確か、高校生のときだった。日食があるというので、学校でセルロイド製の下敷きを太陽に向け、太陽が欠けていくのを校庭からクラブのメンバーと一緒に見たことがある。
きょうは、会社の人たちと部分日食を見た。(観測とは違う・・・)
テレビがインドや中国の皆既日食を伝えている中で、午前11時前、およそ90パーセントまで太陽が隠れていくのを見ていた。
46年ぶりの皆既日食は、悪石島で6分あまりそれが見えるというので、天文ファンがその島に集結したが、肝心の皆既日食の時間帯には雨が降り折角南の島を訪れた方々には残念な結果になっただろう。
今夜のNEWSはどのチャンネルもこの話題を中継を交えながら放送していた。
NEWSではなかったが、NHKが船上からの中継をまじえ、いろいろな角度から黒い太陽やダイアモンドリングをゆっくり場所を変えながら何回も見せてくれた。
私より少し年配の男性が興奮気味に「興奮した。感動ものです・・・」と話していたが、この皆既日食を見て太陽の偉大さ、大切さを感じた。
太陽は朝出て、夕方沈むが、昼間に太陽の明かりがなくなったらどんなに困るのか、皆既日食で真っ暗になってしまったとき、改めて太陽のありがたさを痛感した。
太陽系の地球という星に住んでいる我々としては、地球の環境を保っていくことも大切だ。