- 江戸立(えどだち) 探検隊
- 琉球王国の使節団が行った「江戸立」の道中を、琉球ー薩摩、 薩摩ー大坂、 大坂ー江戸の3行程に分けて追体験し、琉球使節団と訪問地との交流の歴史、意義について考えます。また、琉球側から贈られた資料の発掘、新しい事実の発見も目指します。道中の重要な結節点となる那覇、 名瀬、 鹿児島、 大阪、 東京では、フォーラムやシンポジウムを開催し、歴史から学ぶ沖縄の将来像を学生と地域の方々とともに考える機会を持ちます。さらに、地域との交流を通して、幾多の変遷を経ながらも60周年を迎え、南の学知の拠点として発展を続ける琉球大学の現状に対する理解を深めてもらいます。卒業生や県人の多い大阪や東京では、探検隊と同窓会、県人会との交流の場を持ち、今後の大阪、東京における大学の活動に対する連携へもつなげていきます。
- 探検隊の旅程は、那覇から東京までの往路だけとし、 各行程のスケジュールは以下のようになっています。
- 【各行程スケジュール】
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出発式 ・フォーラム 「琉球における江戸立の意味」 |
1日目 | 那覇出発 (海路~本部・与論・和泊・亀徳経由) 名瀬到着【名瀬泊】 |
2日目 | 名瀬探検、 鹿児島へ移動【船中泊】 ・フォーラム 「琉球と奄美の歴史」 |
3日目 | 鹿児島 (知覧含む) 探検、【鹿児島泊】 |
4日目 | 鹿児島探検【鹿児島泊】 ・シンポジウム 「琉球と薩摩の400年」 |
5日目 | 広島へ移動 (陸路~要所探検) 【広島泊】 |
6日目 | 岡山へ移動 (海路~御座船・鞆の浦探検)【牛窓泊】 |
7日目 | 大阪へ移動 (陸路~堺探検)【大阪泊】 |
8日目 | 大阪探検 ・シンポジウム 「琉球国とアジア」・交流会 |
9日目 | 名古屋へ移動 (陸路~名古屋探検)【名古屋泊】 |
10日目 | 浜松へ移動 (陸路~三河街道探検)【浜松泊】 |
11日目 | 静岡へ移動 (陸路~駿府探検)【静岡泊】 |
12日目 | 日光へ移動 (陸路~要所探検)【日光泊】 |
13日目 | 日光探検後 (陸路) 東京へ移動【東京泊】 ・シンポジウム 「日本の歴史の中の琉球」・交流会 |
14日目 | 江戸 探検後、 東京出発 (空路) 那覇到着 |
![江戸立旅程図](http://www.u-ryukyu.ac.jp/univ_info/memorial60/res/edodachi.jpg)