きのうは 午前中 花梨仕事でした。
花梨は とっても硬いのに 濡れると表面がぬるぬるするので
よく手をふいて・・・側面を削ぎ その断面をまな板に付けて
切ると 滑りません。
縦に四つに切って 中の種を取り出し 実をいちょう切りします。
まず 手始めに花梨酒です。
夫が 咳止めに良いと 気に入っています。
花梨1キロに対して 氷砂糖400gを重ねて入れて
ホワイトリカーを ひたひたに注ぎ入れます。
氷砂糖が溶けるまで 毎日ゆすります。
次に かりんはちみつシロップ です。
瓶に 切った花梨を入れ 上から蜂蜜を注ぐだけ。
分量は 花梨1kgに対して はちみつ1kgです。
花梨酒と同じく なじむまで 毎日ゆすり 溶かします。
さて ジャムも作りましょう。
果肉を入れないで エキスだけの真っ赤で透明なジャムを作るつもりです。
花梨は すごく渋みがあるので 切った花梨の実を
塩水に15分 つけて 渋を抜いてから 洗い流します。
ひたひたの水で ぐつぐつ20分煮ます。
そのとき お茶パックに種を入れて いっしょに煮ます。
種を入れないと とろみがつきません。
この後(写真がありませんが) いったん花梨の実を取り出して
残った煮汁に対して30%の砂糖を入れて 種も一緒に
30分煮ます。煮詰まる前に 途中で種は取り出します。
ここまでは 順調なつもりでしたが ジャムの量が少なすぎるし
とろみが薄いし 真っ赤にならなくて…失敗!や~~めた!
(興味がおありの方は リンク記事でご確認ください。)
ジャムは 後日リベンジするときに使うので
ひとまず 瓶にとりよけておきました。
いつになるかわかりません・・・
さて 取りよけた花梨の 実ですが 前回は捨てたけど
ジャムができなかった今回は ドライフルーツにしようと思います。
フライパンに 砂糖400gと 水を200ccくらいいれて
火にかけて 沸いてきたら
花梨をどさっと入れて 焦がさないようかき混ぜながら 煮詰めます。
シロップだったのが 煮詰まって 飴のように絡んだところで
火を止めて そとで 冷たい風に当てて乾かします。
べたべたするので 下にオーブンシートを敷いています。
かりんは 1時間近く煮詰めると 赤くなってきます。
2,3日干して 表面が乾いてきたら グラニュー糖をまぶして
できあがりとなります。
だから すごい砂糖ですよ~~
でも のどがおかしいなと思ったときに 1,2枚たべるだけですからね。
これだけあれば 一年以上はあるでしょう。
保存袋に入れて 冷蔵庫で保管。
赤い透明なジャムは また今度!
うまくできたら紹介しますね。
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今まで通り過ぎていましたが ようさんの記事から興味津々です。
今朝産直にあれば買ってきます。ようさんの前記事から 花梨ジャムの色の美しいこと!
これは作りたいと思いました。なかなかお砂糖が入っていますね。
切って干した果肉がきれいな色ですね。煮る時から種も入れてペクチンを
出すのですね。今朝産直にあれば嬉しいけれど。
ドライフルーツいいですね~~
まだ1個残してあるのでやってみます。
とはいえ、お砂糖が気になります(笑)
1~2枚・・・で済めばいいけど(笑)(笑)
無駄なく使うのがさすがです
リベンジも気になります
でも この赤いジャムは30% ドライ花梨は40%です。
市販のジャムは メーカーにも寄りますが 55%(その数字を商品名に
つかっている会社もありますね)も入っているうえ 増粘剤 保存料なども入れたあったりします。
ジャムなどは お菓子じゃないので いっぺんに食べるものではないしね。
花梨の種は ペクチンを出すのと 赤い色に変化させるのに必要なので
捨てないで全部入れてください。あとで取り出すので たくさん入れて大丈夫です。
花梨からは 果汁が出ないので水を入れます。
一見砂糖が多そうに見えますが かりんのドライフルーツは 渋抜きしても ちょっと渋みもあって
のどの薬という意味もあるので 一度に2,3枚で満足しますし 毎日食べることはない
と思います。(たぶん)
咳止めによく効きます。
最後に 捨てました。
今回は 煮汁がジャムにならなかったのでせめて せっかく20分間煮た実を
ドライフルーツに加工してみました。