どこからともなくひらひらとやって来る小さな訪問者は《蝶》です。(そのⅡ)(そのⅠは、7/22付にてご紹介しております。
前回ご紹介した蝶は、「モンキアゲハ、クロアゲハ、ヒメアカタテハ、ヒメジャノメ、ヒメウラナミシジミ及びヤマトシジミ」の6種類でした。
今回は日本の蝶を代表する、言い換えればみんなが知っている蝶。アゲハチョウからです。
この蝶がアゲハチョウです。日本全国どこでもよく見かけますね。
この蝶によく似たのがキアゲハです。
アゲハチョウに比べ色がキイロっぽいですね。文様はよく似ています。
上の二つを見比べる特徴があります。(上の小画像を参考としてください)
蝶の上の羽の付け根からアゲハチョウは数本の白い筋が見られますが、キアゲハにはありません。
左が アゲハチョウで、右がキアゲハです。
両方とも身近に飛んできますから観察してみてください。
三つ目はキタテハです。
この蝶もそんなに珍しくはありませんが、アゲハチョウなどと比べると数は少なく、目立たない蝶です。
四・五番目は、ベニシジミとミヤマシジミです。
ジジミと名前が付く蝶は、貝の蜆のように比較的形の小さい蝶です。
ベニシジミ。
ミヤマシジミ。
ベニシジミは、赤っぽくて草むらなどをよく飛び回る蝶で目につきますが、ミヤマシジミは、小さな虫が飛んでいるようで、仲間も多く、前回ご紹介のヤマトシジミなどともよく似ているので区分が難しいですが、写真にとって文様を比べて種類を判断します。
今日ご紹介の最後(六と七番目)は、
左が、キマダラヒカゲで、右がイチモンジセセリです。
蝶の世界ではキマダラヒカゲは「ジャノメチョウ科」に属し主に夕方や日陰を好んで飛んでいます。日本には20種類ぐらいいるといわれています。
また、イチモンジセセリは「セセリチョウ科」に属し、止まるときに羽を閉じて止まる習性があり、開いた状態を撮影するには根気よくその瞬間を待つ必要があります。セセリチョウも国内には20種類前後いるようです。
今回ご紹介した蝶は、我が家またはその周辺で撮影したものです。ぜひチョウがいたらどんな蝶か探してみてください。
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