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コヒガンバナです

2024年08月15日 | 散歩(花)

日本で見られるヒガンバナは三倍体のため、種ができないといわれています。
開花後には実がつきますが、種が熟さずしおれてしまいます。そのため球根(鱗茎)で増えたクローンと考えられ、時期がくると一斉に花が咲く現象が起こります。ところがヒガンバナの中には他よりも1か月ほど早く咲くものがあります。これはコヒガンバナ(小彼岸花)と呼ばれる二倍体のものです。原産地の中国にはもともとコヒガンバナがありました。突然変異で三倍体ができ、これが日本へ渡ってきたと考えられますが、どこかで二倍体のコヒガンバナも混ざっていたのでしょうか。

コヒガンバナ