教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

合格上乗せ「進学意思の尊重を」 大阪府、私立高に要請

2007年08月12日 11時47分50秒 | 受験・学校

大阪府私学課は、8月10日に生徒を誘導して進学意思のない大学を受験させる指導をしないよう求める文書を府内の全私立高101校・中等教育学校の大阪府内の私立高校31校が成績の優秀な生徒の受験料を肩代わりして合格実績を上乗せしていた問題で、府私学課は8月10日に、生徒を誘導して進学意思のない大学を受験させる指導をしないよう求める文書を府内の全私立高101校・中等教育学校含むに通知した。  通知文では、8月7日に公表した緊急調査の結果で、受験料の負担をしていた私立31校のうち、受験させる学部・学科への進学意思を生徒に確認した学校は9校にとどまった点を指摘した。進学する意思のない生徒が学校の都合で受験して合格すれば、入学を希望するほかの受験生が合格枠から外れることになり、「入試制度の根幹を揺るがす」と指摘した。生徒の意思を十分尊重するよう求めた。 また、大学合格実績の公表では、高校受験生やその保護者に誤解を与えないような表記方法を求めた。具体的には、延べ人数か実人数かの注記をすることや、大学ごとの合格者数を実際に進学した人数に切り替えることなどを例示した。私立高校、中高一貫校は、大学合格者数を実際に合格した合格数を明記すべきだと思います。そうしないと保護者や生徒の信頼を失うことになると思います。予備校や進学塾では、私立高校の合格実績を分析し、長年の調査結果出していますので上乗せ合格者を合格者数を発表しても合格大学の限界を知り尽くしています。あの私立高校からは、関関同立が良いところで、国公立大学には無理だと受験教育界では公然と言われています。本人の希望や意志に反して私立大学合格者数を上乗せしたりするのは、受験料の無駄な出費です。広告費より安いと考えても信用を失うだけです。私立大学側も受験料減収になるかも分かりませんが、良い対策来年度入試から改善策を立てて下さい。上げ底の大阪土産では、私立学校の信用が無くなります。関西ならではの出来事と新聞に書かれていますが。大阪人の、浪速の精神を皆この頃忘れています。私立学校は、これから健全な学校経営が求められます。商いは、暖簾です。信用で商売するのが、大阪人の商法です。お金よりも信用やが浪速の商人道で、お金が無くても信用が有ったら商売は出来まんねんと言われた呉服関係でやり手だった92歳のおじいちゃんの言葉を思い出しました。信用を守る為に費用が要っても約束事は必ず守ったと言われています。学校と生徒の皆さんが一丸となって、信頼を取り戻しより良い学校にして下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする