気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

今年の門松の検証(掛川市内)

2025-01-19 16:02:17 | ふるさと紹介
 年神様を呼ぶ道しるべとなる門松。今年も掛川市内の21ヶ所ほどを見て回り、先に画像でご紹介したところですが、その形などを検証(まとめ)してみました。
 
◎ その一つは土台竹を割り、それを周囲を竹で巻いた形でした。〈全5ケ所)
 青竹を割り周囲を縄だでまとめて巻いてありました。 

  その他の16ヶ所は菰巻でした。↑

◎ つぎに竹の切り口です。4種類が見られました。
 竹を斜めにカットしそのままの形と上部を平らに揃えた形の2種類がありました。形は”そぎ”と呼ぶそうです。↷
 
 竹を斜めにストレートカットした形。


 こちらはその上部を平らにカットした形です。 

 次は、竹の切り口にフシを入れた形です。笑い顔に見えるそうです。↷
 中央に節を入れ切り口はストレートに。 


 こちらも中央に節を入れていますが、その節の上部を平らにカットしています。
(今回は見られませんでしたが。全国では、節の上部を平らにカットする”寸洞”と言う切り方もあるようです。)
 
◎ つぎは、竹を包む縄の蒔き方です。
 縄は奇数で、下から七本巻き、五本巻き。三本巻きで三ヶ所を七五三の形でで結ぶのが一般的のようです。
 結び目を梅結びと言って形をそろえるところもあるようです。
 今回まわった内の19か所が七五三の形でした。
 

 こちらの門松は一ヶ所のみ結んでいました。そのほかもう一ケ所は上から七五三の形になっていました(何かこだわりがあるのかも)。
 
 今年もこの門松のおかげ(?)でしょうか。穏やかな年のスタートとなりました。
コメント
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