Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

追悼 パク・ヨンハ様

2010-07-01 | 映画・ビデオ
韓国の人気俳優パク・ヨンハ自殺の報が。
職場でも話題となった。
「まだ若いのにねぇ・・・」

我が家では配偶者アミダラMがファンではないといいながらも、
友達からライブDVDを借りてきては繰り返し見ていた。
このブログでもちょいちょい記事にした。
サンヒョク
続サンヒョク
ライブでは日本語のポップスも歌うし、英語詞の渋い選曲も。
「冬ソナ」のイメージしかない僕には、ちょっと驚きだった。

そんなパク・ヨンハは昨年日本の昼ドラ「Xmasの奇蹟」にゲスト出演した。
主題歌として使われたバラード「最愛のひと」はいい曲だった。

最愛のひと MV park yong ha


なんだかんだ言っても配偶者アミダラM・・・今日はちょっとふさぎ気味?
今夜、「初めて出逢った日のように」を聴いてる人がどのくらいいるんだろう。
ご冥福をお祈りします。

パク・ヨンハ 自殺前に父親の背中をさすりながら「ごめん…」

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パク・ヨンハ

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映画の中の父親たち

2010-06-20 | 映画・ビデオ
イギリスのDVDレンタル会社が、父の日にちなんでアンケート調査をした。

「映画の中で最もホットなパパ」ダース・ベイダーがベスト3入り!1位はジュード・ロウ

結果は・・
1位・ジュード・ロウ
2位・ウィル・スミス
3位・ダース・ベイダー

映画での役柄が決め手になっているみたいだね。
それにしてもダース・ベイダーが上位に入っているのが面白いね。
このブログでは、僕は自分とその家族をアナキン、アミダラ、ルーク、レイアと称しているだけに、なおさら。

僕が思いつく映画の中で印象に残った父親像・・・

■ダース・ベイダー「スター・ウォーズ」
やっぱりダース・ベイダーは外せないでしょ!。主人公の運命を揺さぶる強力な存在。そして倒し越えるべき存在。映画史上に残る影響力をもつ父親。エピソード4で娘を拷問しようとするのはいまだに納得できないが、「ジェダイの復讐(帰還)」の結末は涙なくしては観られない。


■マーロン・ブランド「ゴッドファーザー」(72)
血のつながりには逆らうことができない。それを強く感じたのはこの映画。
ヴィトー・コルレオーネからは、男として信念を曲げずに強く生きること、友を大事にすること、裏切りは赦してはいけないことを僕らも学んだ気がするのだ。


■ショーン・コネリー「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(89)
血は争えない・・・と思うのもヘンリー・ジョーンズ教授とジュニア父子の関係。同じ女に手を出したりしてね。でもそうした父子だからこそ、危機また危機を絶妙な協力で乗り越える。シリーズの中でも人気が高いのはそれもひとつの要因。


■ジェラール・ジュニョ「幸せはシャンソニア劇場から」(08)
ダメ親父が子供の為に頑張る姿っていろんな映画で観るけれど、ジェラール・ジュニョ演ずるこの映画の主人公には心底泣かされる。


■ジョン・ハート「コレリ大尉のマンドリン」(01)
子供を導くのも父親の役割。兵士との恋に悩む娘ペネロペ・クルスに、”愛と恋との違い”を説く父親ジョン・ハート。あの台詞はきちんと書き留めて、僕もそう言う場になったら使いたい!。


■山崎努「GO」(01)
「GO」の父親は一見頼りなさそう。それだけに、主人公にボクシングを教える場面、拳が届く範囲を超えること、外の世界を知ることを説く姿はとてもかっこよかった。


以上ちょっと思いついただけ。「となりのトトロ」のお父さんや「ビッグ・フィッシュ」のアルバート・フィニー、「リトル・ダンサー」のゲイリー・ルイス・・・映画には素敵なお父さんがいっぱい。あなたの好きな映画の中のお父さんは誰ですか。

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どのくらい映画が好き?

2010-06-05 | 映画・ビデオ
最近、職場が変わったせいで自分について話す場面が当然多くなっている。
「趣味は?」と尋ねられて、「(音楽と)映画です。」と迷わず答えている。
でも、たまにDVD借りてきて観る映画好きもいれば、
映画館通いこそ映画道!と思う映画好きもいる。

僕は明らかに後者だ。
しかし、ここを表現するのってなかなか難しい。
映画ファンサイト運営して10年です。」
と正直にいきなり言うのも
「わっ!ヲタ!」
とひかれてしまうこともあるだろう。

トルーマン・カポーティは、映画が生活に欠かせないものだということを
「映画館に行くのはミサに行くようなものだ」
と表現した。

確かに僕も映画館に行かない時期が続くと、「何でもいいから映画館に行きたい!」と禁断症状が出ることがしばしば。でもその言い方もどうかと思うのね。

そしてたどり着いたのが、
佐々木恭子アナの著書「恋恋シネマ」に出てくるあるフレーズ。
「一食ぬいても映画がみたい」
これはよく伝わるんです。
「三度の飯より・・・」というとなーんか古くさいし、オーバーに聞こえることもある。
でも「一食ぬいても・・・」と言うと、”映画に対して真剣な思いがある人なんだ”
と理解してもらえることが多い。
まぁ、お財布厳しき時期には実際にそうなることもありますけどね(泣)。

そんな僕の強い味方が小倉昭和館
2本立て1000円は本当にありがたい。
あー、そろそろ禁断症状が・・・。
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映画授業のご報告

2010-03-22 | 映画・ビデオ
昨年秋から今年1月まで、3年ぶりに「映画授業」やらせてもらいました!。

メインHPに今回の学生のレポート抜粋や選んだ映画など、
一部始終のご報告をアップしました。
こちら

今回も「ヴァーチャル社会見学」と称して
学生の視野を広げる為にいろんな国の映画を観てもらいました。
運動靴と赤い金魚 [DVD] コイサンマン [DVD]

でも今回はそれだけに終わらず、
映画を通じてこれまでの自分を振り返ってもらおうと思いまして、
人間の残酷さやこれまで自分を支えてくれた人について考えてもらったり。
リトル・ダンサー コレクターズ・エディション [DVD] エレファント・マン 【プレミアム・ベスト・コレクション1800】 [DVD]

映画は2時間で他人の人生を勉強できる機会。
家が厳しくてテレビ見せてもらえない、映画館にも行ったことがないという
女子学生がこの授業を選んできました。
彼女にオレは何を与えられるだろう?と今回はちょっとプレッシャーがありましたね。

今回が多分最後になりますが、
この授業を通じて彼らのハートにいろんなものが残せたのではないかと思っています。

是非、今回のレポートをご覧ください。感想をお待ちしております。
こちらから!

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「街の灯」上映イベント

2010-03-16 | 映画・ビデオ

 3月いっぱいで小倉北区にある九州厚生年金会館が閉館となる。リバーウォークの芸術劇場もあるけれど、市内でも有数の大ホールをもつだけに存続を求める市民の声が高かった。それにここにはパイプオルガンが設けられている。今後は市が買い取り、リニューアルして存続することになった。閉館行事の一つとして、パイプオルガンのコンサートとチャップリンの映画上映会が催され、行ってきました。歴史ある会館を惜しむせいか、すっごい年齢層が高かった。チャップリン映画リアルタイム世代?・・・と思えるくらいに。

 最初に30分はパイプオルガンの演奏。なかなか生で荘厳な迫力ある音を聴ける機会はないし、ロックキーボード弾きたる僕は個人的にオルガンの響きが好き。音色を変えるのにいろんな操作が必要なこと、オルガン自体が電子化されていること、なかなか勉強になりました。

 さて映画の方だが。僕が小学校高学年の頃、チャップリンが亡くなった。クリスマスだったのをよく覚えている。テレビ各局は次々にチャップリン映画をながす追悼番組を組んだ。亡くなってから1年間くらいにかなりの作品が放送され、「モダンタイムス」「キッド」「ニューヨークの王様」「独裁者」「給料日」「犬の生活」など主な映画はほとんどそれで観る機会を得た。また、この頃NHK総合ではチャップリン、キートン、ロイドの短編をよく放送していて、子供心になーんとなく観る機会があったし、ラッキーなことにちょうどその頃大分市のグランドロキシーで「黄金狂時代」と「モダンタイムス」のリバイバル上映も。スクリーンで観る貴重な機会もあったのだ。

 中でも「街の灯」は最も好きなチャップリン映画。何度も繰り返し観たし、ストーリーはちゃんとわかってる。盲目の花売り娘を助けようと、放浪紳士チャーリーが奮闘する物語。目が見えないので、チャーリーは金持ちだと勘違いされている。それ故のギャグも面白いし、嘘をつき通しながらチャーリーは娘を励まし続ける。酔いどれ富豪との軽妙なやりとりも実に面白い。やがて娘が家賃を滞納していることで、立ち退きの危機に。チャーリーは娘の為に金を稼ごうとボクシングの試合に挑む。この場面は何度観ても面白い。強盗の濡れ衣を着せられるが、なんとか娘に金を渡すことができる。何度も観ているけどやっぱり楽しい。

 場内にいる子供たちが80年前の映画を観てキャッキャいいながら笑うのね。それも楽しそうに。CG全盛の昨今だけど、今の子供にもチャップリンの芸は通じるんだな、ととても嬉しくなった。

 さて、出所したチャーリーが花屋で娘と再会するラストシーン。これ観て何度泣いたかわからない。路上に掃き捨てられた花を拾う浮浪者を哀れむ娘。チャーリーはそこから立ち去ろうとするが、娘は追いかけて来てお金を渡す。そして手が触れあった瞬間に、あの自分を救ってくれた紳士だとわかるのだ。何度観てもグッとくる名場面。もう花屋の前に来た時点で僕の涙腺はもうそろそろヤバくなってきた。何度も観ているはずなのに・・・。
「あなたでしたの」
この字幕を目にしたらもう我慢できなかった。
「見えるんだね」
「ええ、見えます」
やっぱりチャップリン映画は素晴らしい。これを銀幕で観られたことに感謝します。

街の灯 コレクターズ・エディション [DVD]街の灯 コレクターズ・エディション [DVD]

朝日新聞社 2004-01-23
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シャネルのCFあれこれ

2010-02-06 | 映画・ビデオ
シャネルのCMの中でもお気に入りをいくつか。
ドラマ仕立てになっていて香りを感じさせる演出がうまいよなぁ・・・と感心してしまう。

まずはオドレイ・トトゥ。



香りに惹かれる男の姿がすっごく上手に描かれている傑作。列車の中で合った男と女。旅の途中で二人が再会するまでをドラマティックに描いている。オドレイ・トトゥが寝ているコンパートメントの扉の外で男が座り込んでる絵がいい。ついつい何度もリピートしてしまう。

ニコール・キッドマン
Chanel No.5 The Film - 3 Minutes Version

ビッグスタアが車に逃げ込んで出会った男。シャネルの巨大看板の後ろで二人は密かに愛し合う・・・。2分間の中に起伏がある見事なCF。監督は「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン。さすがです。



ヴァネッサ・パラディが鳥かごの中でブランコしている有名なCM。猫が物欲しそうに見ている視線がいいね。食べちゃいたいっ!

キャロル・ブーケ
Chanel 5 Commercial with Carole Bouquet

なーんかおフランスらしい色っぽい絵ですよね。キャロル・ブーケは「007/ユア・アイズ・オンリー」で初めて知ったけど、綺麗な女優さんです。

エステラ・ウォーレン
CHANEL, 5 (Estella Warren Advice)

ティム・バートン版「猿の惑星」のエステラ・ウォーレン。「ドリヴン」でみせた水着姿(元シンクロ選手だし)も美しかったけど、このCMもいいよね。

綺麗な女性を眺める幸せ・・・。

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追悼 エリック・ロメール

2010-01-21 | 映画・ビデオ
1月11日にフランスの映画監督エリック・ロメールが亡くなった。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0112/TKY201001120083.html

そういえば、この監督の映画ってあんまり観たことがない。
記憶しているのは2本だけ。

初めて観たのは「緑の光線」。
エリック・ロメール コレクション 緑の光線 [DVD]

陽が沈むときに一瞬見えるという緑色の光。これを愛する人と見たいという願いを持った女性の物語。ヴァカンスを一人で過ごす孤独。ラストシーンだけはよーく覚えています。緑色の光、よくわからなかった(泣)。

もう1本は大分のシネマ5で観た「獅子座」。
獅子座 [DVD]
1959年の作品。「緑の光線」と同様にヴァカンスを一人で過ごすことになった、こちらは男が主人公。金もなく家にも戻れなくて、パリをひたすらさまよい歩く映画。これは淡々と流れる時間の中にユーモアがあって、面白い映画だった。

興味はあったんだけど、なかなか観る機会がなくて。
「海辺のポーリーヌ」あたりから観てみようかな。
お勧めがあったら誰か教えてくらはい。


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最初に観た映画はなぁに?

2010-01-20 | 映画・ビデオ
ネット仲良しの乙さんのブログで「最初に観た映画はなぁに?」という記事が。
面白そうなので僕も思い出してみた。

■最初に劇場で観た映画って何?
「劇場」の定義が僕の場合ちと微妙なのですが、

大スクリーンで観たということならば多分・・・
「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」
ガメラ対宇宙怪獣バイラス [DVD]
大分文化会館で行われた子供向けのイベントか何かで観た記憶がある。

映画館ということになると・・・うっすらとした記憶だけど
初代「仮面ライダー」の劇場版
仮面ライダー VOL.1 [DVD]
大分市の若草公園付近に当時あった映画館で
「東映まんがまつり」を観たような記憶があるけれど・・・間違いかも。

まんがを除いて映画館で観たことをきちんと記憶しているのは
「モスラ」「緯度0作戦」「長嶋茂雄栄光の背番号3」の3本立て。
モスラ [DVD]緯度0大作戦 [DVD]

初めて一人で映画館に行ったのは・・・
「キングコング対ゴジラ」
キングコング対ゴジラ [DVD]
・・・ここまで書いてきて、僕って特撮映画で大きくなったのだと再認識。

■初めて友達と映画館で観た映画は・・・
「サーキットの狼」の実写版
サーキットの狼 [DVD]
スーパーカー見たさに映画館へ。正直なところたいして面白くもなかった。
子門真人の主題歌が忘れられないなぁ。
同時上映の「トラック野郎 度胸一番星」の方が断然面白かった。
トラック野郎 度胸一番星 [DVD]
片平なぎさの水着姿にクラクラしました(汗)。

その後くらいだったか。母親と映画館に行ったことがある。
チャップリンのリバイバル 「黄金狂時代」と「モダンタイムス」の2本立て。
黄金狂時代 コレクターズ・エディション [DVD]

そしてこの後が「スターウォーズ」かな。
スター・ウォーズ 新たなる希望(エピソードIV) (リミテッド・エディション2枚組) [DVD]
ここからが僕の映画ファン歴のルーツ・・・結局特撮じゃん(汗)。

■女の子と初めて二人で観た映画は・・・
「フランス軍中尉の女」
フランス軍中尉の女 [MGMライオン・キャンペーン] [DVD]
メリル・ストリープ主演作だから観たかった(おマセ)。
一人で行くつもりだったのに、女の子と二人で観ることに・・・。
「tak君って難しい映画観るのね。でも意外と面白かったわ。」

そしてその娘とは「ビッグ・ウェンズデー」のリバイバルや「E.T.」を一緒に観たっけ。

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2000年代を振り返る

2010-01-09 | 映画・ビデオ
 さて、今年最初のシリーズ「10選」は、
「takに影響を与えちゃった2000年代重要映画10選」
毎年「tak's Movie Awards」を選出しています。が、個人的な思い入れよりは、映画としての仕上がりを重視してしまいがち。それで今回は、クリエイティブ・マインドを刺激されたとか、この女優さんに恋してしましましたとか、変にハマりましたとか・・・。自分にとっての影響度の高かったものを選びました。

雑誌「映画秘宝」でもゼロ年代ベストテンが特集されておりました。
映画秘宝 2010年 02月号 [雑誌]表紙の「キル・ビル」しょこたん素敵です。

■「裸足の1500マイル」(2002年)
■「グッバイ、レーニン!」(2003年)
僕は2002年から「映画授業」なるものをやらせてもらいました。「ヴァーチャル社会見学」の目的で、映画を通じて世の中の現実や社会問題に目を向けてもらおう!という授業。その数年間(+今年やってます)この試みをやるにあたって原動力となった映画。オーストラリアの「白豪主義政策」を描いた「裸足の~」は、”我々は現代史を学ばねばいけない”と強く思わせてくれました。「グッバイ~」は政治と関係なしに人間は強く生きていることに感動しました。
裸足の1500マイル [DVD]グッバイ、レーニン! [DVD]

■「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」(2005年)
中学3年で映画の魅力にどっぷりとハマって映画ファン歴30年目となりますが、そこまでバカになったのは小学生の時に観た「スターウォーズ」がすべての原因。ここに込められた様々な映画のオマージュを知り尽くしたい!と思った少年の心が今でも燻っているのです。となればシリーズ完結となるこの映画は、涙なくしては観られなかった。「俺はこれを観るために今まで映画を見続けてきたんだよな」と映画館の暗闇で放心状態に。そしてこんな行動までとっちゃったし(恥)。
スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]

■「アメリ」(2001年)
「女優で映画観る人だもんね」と不純な映画ファンであるかのように言われる私ですが、ゼロ年代で最も恋してしまった女優さん・・・。ニコールもスカーレットもペネロペも・・・と節操がありませんが(汗)、スクリーンに向かったのがマジで恋する5秒前になったのはオドレイ・トトゥ。ジュネ監督の映画自体は「デリカテッセン」以来大好きですが、「アメリ」には参りました。DVDすぐに買いました。
アメリ [Blu-ray]

■「キル・ビル」(2003年)
ルーツを知り尽くしたい!という欲望に再び火をつけた映画と言えば、何をさておいてもこれ。映画バカの鑑タランティーノの映画愛が炸裂するバイオレンスムービー。暴力映画が大嫌いな癖にそこに込められた映画愛が勝って、「キル・ビル」だけは愛さずにいられない。結局、自分の本家HPでここまでやっちゃったもんね(汗)。「ヨーロッパ映画好きのくせに、どうしてタランティーノが好きなんですか!?」とよく言われるのです。
キル・ビル Vol.1 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第2弾) [DVD]

■「ラブソングができるまで」(2006年)
■「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(2007年)
「恋愛映画にドキドキすることが・・・まだできるんだ、オレ!」と自分を振り返ることができたのは、この映画たちのお陰。「花様年華」や「エターナル・サンシャイン」(大傑作)でもそれは思ったけれど、映画館を出た後まで余韻が冷めなかったのはこの2本。「ラブソングができるまで」は僕にとっては恋愛映画の理想型。そう思えたのは「恋人たちの予感」以来かも。
ラブソングができるまで 特別版 [DVD]
そして「マイ・ブルーベリー・ナイツ」はリピーターとなり、さらにサントラを毎日のように聴き続けて追体験。映画史に残るキスシーン・・・くーっ!思い出しても身悶えしそう(バカ)。こういう映画が「いい!」と言える自分、まだまだイケてます(恥)。
マイ・ブルーベリー・ナイツ [DVD]

■「あの頃ペニーレインと」(2000年)
■「パイレーツ・ロック」(2009年)
ゼロ年代に気に入った映画たちは、ロック映画が多い。「スクール・オブ・ロック」「アイデン&ティティ」「ONCE ダブリンの街角で」「リトル・ダンサー」「バニラ・スカイ」・・・。音楽なしには生きていけない!とマジで思うことがとても多い10年間だった気がする。ケイト・ハドソン演ずるペニーレインは、僕に音楽への思いを再びアツくさせてくれたバックステージの女神。音楽ってのは演奏する側だけのものじゃない。そこに関わるいろんな人々が、ロックンロールを支えている。それはラジオの前のリスナーだったり、マイクに向かうDJだったり、バレエを禁じられても体が動いちゃう炭坑町の少年だったり、彼女に音楽的な啓示を受ける冴えないロック歌手だったり。
あの頃ペニー・レインと 特別編集版 [Blu-ray]

■「機動戦士Zガンダム 星を継ぐもの」(2005年)
僕は一人で映画館に行くのが普通だった。しかしこの映画を職場の仲間と行ったことから「映画鑑賞部」に発展。現在も仲間と映画館に行って、感動を共有するという素敵なことが続けられている。仲間に感謝。ゼロ年代はアニメも夢中になってあれこれ観たなぁ。
ガンダム30thアニバーサリーコレクション 機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-<2010年07月23日までの期間限定生産> [DVD]

・・・という訳で、年間ベストとは異なる影響度から10本選んでみました。これを観なかったら行動が変わったというものばかり。10年代も素敵な映画に出会いたいものです。
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追悼 パトリック・スウェイジ

2009-09-20 | 映画・ビデオ
「ゴースト ニューヨークの幻」のパトリック・スウェイジが亡くなった。
あれを代表作として語られがちの彼。
「アウトサイダー」のお兄ちゃん役あたりも印象に残っている役柄だ。

「ダーティダンシング」では挿入歌も歌ってたよね。
けっこういい曲でした。
Dirty Dancing "She's Like The Wind" by Patrick Swayze (1987)


「ゴースト」はもちろんいい映画だったけど、
パトリック・スウェイジ主演作では「ハートブルー」が実はお気に入り。

薄汚い風貌だけどとっても魅力的な悪役でありました。

ご冥福をお祈りします。

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