『秋田大学の教育・研究成果を地域に紹介する「秋田大学出張キャンパス」が20日、八峰町のあきた白神体験センターで開かれた。 町民や教育関係者など約80人が参加し、全国学力テストの結果を分析している教育文化学部の阿部昇教授が「秋田県3年連続学力トップクラスの秘密」と題して講演した。 阿部教授は、秋田の子供たちは思考力を問う問題で回答欄に何も書かなかった割合が低く、「全国平均の3分の1程度だった」と紹介。「思考して、自分の考えを文章にすることに普段から授業で挑戦しており、考えることを楽しんでいるのが好結果の一因」と話した。 この後阿部教授は「子供たちが実際に挑戦した問題をやってみましょう」と言い、2008年度の小学6年の「国語B」から、図書館の利用者数を向上させるためにはどうしたらよいか、考えを文章にする問題を出題。 参加者は問題用紙のグラフなどを見ながら悪戦苦闘し、阿部教授が「大人でも一瞬戸惑ってしまう問題で難しいでしょう」と話すと、一様にうなずいていた。 最後に阿部教授は、日本の子供たちの自尊意識が、他の先進国と比較して低いことを課題に挙げ、「子供をほめて、子供に自分がかけがえのない存在だということを教えて欲しい」と呼びかけた。 』(2010年2月22日 読売新聞)
子供達に自分の考えを文章に書く事は、日本語教育の基本ですし、生活綴り方教室にも相通じる国語教育の基礎です。普段から秋田の子供達が、自分の思ったことを酢になおに書くことは大切です。文章を書くと言うことは、こくご教育で大切な事です。各教科の基礎学力の元になるのは、国語力であり 、日本語を正しく話し、読め、書ける国語の基礎学力の大切さを忘れているのではないでしょうか。最近小学校からの作文能力の低下が指摘されています。学習院大學付属小学校では日本語教育を重視し、作文教育に力を入れられ手います。小学校から作文教育の大切さを考え直すべきでは有りませんか。大学生も、正しい文章が書けない、誤字、。脱字が多くて漢字もまともに書けないと京都の有名な国語学者の亡くなられた先生が言われましたが。昔の生徒だったは私は振り返って見ますと小学校時代の先生から、自分の書いた文章の誤りや誤字、脱字を訂正し、添削下さった先生は少なかったと思います。校務に忙しいからかも分かりませんし、作文の添削は時間が掛かりしんどいのも良く分かります。最近高校でも、日本語を正しく聞けず、読めず、書けない高校生が増えて来ています。母国語の日本語が衰退しないように小学校からの日本語教育の充実と見直しが。、国際化時代だからこそ大事と思います。母国語の日本語大切にして、綺麗な日本語会話と正しい文章が書ける日本人を養成することが大事な時期に来ていると思います。どこの国でも自国の母国語弐誇りを持ち大切にしていると思います。秋田大學教育文化学部の阿部昇教授日本の子供たちの自尊意識が、他の先進国と比較して低いことを課題に挙げ、「子供をほめて、子供に自分がかけがえのない存在だということを教えて欲しい」と呼びかけられていますが、ほめ殺しならぬ、ほめてばかりでは駄目な大人になると思います。子供達が悪い事をしたら、親御さんはその時、すぐにその場で口で注意し、叱って置かないと秋田県でも起こりました成人式を妨害するような心無い、公共心の無い若者が生まれるのではないかと思います。教育にはけじめを付けることも必要です。子供達の長所や良いところを見出し引き伸ばすのも親御さんで家庭教育の重要な役割ではないでしょうか。日本語教育を小学校から見直し、日本の伝統文化通じて郷土の伝統や歴史を学んで行く事が、日本人としての誇りを取り戻すことに繋がるのではないでしょうか。戦後の日本の教育で、忘れられているところではないでしょうか。