今回の文部科学省の基本調査では、大学・短大の志願者と入学者の数が同じになる「大学全入時代」に突入するとの予想もあった。だが、景気回復の影響もあり大学・短大への進学率は5年連続で上昇し、過去最高の53.7%を記録している。志願者は77万2000人となり、入学した69万8000人を上回ったため、全入状態は07年度以降に持ち越された。景気回復の影響もあり大学・短大への進学率は5年連続で上昇し、過去最高の53.7%を記録した。志願者は77万2000人となり、入学した69万8000人を上回ったため、全入状態は2007年度以降に持ち越された。 先ごろの日本私立学校振興・共済事業団の調査で、私立の短期大学で2007年度に定員割れとなった学校の割合が6割を超え、2006年度から1割近く急上昇して過去最悪となったことが分かった。4年制私立大学の定員割れ率も2006年度から横ばいの約4割に高どまりしている。18歳人口の減少で好調な大都市の有力大学と、不振が続く短期大学や地方大学との二極化が進んでいる。このような状況では、「大学全入時代」の予想が先送りされても、地方の私立短期大学や私立大学の定員割れ状況が進み私立大学の経営危機が忍びよって来ている現実を認識する必要があると思います。
文部科学省の発表した学校基本調査・速報で、特に中学生は全生徒の2.86%と過去最高。いじめが「不登校」を理由に1年間で学校を30日以上欠席した小中学生が5年ぶりに増えたことが8月9日で分かった。特に中学生は全生徒の2.86%と過去最高。いじめが昨秋から社会問題化し、「無理に登校する必要はない」という風潮になったことの影響ではと同省は見ている。調査対象は国公私立の小中学生718万7417人。このうち、「病気などの理由がなく、学校嫌いで年間30日以上欠席した」のは、小学生2万3824人(0.33%)、中学生が10万2940人だった。調査対象は国公私立の小中学生718万7417人。このうち、「病気などの理由がなく、学校嫌いで年間30日以上欠席した」のは、小学生2万3824人(0.33%)、中学生が10万2940人だった。 文科省児童生徒課は各地の教育委員会の報告から、「『いじめられるくらいなら、学校に行かなくていいよ』と考える保護者や専門家が増えた影響で、不登校が再び増えたのではないか」と分析している。 今回の調査では、不登校のきっかけとなる原因について、「いじめ」の有無を初めて聞いた。具体的理由で多かったのは、「いじめを除く友人関係」15.6%、「親子関係」9.3%、「学業の不振」7.9%で、いじめは3.2%だった。いじめを受け登校拒否になっている子供達を無理やり学校に登校させたりしたのでは、無理じいでは解決にはなりません。いじめを受けた被害者子供達が転校を余儀なくされている現状を見ますと腑に落ちません。いじめられている子供達が、教育の片隅に追い払われ、憲法第26条一項で、保障されている学習権を奪われているのが残念に思います。もちろんいじめられいて無理に登校することは有りません。多数で、一人をいじめる卑怯ないじめ方です。「命」に関る問題ですし、いじめも陰湿化し、複雑怪奇になっています。統計上不登校の数値が下がっているからと言って安心は出来ません。表面に出ないいじめで、学校の先生にも分かりにくい場合も有ります。いじめられて登校拒否や引きこもっている皆さんに!この夏休みに自分の将来の目標と希望を見出して下さい。今天が皆さんに、歩むべき道を探す為時間を与えてくれていると考えて見て下さい。「木を見て、森」を見ないようなことはしないで下さい。一度実際に山に登り自然に触れて見て下さい。悲観的に考えずに、今の内に友人や他人と比較せずに自分自身の心を見つめ直して下さい。自分の歩むべき道と目標を見出せれば、道は必ず開けます。遅れを取っても自分の将来の進路を見つければ、すぐに追いつけますよ。人生まだまたこれからです。今日から良く考えて見て下さい。日頃はお忙しいと思いますが。親御さんもちょうど盆休みです。お子さんと感情的にならず、ざっくばらんに話有って見て下さい。親御さんも子供さんの話に耳を傾け、御自分の意見も言われ、明るい対話のある家庭を作って下さい。