Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

ルークの怪獣図鑑(16)

2006-12-18 | うちの子に御用?
うちのルーク・スカイウォーカー(7歳児)の絵で綴るウルトラ怪獣図鑑第16回。今回は脳波怪獣ギャンゴ。腹の色づかいがカラフルなんでル-クもそこは意識していますね。特に耳がデフォルメされています。あのグルグル回っているのがよっぽど印象的だったのでしょう。

登場したのは第11話「宇宙から来た暴れん坊」。
身長2.2~50メートル 体重60~6万トン
宇宙から降ってきた石が正体なのだが、人間の思いがテレパシーのように伝わるとその形に姿を変える。まさに生きている石。子供たちによってレーシングカーやピアノに変えられるだけでなく、取材に来た記者の思いから花嫁にも姿を変える。このエピソードはかなりコメディタッチ。石を奪った男が数々のいたずらをするところはテンポもよく楽しい。ところがギャンゴを巨大化させた男は自分がいるホテルまで破壊させてしまい、失神。気がついた後、ギャンゴを忘れれば怪獣は消える。そのせいかウルトラマンも、くすぐったり小突いたりとどこか本気じゃない。かわいげのある怪獣でしたね。

僕が小学校低学年の頃、父親と本屋に行ったとき。「マンガ買うちゃる(大分弁)」と言われ、ねだったのが一峰大二(かずみねだいじ)が描いたマンガ「ウルトラマン」だった。テレビのエピソードとはかなり異なる悲壮感漂うストーリーもあって、なかなか面白いものだった。最近文庫化されたので入手した。
ウルトラマンウルトラマン
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これに出てくるギャンゴのエピソードが実に説得力がある。テレビのお話では正直、まっあの程度の悪人に持ち去られたからよかったね・・・で済まされそうなお話。だが、マンガでは石はなんと脱獄囚の手に渡る。塀に追い詰められたら梯子になり銃になり、しまいにはウルトラマンまで倒そうとする。ギャンゴがウルトラマンに頭突きを食らって、脱獄囚も同じ痛みを感じてのたうち回るラストがよかった。機会があれば本屋さんで探してください。

それにしてもあの石はどこから来たのだろう。その答えはロシアのSF小説にある、と僕は思う。
そう。その惑星の名は・・・「ソラリス」。

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コメント (2)
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