宮里藍ちゃんがプレーオフで初優勝が決まった瞬間、キャップのひさしに手を当て涙を流した。
念願のアメリカ女子ゴルフツアー(フランスマスターズエビアンGC)で見事、メジャー初優勝。
初優勝が決まった瞬間の映像はテレビのニュースで何回も何回も見た。こんな瞬間は何度見ても嬉しい。
彼女のショット全てを見たわけではないが、ドライバーにせよ、アイアンにせよ、基本に忠実にコツコツとショットしていく姿がそこにはあった。
極度のスランプから引退も考えたというだけあって、嬉しさがこみ上げてきたのだろうプレイオフ最後のパットが決まったときは、涙を見せていたがこれまで見た藍ちゃんの最高の笑顔だった。
また、インタビューに答えた話の内容がさわやかだった。「決して遠回りではなかった」と話す藍ちゃんの笑顔は弾ける美しいものだった。
自分自身を信じてコツコツとやってきた。4年目にして掴んだ栄冠に、心から「オメデトウ」の言葉をささげたい。