2010年に天竜浜名湖鉄道が全線(36施設)にわたり国の登録有形文化財に登録されました。その施設を自己撮影画像でご紹介しています。
今回の6回目は、同時に2件が登録された宮口駅です。その1は、宮口駅本屋(小画像と下画像左)と上りプラットホーム(下画像右)です。
駅本屋内ベンチ。 上りプラットホーム。
駅本屋は、昭和15年5月に建設され、切妻造りの木造平屋建てで、正面右手に車寄せが突き出ています。改札口には当時の腰つき板戸や、ベンチ、木製改札口などが残っています。プラットホームは本屋の屋根が北側に突き出た一体型となっています。
その2は、下り線の待合所とプラットホーム(現上りホーム)。
本屋と同時に建設され、木製片流れの波型鉄板葺き。三方に木製の引違ガラス窓があり、木製ベンチもあります(下画像右)。左画像は上り列車到着の長いプラットホーム。
(下りプラットホームと待合所:現上りホーム)
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