郵便局で扱う風景印は、全国で1万局以上あると言われています。その地の特産品や風景、行事などを小さな枠に配置し、その土地のPRにも役立っている公印です。
切手やはがきに押される局名や日付時間の入った丸い形の黒い印(日附印と呼んでいます)と同様、「何月何日消印有効」・・・と言う郵便物と同様にこの日付は重要な役割をしています。
先日、何人かの友人に、郵便物を出すことがあり、それなら風景印でと掛川郵便局を訪ね風景印での発送と記念押印も依頼しました。
ところがです・・・、
ご覧のように、周囲の円の一部が欠けたり、インクも薄く、記念印としては不満足な押印でした。でも、ぐっと我慢でお礼を言って帰りました。
※ デザインは掛川城と、市の花キキョウ、および掛川茶の茶壺です。
また、掛川市内の掛川地区でも上記掛川局をはじめ、六つの局で風景印を取り扱っているので併せてご紹介します。(ご紹介の局以外の郵便局には風景印は設置されていません)
その1.日坂郵便局 ↷
意匠:小夜の中山夜泣き石、中山峠 ↑
その2.原谷郵便局 ↷
意匠:茶摘み、花しょうぶ、富士山 ↑
その3.西郷局 ↷
意匠:カイドウ、茶壺、温泉郷の街並み、大尾山 ↑
その4.掛川新町局↷
意匠:掛川城、大獅子 ↑
その5.上内田局↷
意匠:掛川城、東海道新幹線、掛川の茶摘み風景
以上6局が、掛川地区の郵便局の風景印です。
※ 小生もかつては、旅行の折などに御朱印帳を使い、風景印を収集したものでした。↓
上段は最近のもの。下段は平成8年ごろ、伊豆半島を旅行した時、軒並みその地の局を尋ね押印したものが残っていました。
遠地へ旅行等されましたら、ぜひその地の風景印を記念に押印してもらってみてください。その地へいつ訪れたかも思い出となることと思います。
※上の見出し画像は、 全国使用されている風景印を収録した冊子で、押印の収集家や旅先での設置局を調べる資料として発行されているものです。
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