教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

子どもの病気」百日ぜき、大人も感染 大学などで猛威

2007年08月14日 21時53分03秒 | 受験・学校

新聞やニュース報道によりますと子どもの病気と思われていた「百日ぜき」の大人への異例の集団感染が、大学のキャンパスなどを中心に各地で起きている。ここ数年、患者に占める成人の割合や報告数も増加傾向を示している。大人にとっては大した病気ではないが、乳児がかかると命にかかわる。予防接種は生後3カ月まで出来ず専門家は「無防備な乳児を守るため、大人が早期に治療する必要がある」と注意を呼びかけている。香川大学で5月から6月に、少なくとも120人の学生と教職員が百日咳にかかり、10日間休講になった。大阪府立大学でも、6月に4人が発症し、学生が所属する研究室を一時閉鎖した。7月には、高知大学医学部が1週間休講した。「せきや鼻水が出る」と訴える学生146人を調べたら、4割にあたる64人から百日咳菌の痕跡が見つかった。同月、東北地方の公的機関で、職員と家族に数十人の患者が出た。 昨秋、大阪府内に住む生後4週の赤ちゃんが呼吸が止まるようになり、人工呼吸が必要な重体に陥った。百日咳だった。母から赤ちゃんに感染したとみられる。この赤ちゃんは元気になったが、重い後遺症や死亡例もまれではないという。  国立感染症研究所によると、全国から抽出された約3000の小児科医療機関から届いた百日ぜき患者報告は7月29日現在で1252人である。このなかで、内科も併設している医療機関から報告された20歳以上の患者数が過去最高の3割を占め、乳児と逆転した。同研究所は、実際の成人患者はもっと多いとみている。なぜ増えているのか。専門家は、香川大学の事例が報道されたことによる「掘り起こし」効果があるとみる。また、北里研究所の渡辺峰雄部門長は、菌が変異してワクチンが効きにくくなっている可能性もあると指摘する。百日ぜきは、乳幼児期の予防接種で防ぐが、欧米では1990年代後半から各国でワクチンが効きにくい変異菌による患者が出ている。しかし、今夏の集団感染では、菌がほとんど採取できておらず、変異菌かどうかは分かっていない。渡辺さんは「実態を把握する仕組みが必要」と話す。大阪市立総合医療センター塩見正司・感染症センター部長は「大人は軽症だからこそ、赤ちゃんが重体になって初めて病気に気付くという怖さがある」と話している。 大人が咳が止まらず、おかしいと思ってたら早めに医療機関に行って下さい。乳幼児にうつさなくてさなくて済みますし、百分析器日ぜき菌は抗菌薬で死ぬそうですから、服薬すれば感染させる恐れはなくなります。今回の集団感染の菌を採取し、是非医学的に分析して下さい。なぜ成人が、百日咳に感染したのか原因を究明して下さい。今後百日咳が、流行しないように対策を立てて下さい。

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