学年末になった。あちこちの学校などでは遠足のシーズンだ。
子供たちの元気な声が道路から聞こえてくる。
その昔、小学校の頃、何キロぐらい歩いたか?、
いま考えると結構な距離を歩かされていたような気がする。
その頃は、交通機関が現在のように発達してなく、歩くかバス。バスに乗ったのは小学6年生の時の社会見学で県庁所在地まで行った「お別れ遠足」だった。
道路は現在のように舗装されてなく、それは国道と言うのは名ばかりで「酷道」。
でこぼこ道をバスが走る。だから、バス酔いする人も多く、大変だった。
遠足というと、母におむすびの弁当を作ってもらい、リュックサックにおやつのお菓子を入れ、前の晩に枕元に置いて眠るが、興奮してなかなか眠れなかった。おやつは値段が決まっていて、その範囲内で持って行くのだが、目的地に着いて検査があったりしたことをふと思い出した。戦後の復興期だったから、現在のように豊富なおかずやおやつはなかった。
その点、今の子どもたちはどうなんだろう。ひょっとして、全てコンビニ弁当で済ませられる。おやつのお菓子だって、コンビニで買うことも出来る。
いま、思いついたのだが、社会見学を兼ねて、スーパーマーケットやコンビニの見学も遠足のスケジュールに組み込んで行ってみてはどうだろうか?ただ目的地まで歩くのではなく・・・・・
これも、小学生のときクラス担任がよく言っていた言葉、『遠足』は遠い足と書くでしょ、だから遠くまで歩いていかなければ・・・・年齢が増えるに従って歩く距離が短くなってきた。
子どもの足より大人の足の方が長いはずなのに。。。。。
明日もお天気は良さそうだ。小学生たちの賑やかな声が聞こえてきそうだ。