地震ではない。自民党だ。そして、国会議員みんなだ。
来年度予算案が衆院を通過する前から、予震?はあったが、ここに来て、本震になってしまった。
政治の世界は「一寸先は闇」とよく言われるが、まぁ、自民党のセンセイ方ははどうも自己顕示欲のお強い方が多いようで、我先に、我先にと麻生さんの批判を始めている。
菅元総務相が「みっともないと思う」と発言。尤もだと思う。
自民党内にも組織があり、内閣だって組織があるはずだ。だのに、個人個人が好き勝手なことを(自分の立場での意見)を言いたい放題だ。
去年の秋に発足した麻生内閣の船長さんは、暴風なのに出航しなければならないという大変な時期の船長さんになったのだが、漢字の読み違いがあったり、いろいろ国民を驚かせることの続発で、支持率低下は免れなかった。それにしても、中川財務・金融相の失態や辞職で、ダウン寸前になったもののアメリカのオバマ大統領に世界で1番先に会ったけれど支持率は低迷し続けてしまっている。
でも、これは自民党だけではなく、衆院議員のほとんどが総選挙がちらついていて『浮き足立って』しまっているようだ。
だから、本来の仕事に力が入っていない。
それにしても、党利党略だけで、解散・総選挙に持ち込んでもいいのだろうか。野党は景気対策の対案を出さないで、すぐ、二言目には選挙、選挙と叫ぶ。だから国民からは政治不信になってしまう。
いま、私たちが求めているのは、1日も早い景気の回復だ。
政治は政治、経済は経済、社会は社会という時代ではない。全てが連動して動いているわけで、政治家がぐらぐらしていては、世の中が停滞してしまう。
政治家がレームダック(死に体)とならないために、解散までは、目を光らせていなければいけない。