広島】泳げ!「ナマズ君」 廃校プールを養殖池に
2011年6月6日11時28分
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『 過疎地の廃校跡のプールがナマズの養殖池によみがえる。広島県神石高原町草木にある旧草木小学校プールに、地元の県立油木高校の教諭と生徒がこの夏、稚魚を放ち、養殖する。高齢化で増える耕作放棄地を、将来的に養殖池に改造することを目指す試みだ。 草木小は2002年3月、児童数17人で閉校になった。プールは幅7メートル(3コース)、長さ25メートル、深さ約1.3メートル。閉校後は地区の防火用水槽になった。校舎とプール・運動場が川をはさんであり、プールは川からホースをひきこみ、常時水をたたえている。 油木高校産業ビジネス科の速見修史教諭(52)と生徒約40人は授業の一環で昨年、校内にコンクリートブロックで養殖池を作り、ナマズの養殖に取り組んできた。10月中旬に稚魚を放ったが、多くが冬の寒さに耐えられず、ゴイサギの被害にもあったという。 庄原市から車で通勤する速見教諭が、通勤途中にある草木小のプールに目をつけた。すぐ脇に川があることから「水の供給が十分で、高校の池より広く、養殖に便利だ」として今春、町教委に要請し、使用を認めてもらった。 稚魚は今月下旬から来月初めの間に2千匹放す計画だ。昨年の経験を教訓に、夏場に放流し、エサをたくさん与えて脂肪を蓄え、厳しい冬の寒さを乗り切ってもらおうと考えている。 養殖プロジェクトを主に担う生徒8人の手を借りて、酸欠防止の送風機と自動給餌(きゅうじ)機、鳥よけの防鳥ネットを設置する。草木小は高校から約7キロ離れており、エサは速見教諭が通勤の際に補充する予定だ。 速見教諭は「2年で、かば焼きや天ぷらにしやすいサイズ(45センチ、1キロぐらい)になる。ビジネスとしてめどが立つようになればうれしい」と語る。 草木小出身の上山実・副町長は「昔、近くでとれた天然のナマズのかば焼きはおいしかった」と語り、「養殖を成功させて名物グルメにすれば、過疎の町が元気づく」とエールを送る。』
過疎地の廃校跡のプールがナマズの養殖池によみがえり広島県神石高原町草木にある旧草木小学校プールに、地元の広島県立油木高校の教諭と生徒がこの夏、稚魚を放ち養殖するのは故郷再生と思います。旧草木小学校の校舎とプール・運動場が川をはさんであり、プールは川からホースをひきこみ、常時水をたたえられるので地理的立地も満たしているのでは有りませんか。天然の綺麗な川の水ならナマズも育つのでは有りませんか。昔はどこの地方の水田や川にもナマズは、泳いでいく良く取れたと亡き父から昔話を聞きましたが。川の水今よりも綺麗で化学肥料や農薬を使わなかったので田圃にも蛇が一杯で、ドジョウも鮒も鯉も手づかみだったと言っていました。今の日本の田圃では、到底考えられないことと思いますが。蛇のいる田圃は、水が綺麗で良い米が取れるので酒造作りが盛んな土地になったそうです。ドジョウはドロ臭いそうですから調理法に工夫が要ります。川魚は川魚特有の臭みと癖が有ります。最近は、鮒や鯉の刺身も食べれない今日この頃です。是非おいしいナマズ料理を工夫して作って広島県神石高原町草木町興外町の町興しと活性化を成し遂げて下さい。日本の食料自給率と自然環境保護も考えて、伝統ある郷土料理の復活を目指して下さい。今自然の大切さと地域の自然の中に生息している動植物と人間との共生をもう一度も考え直せと言う東日本大震災による原発事故の自然と日本の神様からの教訓では有りませんか。