『屋内での喫煙を規制する「受動喫煙防止条例」を神奈川県が全国で初めて制定したことに腹を立て、松沢成文知事を狙撃するなどと脅したとして、同県警は、愛媛県今治市の造船工の男(49)を脅迫容疑で週内にも横浜地検に書類送検する方針を固めた。 捜査関係者によると、男は3月25日、自宅のパソコンから「たばこ禁止する知事を狙撃する」などのメールを松沢知事あてに送り、脅した疑い。 この日は県議会が同条例を可決した翌日で、新聞各紙が報じていた。 男は「たばこを吸う場所がなくなると思い、腹が立った」と供述しているという。 県警は知事側の要請で約1か月間、横浜市中区の知事公舎を24時間態勢で警備。条例が適用される飲食店を知事が視察した際も特別警戒にあたった。 松沢知事は「長崎市長狙撃の事件もあり、怖かった」と話していたという。』讀賣新聞2009年10月8日(木)06:11
受動喫煙の意味が、正しく理解出来ていなかった為では無いかと思います。タバコを吸う人の立場とタバコを吸わない人の立場を良く考えて歩み寄れ、皆が納得出来る方策を見付けないと条例を制定してもトラブルの元になると思います。タバコを吸うと人と吸わない人との権利を巡る争いになり、平行線を辿るのではないでしょうか。この男「たばこを吸う場所が無くなると思い、腹が立った」と供述していますが、タバコを吸う場所は無くならないと思います。愛煙家の為にも喫煙場所は確保すべきですね。私自身は、小さい時から気管支が弱かったので、タバコは一切吸いません。自宅のパソコンから「たばこ禁止する知事を狙撃する」などのメールを松沢知事あてに送り、脅した疑いこの種のパソコンを使った脅迫事件が最近多過ぎると思います。松沢成文知事の「長崎市長狙撃の事件もあり、怖かった」と話していたと言う。本当に地方自治体の長の仕事も、この頃は危険と隣り合わせかも分かりませんね。松沢知事の正直な本音が伺えましたね。下記に社団法人日本呼吸学会のホームページから受動喫煙の危険性について資料を載せさせて頂きました。御覧下さいませ。
※受動喫煙
『受動喫煙(じゅどうきつえん)とは、たばこの先から立ち上る煙をはじめとする、漂うタバコの煙を吸入することである。ときに「副流煙」、「間接喫煙」、「不随意喫煙」、「不本意喫煙」ということもある。タバコの煙には不完全燃焼等による有害物質が多く含まれており、人の健康に悪影響を及ぼす。』 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
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www.jrs.or.jp/home/modules/citizen/<wbr></wbr>index.php?content_id
[禁煙のすすめ]
受動喫煙の害
タバコについて考えてみませんか?
『受動喫煙とは非喫煙者がタバコの煙を吸わされること
短時間の受動喫煙でも頭痛、頻脈、皮膚温低下、血圧上昇がおきます。血がかたまりやすくなり、動脈が硬く細くなって、心筋梗塞を起こしやすくなります。
非喫煙者が喫煙室にはいると、目やのどの痛み、息苦しさ、動悸、めまい、頭痛、寒気などの症状が現れます。
親の喫煙の影響はこどもの命とすこやかな発達をむしばむ
こどもは、おなかの中にいる胎児のうちからタバコの影響を受けます。こどもがほしいと思ったときから、両親だけでなく家族、友人、全員に禁煙を呼びかけましょう。
親の喫煙による低体重出生や気管支喘息などで毎年数十万人のこどもが苦しめられています。こどもたちは自分の意志で煙から逃げられません。こどもたちに受動喫煙させることは虐待行為です。
《こどもたちへの受動喫煙の影響》
自然流産1.1~2.2倍、乳幼児突然死4.7倍、低体重出生1.2~1.6倍、むし歯2倍、肺炎・気管支炎1.5~2.5倍、気管支喘息1.5倍、セキ・タン・喘鳴1.5倍、中耳炎1.2~1.6倍、呼吸機能(1秒量)低下、全身麻酔でのトラブル1.8倍、知能低下(IQ 5%低下)
非喫煙者にもセキ・タン・息ぎれ、気管支喘息、慢性気管支炎を起こさせる
家庭や職場が禁煙になれば、非喫煙者の呼吸器症状や気管支の病気は大幅に減ります。
《家庭や職場の受動喫煙による呼吸器の症状と病気の増加(成人)》
セキ2.6~3.8倍、タン1.4~4.5倍、息ぎれ1.4~4.5倍、気管支喘息が1.4~1.6倍、慢性気管支炎が1.7~5.6倍に増加します。病院受診回数も3~5割増やします。
三大死因(がん、とくに肺がん、心筋梗塞、脳卒中)が受動喫煙で2~8割増える
受動喫煙者の数%が最終的に受動喫煙で死亡すると言われ、毎年アメリカで数万人、日本で1万人が受動喫煙死しています。10万人あたりの生涯死亡1人以下という環境基準の常識からすると、禁煙でない茶の間やオフィスは環境基準を数千倍上まわる危険区域です。(心筋梗塞死は1.2~1.3倍、脳卒中死は1.8倍、肺がん死は1.2倍となります)
受動喫煙を防ぐには禁煙にするのが一番!
「別室で吸う」、「換気する」、「空気清浄機」などの「分煙」が受動喫煙を減らせないことが客観的指標を用いた研究でわかっています。また空調で室内のタバコ煙濃度を安全レベルまで減らすことは不可能です。完全禁煙以外に、受動喫煙から非喫煙者の健康を守る対策はありません。 』