ヘクソカズラと言う名前の花がある。名前の由来は葉をもむと臭いがするので付いた名前ですが、そんなに臭いは強くはありません。屁と糞を両方入れて命名するとはひどい名前をもらったものです。
万葉集では、『皀莢(さいかち)に 延(は)ひおほとれる くそかづら 絶ゆることなく宮仕へせむ 』
高 宮王(たかみやのおおきみ)
(サイカチの木にからみまといついているヘクソカズラのように、私はいつまでもお仕えしましょう)
と読まれているそうなので、この時期は未だ「クソカズラ」でしたが、後で屁が付いたのでしょうか。
別名ではヤイトバナ、サオトメバナ、サオトメカズラなどがあります。
もう一枚はヘクソカズラが出てくるとこの花を出さないわけにいかない、強烈な名前、ママコノシリヌグイです。
「継子の尻拭い」は、この草の棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻をこの草で拭くという想いから付いたようです。韓国では「嫁の尻拭き草」と呼ばれています。
茎にある棘はさわるとたしかに強烈な痛さです。
この文書は昨年と同じかも知れない?!!。
ヘクソカズラ
ママコノシリヌグイ
下の二枚は同じ花です、写真で見るとフウロソウに似ているのですが、花の大きさは5mm程度、茎は0.2mm前後でツルの様に伸びた先に花をつけます。葉はとがった小さな葉です。