、代が今季初スタメン・初出場となりました。
試合開始から、カターレのペース。これまで通り、自分たちが主体的にボールを動かしながら攻め入る、というプレーが出来ていました。
ひとまずは安心。なぜなら、これまで勝った次の試合で「前節と違うじゃないか」なんてことも、往々にしてあったから。
しかし。
序盤の優勢さを得点に繋げられていなかったなかで。
鳥取に先制点を許してしまうことに。
逆を付かれたグラウンダーのシュート、それを足を伸ばしてセーブした太田でしたが・・・そのこぼれ球を頭で押し込まれ、失点。
カターレのペースだった、良く守ってもいた。にもかかわらず、多くはなかったチャンスをものにされての失点。
もちろん、あきらめてしまうような状況ではまったくありませんでしたが、それでも。
それでも・・・またなのか、という思いはありました。
また、良い試合をしても、自分たちのサッカーをしても報われないのか?と。

先制点を挙げたことで、序盤よりも動きが良くなった鳥取。
バーを直撃、跳ね返りかた次第では入っていたという冷や汗ものの場面も。
そんななか、同点、逆転を狙ってプレーする選手たち。
前節勝利の立役者・高橋の気迫のプレーぶりが目を惹きました。攻守両方で労をいとわずダッシュ。気合がこもっていました。
そして、途中出場の新井。
前嶋とのコンビで左サイドで躍動。持ち味のドリブルで魅せました。
相手との1対1でも、負ける気がしなかった。
そうしてチャンスを作り出していたなか、84分。
ゴール前の混戦で波状攻撃、最後は陽次が決めて同点に!
あきらめない執念の今季初ゴールで、追い付いたのでした。

そのままスコアは動かず、ドロー。
もったいない試合ではありました。
けれども、負けとドローでは点と地の差。
一足飛びとはいかずとも。
ままならない状況でも、それでも。
精進を続けねばなりません。
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