秋の味覚は木に成るものばかりではありません。地中からの特産品です。
茹でたラッカセイ『茹でラッカ』です。
落花生は煎って香ばしく食べるのが一般的ですが、茹でたラッカセイもまた格別です。
静岡県内では、東部地区へ行くとポピュラーな食べ方で、食品店や飲み屋さんのお通しにも茹でラッカがよく出てきました(中・西部ではそれほどではないようです)。
「茹でラッカ」。皮ごと塩茹でします。
まだ自宅ではラッカセイの収穫はできませんが、先日浜松市の親戚からラッカセイが収穫できるとのことでいただきに行ってきました。
彫り上げるとたくさんのラッカセイがついています。
かなりの量をいただいてきました。(まだ未選別の状態)
それを選別し食せるものがこれだけありました。三分の一程を塩茹であとは乾燥です。
こちらは実が入っていなかったりで捨てる部分です(いわゆるクズ)。丹精込めて作るのですが、このようのもの出るのですね。
早速塩茹でします。茹でラッカにするには収穫のその日か翌日頃までが最適。乾燥すると大豆のようになってしまい茹でラッカの食感がなくなってしまいます。(その後の冷凍可)
茹でるとこのように皮は黒色になります。
この茹でラッカを覚えたのは、三島に通勤時。毎週金曜日、帰宅時の新幹線三島駅のプラットホームで売っているワンパック300円の茹でラッカが忘れられません。缶ビール片手に茹でラッカをつまんでいるうちに瞬く間に到着の楽しい思い出がありました。
上の見出し画像はラッカセイの畝。カラス対策でネットが張られています。