教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

小学校の男性講師、男児の舌を切るふり ショックで欠席

2007年08月23日 11時58分25秒 | 受験・学校

新聞によりますと大阪府高槻市の小学校で、小学校3年生の担任をしている男性講師・52歳が 授業中、男子児童にはさみを振りかざして舌を切るふりをしていたことが分かった。講師は男児にあだ名を付けて何度も呼んだことから、男児はショックを受けて2日間、学校を休んだという。高槻市教育委員会は「教師が児童の心を傷つけたことを重く受け止め、再発防止を図りたい」としている。 高槻市教委によると、6月3日ごろ、授業中に私語があった男児に講師がはさみを取り出し「舌を切るぞ」としかり、他の児童に「切ってもええか」と同意を求めて舌を切るふりをしたという。6月20日には同じ男児が口の周りにご飯粒をつけていたことを見つけ、「のりたま君」とあだ名を付けて呼んだという。男児は他の児童からも同じ名前で呼ばれるようになって、翌日から2日間欠席。男児の母親が学校に抗議し、校長や担任らは謝罪した。授業中私語があっても、 はさみで舌を切ると脅かさないで、口で注意したら良いことです。生徒を脅かしても良い教室管理や生徒指導とは言えません。他の児童が真似をする恐れも有ります。先生が、いじめ言葉につながるようなあだ名を付けて、他の児童の前で恥をかかせて「いじめを助長する」ような言動は不適切と言わざるを得ません。児童を脅かして、言うことを聞かせたり、恐怖心を植えつけるような方法は良い教育指導とは思えません。本当の登校拒否になったら学校の責任です。叱るとは、興ることでは有りません。その児童の為を考え、先生の教育愛を持って注意することです。教育現場での、先生の「人権感覚」を疑います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする