Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

くまの子ウーフ

2006-12-07 | うちの子に御用?
先日の日曜日。うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)と散髪に行った。子供の調髪は早いので、僕の方が当然遅くなってしまう。散髪屋さんには子供向けの本は置いていないので、ルークは待っている間に読む本を近頃は持参するようになった。その日に持参したのは、教科書にも登場するお話「くまの子ウーフ」。


幼いくまの子ウーフが、両親や友達と接していくなかで様々なことを学んでいく成長物語。教科書でもお馴染みで、先日も学校の授業で「さかなにはなぜしたがない?」というエピソードを習ったばかり。友達とその後、「僕はくまの子ウーフになりたいな」と、なんともきゃわゆいことを言っていたらしい。「ウーフはおしっこでできているか?」ってエピソードが有名だよね。
ニワトリは卵を産むから、ニワトリの体は卵でできている?
とウーフが言うと、友達のキツネ(ツネタ君だっけ?)が
ウーフはおしっこをするからおしっこでできているんだ!
と言う。ウーフは悩んじゃうのね。”僕はおしっこでできているのかっ!?”ってね。で、彼は、”僕は僕だ。僕はウーフでできているんだ。”という結論にたどり着く。自分らしさ、自分の存在を再確認するこのお話。子供の頃よく抱く疑問だけに、いい話だ。

ルークは今日図書館で「ウーフ」シリーズの絵本を借りてきた。「ウーフはあかちゃんみつけたよ」がそれだ。


ウーフはおとうさんと川に散歩に行った。川はどこから流れてくるの?と思ったウーフ。上流に行くと”川のあかちゃん”を見ることができると聞いて、ウーフは一人で源流を探しに行く。一人で行かせるのかっ?山奥の源流だぞ?とは思うが、ウーフは一人で出かける。ところが滝の上に行こうと山を登る途中、ウーフはあかちゃんのおもちゃを拾う。しかしその後で気を失ってしまう。目を覚ますとくまのおばあちゃんの家にいた。おばあちゃんはウーフの親戚だった。そしていろいろ話を聞いていくうちに、拾ったおもちゃがかつて父親があかちゃんだったときに使ったものだと知る。川のルーツを探しに行って、父親のルーツ(それはひいては自分のルーツでもある)を知るお話。源流を見つけたウーフは、下流から自分を迎えに来た父親の姿をみる。そんなラスト。父と子のつながり。うーん。これこそ父親が子供と読むための本でしょう。

コメント (3)
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