2011年6月10日20時7分アサヒコム『小中学校に設置された発電用の風車が計画通りに回らなかったとして、茨城県つくば市が風車を設計した早稲田大学などに設置費用約3億円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(桜井龍子裁判長)は、つくば市と早大の双方の上告を退ける決定をした。9日付。約9千万円を支払うよう早大に命じた二審・東京高裁判決が確定した。 二審判決によると、同市は風車の電力を売って地域の活性化につなげようと計画。ところが肝心の風車が回らず、発電量が計画を大きく下回った。同市は環境省からの交付金1億8500万円を返還したうえで、早大と風車メーカー(大阪市)を訴えていた。 二審判決は「つくば市への説明を怠った」として早大の過失を3割認めた一方、同市についても「計画通りに実現するか容易に疑問を抱けた」と7割の過失を認定していた。メーカーの賠償責任は認めず、最高裁も同市の上告を退けた。』
東日本大震災審による原子力発電所の事故で、自然環境保護と言う視点から、風力発電が今後増えて行く方向に向かっている今日、小中学校に設置された発電用の風車が計画通りに回らず発電量を確保出来なかったのは欠陥風力発電です。大學側の風車の実験不足と茨城県つくば市小・中学校への設置後の現場での風車の点検と調査不足です。早稲田大學が研究開発した発電用の風車が回らなかったのは風力発電の研究水準の技術が、大学として世に問われたと思います。私学の雄、早稲田大学として発電用の風車が計画通りに回らないような発電用風車や発電装置を研究開発しないで、世界に冠たる優れた風力発電装置をこれから是非研究開発して欲しいと思います。御天気任せの風力発電では、どの程度の日本の電力不足を確保出来るのでしょうか。鳥類への影響も考えるべきです。