ご紹介してまいりました手づくり(と思われるもの)の「今年の年賀状」は今回(第6回)で最終回です。
近年は、パソコンの普及により素敵な年賀状をたくさんいただきます。その中で手づくりと思われる年賀状をマイブログで紹介させていただきました(パソコンを使っての文字やイラスト、写真挿入などのものを除外させていただきました)。
今日のご紹介は下画像左が、小生が昨年まで続けた孔版画の恩師、清水さんの作品です。清水さんは、孔版画のほかにシルクスクリーンやパソコン画も作られますので今年の素敵な画法が特定できません。画中に《Si》のサインがあり自作品が確認できます。力強く龍が大空に向かって吠えているようです。右は松浦さんのパソコン画でちょっとかわいらしくもある平和な日本の龍といったところでしょうか。
小画像は、個展も開く実力の孔版画のプロ、浮世絵郵趣会の佐藤さんの作品です。江戸時代の広重の浮世絵「亀戸梅屋舗」を当時の木版画と違い、孔版で忠実に再現している孔版印刷画です。
清水さんの吠える龍。 松浦さんのユーモラスな龍。
※ 全6回に渡るご紹介の年賀状をお寄せくださった皆さんにブログ上から御礼申しあげます。また、このほかにご紹介できませんでした100名以上の皆さんには、「俺のも手づくりだ」との賀状が含まれていたかもしれませんがご容赦ください。