◆いささか、抹香くさいけれど、仏教用語に「3災7難」という言葉がある。
3災には、世界の破壊期に起こる「大の3災」(①火災②水災③風災)と、世界の存続期に起きて人びとを滅ぼす「小の3災」(①穀貴=穀物の不作。飢饉のこと②兵革(戦争のこと)③疫病=伝染病・流行病のこと)がある。
7難は、戦争・内乱・天災などの7種の災難をいう。『薬師経』『仁王経』『法華経』などに説かれているが、それぞれ名目に異同がある。ここでは『薬師経』の七難を挙げる。
①人衆疾病難=伝染病・流行病により多くの死者がでる難。
②他国侵逼難=他国より侵略される難。
③自界叛逆難=自国に内乱が起きる難。
④星宿変怪難=彗星や流星が現われたり、星の運行に異変が生ずる難。
⑤日月薄蝕難=太陽や月の異常現象の難。
⑥非時風雨難=季節はずれの暴風雨などの天候異変による難。
⑦過時不雨難=雨季に入っても雨が降らない難。
日本はいま、まさに「3災7難」に激しく襲われ、多大の被災者を出し続けている真っ最中である。今後も、「想定外」の異変が起こり得る。
◆いまの日本の状況を「3災7難」に照らしてみてみよう。
○「大の3災」(①火災②水災③風災)=東日本大震災・大津波・福島第1原発大事故(放射性物質流出)ある。
○「大の3災」
①人衆疾病難=伝染病・流行病により多くの死者がでる難=エイズ、宮崎県・鳥インフルエンザ、口蹄疫など。
②他国侵逼難=他国より侵略される難=尖閣諸島の中国漁船衝突事件、ロシアによる北方領土占領
③自界叛逆難=自国に内乱が起きる難=自民党、公明党、たちあがれ日本3党による菅内閣不信任決議案提出。民主党内抗争は「戦国民主党」という言葉がピッタリの「同士討ち」の現象。
④星宿変怪難=彗星や流星が現われたり、星の運行に異変が生ずる難
⑤日月薄蝕難=太陽や月の異常現象の難。
⑥非時風雨難=季節はずれの暴風雨などの天候異変による難=東京都内でのヒートアイランド現象と集中豪雨。
⑦過時不雨難=雨季に入っても雨が降らない難。
これらの異常現象に対して、国家最高指導者である総理大臣は、全責任を背負って、適時適切に対策を決断し、実行し、対処していかなければならない。だが、菅直人首相は、責任を他人に押し付け、常に逃げの姿勢で、適時適切に対策を打ち出せず、後手後手になり、被災者を多く出し続けてきた。このため、日本を「最大不幸社会」に陥れてきた。にもかかわらず、被災民を苦しめ続けている。文字通り「万死に値」する。
◆自民党、公明党、たちあがれ日本3党共同提出による菅内閣不信任決議案に対して、いかなる投票行動を取るか。個々の衆院議員は、それぞれの去就の違いによって、今後、政治家としての明暗が分かれてくる。すなわち、菅直人首相は、最凶の総理大臣であり、民主党衆院議員の将来「吉凶」は、内閣不信任決議案への投票行動で決まる。
・小沢一郎元代表=大勝負かけて行動。勝てば、復権。負ければ、新党結党。第3勢力としてキャスティングボートを握り、政界再編の中心に位置する。
・鳩山由紀夫前首相=小沢一郎元代表と行動を共にして、再び政権を目指す。
・原口一博元総務相=小沢一郎元代表と行動を共にして、地位を得る。
・前原誠司前外相=小沢一郎元代表と行動を共にすれば、総理大臣を射止める。
・仙谷由人官房副長官=前原誠司前外相にとってプラスになる行動ができるかによる。
・枝野幸男官房長官=前原誠司前外相にとってプラスになる行動ができるかによる。
・岡田克也幹事長=原理主義者に未来はない。
・安住淳国対委員長=干イカになる。
・樽床伸二元国対委員長=中間派として勝ち馬を見分けられるか。間違えば、不遇に。
・細野豪志首相補佐官=二重スパイのままでいるのか。小沢一郎元代表の下に復帰するか。
いずれにしても、それぞれにとっての「関が原合戦」であることには、違いない。負ければ、「斬首」が待っている。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
菅直人首相が、政権延命を図るのは、「9月の日米首脳会談」で訪米したい私欲だけ、小沢一郎元代表は「三権の長が引導を渡しているので、認められない」と突っぱねている ◆〔特別情報①〕
菅直人首相が、「もうちょっとやらせて欲しい。9月までやりたい」とゴネ続けているという。
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊 1章 小沢一郎に奪われた利権の奪還作戦がはじまった
小沢一郎対自・社連合、利権の構図
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前回からの続き
之より更に進んで議定書が本物であることに就てユダヤ人の告白する所を発表してユダヤ人の宣偉によりプロトコール研究の勲をさまさない事が必要である。
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