☆受験シーズンには、体を暖める食べ物を食べて風邪に掛からないように予防しましょう。
今年は、新型インフルエンザも流行しています。冬のこの寒い時期、学力だけでは試験には合格出来ません。健康と体調管理が、合否のポイントになります。
受験日前の食事は、体が冷えないように体を暖める食べ物、葱・ねぎ、しょうが、玉ねぎ、にんにくを取ることが大切です。ぞくぞく寒気がしたら、寝る前に本くず粉に生姜を絞り入れて飲むと体が温まり、風邪予防に効果的です。日頃の勉強して来た努力も試験当日に風邪を引いて高熱を出したのでは、水の泡になってしまいます。今年は、国公立大学二次試験の追試験も実施されますが、試験当日にまで風邪に掛からないようにして置くことが大切です。寝る時や寒い日の外出時には、頚動脈が肌近くまで出ている首筋を冷やさないようにネックウオーマやマフラー、スカーフを首に巻いて下さい。風邪気味で、寒気がする場合は、昔の人の良く言った「ちりけ」、首の後ろで前かがみになると骨の出るところ天柱のツボを携帯カイロで、低温焼けどをしないように暖めるぞっとするような寒気が引きます。
参考資料「まわりをみるな、前を見よ! 」 新フォーラム主宰西口正著ぱるす出版、定価1000円 。第一章、生活の基本はしっかりと、受験期には体を温める食べ物から一部引用、加筆 。
葱の風邪について!
「ネギは風邪にいい」、ウイルス抑制実証 富山大大学院
2010年1月25日8時4分アサヒコム
「食べ物には、体に備わっている免疫力を予防的に高めてくれるものがある」と話す林利光教授
ネギの抽出物が、A型インフルエンザのウイルスの増殖を抑え、体内の免疫機能を向上させるのに有効である可能性があることが、富山大大学院医学薬学研究部の林利光教授のマウスを使った研究で分かった。林教授は「昔から『ネギは風邪にいい』と言われているが、予想どおりだった。病気に即対応できるわけではないが、ウイルスに対する体の備えを強化することができる」と話している。林教授は、メカブの「フコイダン」のインフルエンザウイルスへの有効性を調べるなど、ウイルスと食べ物の関係を研究してきた。今回の研究は、大分県の食品会社「佐々木食品工業」が、「大分名産のネギで健康にいいものはできないか」と林教授に相談したことをきっかけに始めた。 最初に、試験管を使った実験で、一定の条件で抽出したネギの成分が、ウイルスの増殖を抑えることを確認した。続いて、マウスに1週間、ネギの抽出物を経口投与した後、インフルエンザウイルスに感染させた。ネギの投与はその後も続けた。 最も増えるとされるウイルス投与から3日後のウイルス量を、肺と気管支で調べたところ、ネギを与えたマウスのウイルス量は、与えなかったマウスの3分の1程度に抑えられた。 また、ウイルス投与から3週間後に、マウスの体内にある抗体の量を調べた。その結果、ネギを与えたマウスの血液中などの抗体は、そうでないマウスに比べ、3倍近く多かった。 林教授は、タミフルはワクチンを全滅させるため、体内の抗体を増やす効果はないと指摘し、ネギがウイルスを減らす一方で抗体を増やしたことを評価した。「体には元々、細胞やウイルスをやっつける免疫がある。ネギは免疫が機能する初期の段階に働きかけ、予防的に体の免疫力を高める効果があるのではないか」と分析した。 今後は、佐々木食品工業を中心に、ネギのどの成分が、どのようなメカニズムで働いているのかを研究する。同社研究室の高野美耶さんは「ネギの持つイメージと裏付けるデータは一致したので、ゆくゆくは、ネギエキスを使った商品を開発したい」と意欲をみせている。』