『厚生労働省は15日、インフルエンザによる学校(保育所、幼稚園、小中高校)の休校と学年・学級閉鎖が4~10日の1週間で計6476校に上り、過去10年で最多だったと発表した。前週(9月27日~10月3日)の3403校からほぼ倍増し、大半が新型インフルエンザとみられる。感染報告があった児童・生徒は10万8961人に達した。 厚労省によると休校459校(前週192校)▽学年閉鎖1482校(同657校)▽学級閉鎖4535校(同2554校)。合計した学校数は、昨冬のピークだった今年1月25~31日の4105校や、過去10年で最多だった00年1月23~29日の4131校を上回った。 ただし大人も含めた全体の推計患者数は、今月9日発表分では33万人で、昨冬のピーク時の193万人より大幅に少ない。厚労省は「幼児~小中学生が流行の中心の状態が続いている」とみている。 また、都道府県から寄せられた5~11日の集団感染の報告も前週の1・5倍に当たる8047件で、今シーズン最多を更新。東京が1371件で初めて1000件を超えたほか、千葉865件、神奈川784件、愛知562件など、大都市圏で流行が先行している。』毎日新聞
厚生労働省の予測どおり10月下旬まで、新型インフルエンザの流行の最盛期になるのでしょうか。交通が昔より便利になった分、人の出入りが多くなり、大都市圏から地方に新型インフルエンザの感染が拡大して行く可能性も有ります。新型インフルエンザ感染は、人から人への感染力が強いと言われています。これから本格的な冬に掛けてまだまだ流行するとも言われ、この秋で学級閉鎖や休校の措置を取らなくて済むのでしょうか。12月上旬で終息しないと関西の私立大学の推薦入学試験、来年度の大學入試センター試験や私立中学校の入試や私立大学の入学試験、国公立大學前期日程試験や後期日程試験にも影響を及ぼし兼ねない。一度新型インフルエンザに掛かると二度目は掛からないと言われていますが。タミフル耐性の新型インフルエンザ感染者も出て予断を許しません。このまま新型インフルエンザの感染が拡大すれば、今まではしかの感染以外休校措置を取らなかった大學でも感染者が増え休校措置も必要になって来るのでは無いでしょうか。学校の学級閉鎖や休校で、授業時間が削減された分の補習授業も春休みにしか出来なくなったら本当に困ります。今回の新型インエンザの感染拡大は、国と学校の危機管理への対応の有り方を問う出来事なっていると思います。日本で感染者が出て、半年が経過しました。新型インフルエンザウイルスが、突然変異し弱毒性から強毒性に変化したりしないと言われていますが。本当のことは、これからの専門家による追跡調査と研究、新型インフルエンザウイルスの正体の究明が必要と思います。